新生『チャイルド・プレイ』は暴走するAI版チャッキー!?
“ナイフを手に、人形が襲いかかってくる!”という斬新な設定で、一躍有名になったキャラクター、チャッキー。1988年の第1作『チャイルド・プレイ』が大きな話題を呼び、なんと全7作も作られた。だが、今回すべてをリセット。NEWチャッキーとして復活を果たす。リブート版は“怖くて、笑える”というホラーの魅力を最大限に引き出した快作に仕上がっていた!
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『チャイルド・プレイ』
ムネアツなポイントは?
“殺しまで自習しちゃうAI版チャッキーに思わずニヤリ!”
オリジナル版では、殺人鬼の魂が人形に乗り移る非現実的な物語だったが、今回はAI(人工知能)が搭載された人形というリアルな設定に。持ち主が人形をプログラミングし、ネットワークでアクセス。さらにスマホやPCで操作可能と、現代的なアイデアが盛りこまれている。こう聞くと、何やらSF映画のようにも思えるが、演出面では従来のホラー映画らしさを強調。暴れ出すチャッキーも、アニマトロニクス(動物の動きを模したロボットを使って撮影する方法)で撮影し、アナログ的な雰囲気を際立たせている。
某名作ホラー映画をテレビで観て殺害方法を学習したり、ムカつく奴に対して容赦ない仕打ちを与えるなど、チャッキーの行動は、ある意味で痛快! そのため衝撃&残虐シーンでも、怖さだけでなく笑いもありで楽しめる面白さがある。主人公アンディと友人たちの結束などドラマチックな要素も用意され、実は感動ポイントも補完。90分の上映時間がアッという間に思えるほど濃密なのだ。これなら、怖がりの彼女とも楽しめる!?
『チャイルド・プレイ』
監督/ラース・クレヴバーグ 出演/オーブリー・プラザ、ガブリエル・ベイトマン、ブライアン・タイリー・ヘンリー、マーク・ハミル 配給/東和ピクチャーズ
2019年/アメリカ/上映時間90分
7月19日(金)より、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
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