『クレイフェイス』顔が変貌する衝撃シーンに驚愕する!
- SERIES:
- 今週末は、この映画に胸アツ!
- TAGS:
- 今週末は、この映画に胸アツ! Culture Cinema

今年は『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の大ヒットや、年末の『アベンジャーズ』新作への期待など、久々にヒーロー映画が盛り上がりを見せているが、こうした人気シリーズは別として、もっと新たなキャラクターの作品に驚きと興奮を味わいたい……。そんな欲求が溜まっている人に、ぜひオススメしたいのが、この『クレイフェイス』だ。
スパイダーマンやバットマンでおなじみのDCコミックのヴィラン(悪役)キャラであるクレイフェイス。長年、バットマンを苦しめてきた彼の、これは誕生を描く物語。舞台はゴッサムシティだが、2019年、大きな話題を呼んだ『ジョーカー』と同様に、宿敵のバットマンなどは登場せず、シンプルに主人公の運命と向き合う作りなので誰でも入り込みやすい。貧しい地区で育ちながら、映画界の次世代スターへと登りつめたマット・ヘーゲン。しかし、あるトラブルで顔に傷を負い、重要な作品でのチャンスも消える。そんなマットが頼ったのが、最先端ナノテクノロジー研究。まだ実験段階の治療に“被験者”として志願したマットは、奇跡的に元のイケメンの素顔を取り戻すことに成功する。しかし当然、危険な治療にはリスクと代償が伴っており、その衝撃は想像をはるかに超えるレベルだった!
クレイフェイス=粘土の顔、という意味からわかるように、治療の副作用はマットの外見を凄まじい姿に変貌させる。何度か息が止まるほどのスリルが襲ってくるが、中でも揺れる飛行機内のシーンは、トラウマになりそうなほどの演出で展開。一方で本作のもうひとつのポイントは、ハリウッドの内幕が描かれる点。架空のゴッサムシティとはいえ、アカデミー賞も存在するし、マットが同賞にノミネートされるなど映画ファンのテンションが上がる要素も満載。その意味で、変容するボディ+スターの上昇志向は、デミ・ムーアの『サブスタンス』を思い出させる。どんな手段を使っても顔を変えたい欲求は、いま話題のネットフリックスのドラマ『ダウンタイム』と重なる部分があるし、最先端技術の危うさはAIを連想させたりと、この『クレイフェイス』、いろいろとタイムリーな一作でもあるのだ。
『クレイフェイス』10月30日公開
製作/ジェームズ・ガン 監督/ジェームズ・ワトキンス 脚本/マイク・フラナガン、ホセイン・アミニ 出演/トム・リス・ハリス、ナオミ・アッキー、デヴィッド・デンシック、マックス・ミンゲラ 配給/東和ピクチャーズ、東宝
2026年/アメリカ/上映時間108分
© DC Studios. All Rights Reserved.









































































