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CULTURE カルチャー

2025.10.20


閑静な世田谷の街で、“珠玉の前菜”からはじまるコースを満喫!

神保佳永さんがオーナーシェフを務める〈ジンボ ミナミ アオヤマ(JINBO MINAMI AOYAMA)〉は、日本全国の食材と文化を取り入れた独自のセンスが光る人気のリストランテ。その姉妹店として〈ピエネッツァ 深沢(Pienezza FUKASAWA)〉が2025年9月25日にオープンし、さっそく話題となっている!

〈ピエネッツァ 深沢〉は、高級でちょっとハードルが高く感じられる〈ジンボ ミナミ アオヤマ〉とは異なり、カウンターオープンキッチンを中心に据えた、肩肘張らないイタリアン。

左:シェフの長谷川泰さん 右:オーナーシェフの神保佳永さん
シェフの重責を担うのは奈良県出身の長谷川泰さん。名店の〈リストランテ濱崎〉で11年研鑽を積んだ後、〈ジンボ ミナミ アオヤマ〉のオープニングスタッフとなり、神保さんの右腕としてキッチンを支えてきた。〈ピエネッツァ 深沢〉では地産地消を標榜し、シンプルながらも大胆な料理を紡ぎ出す。

長谷川さんが用意しているのは、ランチ、ディナーともにおまかせコース(ランチ 6600円、ディナー 8800円)のみ。アミューズ、アンティパスト・ミスト、パスタ(ランチ1品、ディナー2品)、魚料理か肉料理、ドルチェという大満足の構成になっている。メニューの中でも定番になっているのが、佐賀県の名窯〈カマチ陶舗〉の有田焼を用いた“アンティパスト・ミスト”。

“アンティパスト・ミスト”
ショープレートになろうかという33㎝の立派な磁器の上で、8種類もの珠玉の前菜が味わえる。最初に冷たい冷菜が乗せられ、それを食べていると、出来上がったばかりの温菜を乗せてくれるのが嬉しい。

カボチャのスープはアマレットのリキュールによって、よりまろやかな味わいに。ブルスケッタは、全粒粉のバゲットの上にストラッチャテッラとイチジクが乗せられ、イチジクの甘味を享受できる。世田谷産の野菜は、シンプルに白ワインビネガーとオリーブオイルで味つけし、添えられた生ハムでちょうどいい塩梅。筒状のピアディーナの中には、奈良の柿のジャム、ペコリーノチーズ、ルッコラが包まれており、心地よい甘酸っぱさが広がる。神奈川県産のおご鯛はライムでさっぱりと仕上げた。


温菜
ここからは温菜で、茄子はたっぷりのモッツァレラチーズと合わせて香ばしいグラタン仕立てに。豚ミンチ肉のソーセージは串焼きにして、ハーブの佳香が素晴らしい。魚介類を包んだアランチーニ=ライスコロッケは、衣がサクサクッとしている。


パスタ
パスタは宮城県のサンマを用いたスパゲッティ。サンマはパスタに和えられていたり、上に乗せられたりして、存在感が抜群。食欲をそそるアーリオオーリオに、アンチョビの塩味とカラスミの旨味、フェンネルの颯爽とした風味が重なる。松の実とカリッとした食感も印象的で、隠し味に加えた奈良県の“古代ひしお”が食味を底上げする。


肉料理
メインディッシュでチョイスしたのは肉料理。豚肉のローストはじっくりと火入れして美しいロゼ色に仕上げ、ジューシーな佳味とシルキーなテクスチャーに。ガルニチュールは世田谷野菜のミニピーマンとキタアカリのローストで、世田谷の青みかんと奈良漬けでつくられたコンディメントは長谷川さんならではのアクセント。


ドルチェ
ドルチェのプリンは、しっとりとしていて優美な甘味。上に乗せられたメレンゲには、焼きごてが押し付けられ、香ばしい“焼きメレンゲ”に仕上げられる。

長谷川さんの料理には、ワインペアリング(5500円〜/4杯)かノンアルコールペアリング(4400円〜)を合わせてみたい。

左:“カーザ・デフラ プロセッコ ブリュット” 中:“カサル・ファルネート フォンテヴェッキア ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ クラシコ スペリオーレ 2023” 右:“マラミエーロ モンテプルチアーノ ダブルッツォ 2022”

“カーザ・デフラ プロセッコ ブリュット”は、スムースな泡立ちのイタリアのプロセッコ。きれいな酸味とミネラル感があり、エレガントな味わいなので、前菜にぴったり。フレッシュな白ワインが、“カサル・ファルネート フォンテヴェッキア ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ クラシコ スペリオーレ 2023”。ライムを思わせるアロマと爽やかなコクが、前菜や魚介類に寄り添う。肉料理とマリアージュするのが、“マラミエーロ モンテプルチアーノ ダブルッツォ 2022”。軽快な酸味と濃厚な果実味のバランスがよく、豚肉の美味を引き出してくれる。

臨場感あふれるカウンター13席のほかに、ゆったりとしたテーブル席8席も設けられているから、様々なシーンで利用できるのがいい。

駅からはちょっと離れているものの、駒沢公園の近くの閑静な場所にあるので、落ち着いた雰囲気をまとう。長谷川さんの料理とガラス張りで居心地のよい空間で、“ピエネッツァ”=“至福”の時間を堪能して! 

  

 

 
Information

●ピエネッツァ 深沢(Pienezza FUKASAWA)
住所:東京都世田谷区深沢4-33-13 深沢グランブロス5F
営業時間:ランチ 土・日曜 12:00~15:00(LO14:00)、ディナー 火~土曜 18:00~23:00(LO22:00)
定休日:月曜
TEL:03-6805-9952
URL:https://pienezza.jp/
※サービス料別

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文=東龍 text:Toryu
1976年台湾生まれ。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。ファインダイニングやホテルグルメを中心に、料理とスイーツ、お酒をこよなく愛する。炎上事件から美食やトレンド、食のあり方から飲食店の課題まで、独自の切り口でわかりやすい記事を執筆。審査員や講演、プロデュースやコンサルタントも多数。
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