【Spotifyで聴ける】春の訪れを感じる曲
朝起きたときに春の訪れを感じる。春の爽やかな風、春の香り……。そんなシチュエーションで聴きたい曲。この曲を聴くと思い出すシーンがある。
※『Safari編集部』のプレイリストをチェックする!
オースティン・バトラーの彼女で、モデルのカイア・ガーバー。母親はシンディ・クロフォード。抜群のスタイルで高級スーパー〈エレウォン〉でお買い物。ターコイズブルーのニットにデニムを合わせた春を感じさせる爽やかなコーデ
1曲めは「オール・ユア・ラブfeat.トロ・イ・モア」。テキサス出身のプロデューサートリオ、ウェイブダッシュとフランス出身のDJ/プロデューサーのマデオン。そこに"チル・ウェイブ"の先駆者的存在のトロ・イ・モアがフィーチャリング。意外な組み合わせなんですが、ポップで春の爽やかさを呼び込んでくれるような曲といえるんじゃないかな。
次の「アイ・ゴット・ユー」もとても春らしい曲。そして「花」。春といえば、“桜”なんだけど、直球すぎるのも嫌だなと。なので、あえて「花」(笑)。
「グッド・ガール」はシンシアが今年のバレンタインデイにリリースした新曲。シンシアは個人的にも注目しているアーティスト。コンスタントに曲を発表していて“偉いな”って思うし、そのすべてが上質なんですよね。「サタデイ」はエレクトロダンス系の楽曲。どうしても女性アーティストが多くなってしまいますね(笑)。
「ナチュラルセンス」は、ビリーロムという新しいバンドの楽曲。パンデミック期に楽器をはじめて手にしたメンバーも多いというから、驚きですが、完成度の高い楽曲を作る期待のアーティストです。音楽制作って、いいものを聴いて、それを噛み砕いて、吸収して、どんどん成長していくものでもあると思うんです。そういう意味で、短いスパンで“ポップス”を熟知しているなと。若い感性の素晴らしさに感心させられます。
次は「ゴー!!」。明るい新生活のスタートをきる。そんなイメージが重なります。ここまでは、春風を感じさせるような"乙女"な選曲。なので、ここで少し元気を注入する「ブリ・ブリ」。その流れで「ライツ・アウト」。懐かしさもありながら、新鮮なサウンドです。
そして、最後は春を感じる曲の中でも“渋い”部分を持ってきたいなと思ったので「ランニング」かな。
人気パンクバンド、ブリンク182のドラマー、トラヴィス・バーカー。1964年製〈シボレー・インパラ〉のコンバーチブルに乗りながら聴くのはどんな音楽?
女優のジェイミー・チャンが乗るのは真っ赤な〈フォード〉のブロンコ
選曲したのは!
[クリス・ペプラー]
Chris Peppler
J-WAVE「TOKIOHOT100」の人気ナビゲーター。「春の訪れは、肌で感じます。春の風、春の光。春といって思い出すシーンは、GWに六本木ヒルズアリーナでジョン・レジェンドの「オーディナリー・ピープル」をピアノの弾き語りで聴いたこと。魔法にかかったような体験でした」
[ノラ・ジョーンズ]
1979年3月30日、ニューヨーク生まれのジャズシンガー、ピアニスト。2002年のデビューアルバム『カム・アウェイ・ウィズ・ミー(邦題:ノラ・ジョーンズ)』でグラミー賞の主要3部門含む8部門でノミネートされ、すべてで受賞を果たした。
「ランニング」収録シングル
『ヴィジョンズ』
2024年3月8日に発売されたばかりの最新アルバム。「私がアルバムを『ヴィジョンズ』と名づけたのは、多くのアイデアが真夜中か寝る直前の瞬間に思いついたからで、「ランニング」は半分眠っているのに、ちょっと目が覚めたような気分になる曲のひとつだった」
雑誌『Safari』5月号 P209掲載
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