ネットフリックス『ハート・オブ・ストーン』はガル・ガドットの本格アクションに驚く!
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アクション映画の成否は、主演スターが左右することも多い。今夏も『ミッション:インポッシブル』最新作を大ヒットさせているトム・クルーズのように長年、その役割を果たすスターに対し、ここ数年、アクション映画の頂点を極めようとする俳優がいるが、なかでもこの人はトップクラスの地位にいる。ガル・ガドットだ。ワンダーウーマン役でその魅力&パワーを炸裂させたガドットの最新作が、この『ハート・オブ・ストーン』。彼女が演じるのは、『007』シリーズでもおなじみの英国諜報機関“MI6”の新メンバー、レイチェル・ストーン。ベテランのエージェントを後方支援する役割で、イタリアのアルプスでの任務に加わるが、ターゲット確保のための激しい闘いに巻き込まれてしまう。
しかしレイチェルには、MI6の仲間にも言えない別の顔があった。秘密組織“チャーター”に所属する、いわゆる二重スパイなのだ。MI6では新米でも、じつは実力十分。いやむしろ、諜報員として無敵と言っていいレイチェル。ポルトガルのリスボン、アフリカのセネガル、さらにアイスランドへと移る彼女のミッションは、『007』や『ミッション:インポッシブル』シリーズに引けを取らないスペクタクルとともに展開。そこに斬新な設定がプラスされている。
その設定とは“チャーター”が持つ高度なシステムだ。元諜報員の精鋭を集めたこの国際的組織の目的は、世界の平和を保つこと。そこで使われる“ハート”という巨大コンピュータは、あらゆる機関の数兆ものデータにアクセスし、自在にコントロール可能。未来も予測できるので、現場の諜報員に最善の策を指示できたりする。まさにAIの超進化型というイメージ。このハートの使われ方は、映画のビジュアルとしてもテンションを上げる。
一方で、アクション映画には不可欠な生身のスタントも見応え満点。冒頭のアルプスのシーンから、パラシュートにロープウェイ、バイクやクルマが駆使され、たたみ込む勢いに圧倒される。ウイングスーツでの飛行など、ガル・ガドットの数々のダイナミックな挑戦は、思わずトム・クルーズと比較したくなるほど!
『ハート・オブ・ストーン』ネットフリックスで配信中
製作総指揮・監督/トム・ハーパー 製作・出演/ガル・ガドット 脚本/グレッグ・ルッカ、アリソン・シュローダー 出演/ジェイミー・ドーナン、ソフィー・オコネドー、マティアス・シュバイクホファー
2023年/アメリカ/視聴時間125分
『ミッション:インポッシブル』の特集記事を読む
https://note.com/safarionline/n/n962cd0924cfe
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