今が旬! これぞLAセレブ流の
ナイロンJK着こなし!
軽快なスポーツミックスが人気の昨今。セレブたちの普段着も、かなりスポーティな方向にシフトしてきている。そんな中、とくに愛用者の多いアイテムのひとつが、シャカシャカ系ナイロン素材のジャケット。ビビッドカラーあり、モノトーンありと、色やデザインは様々。でも、みんなすっきり都会的に着こなしているのは共通している。
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そもそもシャカシャカ系のナイロンジャケットって、羽織るだけのお手軽さゆえに、どうしても手抜きファッションに見えがち。下手にスウェットパンツあたりを合わせてしまうと、本当にジョギング中の人みたいになってしまう。だからセレブたちは、あくまで大人っぽい街コーデをベースにしつつ、そこへ上手にナイロンジャケットを取り入れている。今回はそのあたりの着こなしテクについて、じっくり見ていこう。
01 個性派カラーを黒でシャープに!
Nick Jonas [ニック・ジョナス]
カラーパネルとライン使いが個性的なナイロンジャケットを着ているのは、シンガーのニック。どこか’80s風のデザインで、彼が最近のトレンドをしっかり押さえているのがわかる。で、味青デニムあたりで普通にコーデせず、黒のスキニーボトムを合わせているのがニック流。インのTシャツや足元も黒でまとめて、ぐっと引き締まった印象を演出している。派手カラーのジャケットを主役にした、見事な都会派コーデといえそう。
02 白を力強く見せるジップ閉めテク!
Justin Timberlake [ジャスティン・ティンバーレイク]
コチラのジャスティンは、ニックとは正反対の白ナイロンジャケット。ラインもロゴも入っていないシンプルな1着を、首元までジップを閉めて着こなしている。ナイロンジャケットは基本的にスタンドカラーの作り。だからジップを閉めることで首元にボリュームが出て、キリッとした力強さが生まれるというワケ。白でもフワッとしないのは、そんな演出もあるからこそ。そこへ細身のチノパンツを合わせて、あくまでアメカジっぽく見せているのもうまい。
03 ワントーンも絶妙な色違いでバランスよく!
Ryan Reynolds [ライアン・レイノルズ]
さすが都会派スタイルの名手! といいたくなるライアンのナイロンジャケット姿がコレ。黒とグレーのトーンをベースに、首元と足元にわずかに白を差した色使いが洗練されている。黒づくめのモードっぽいノリを避けて、トーンの違うグレーをうまく配したのが大正解だ。スポーティさとスタイリッシュさのバランスもしっかり取れていて、若々しく颯爽とした印象。彼もジャスティンと同じく、ジップを首元まで閉めてキリッと見せている。
04 シルエットで魅せる王道アメカジ!
Joe Manganiello [ジョー・マンガニエロ]
コチラのジョーの着こなし、渋カジ世代には少し懐かしい雰囲気かも。ナイロンパーカに味デニム、そして足元には“エアマックス”。ほら、ぜ~んぶ渋カジ世代の定番アイテムでしょ? でもしっかりイマドキ感があるのは、シルエット作りがうまいから。ややゆったりしたサイジングのジャケットに、すっきりしたテイパードシルエットのダメデニを合わせて、逆三角形のシルエットを演出。足元はボリュームスニーカーで力強さを出して、メリハリのある着こなしに見せているってわけ。
05 白シャツ代わりの白シャカ使い!?
Liam Payne [リアム・ペイン]
まるで白シャツを着るように、さりげなく白のナイロンジャケットを取り入れているリアム。ハイテクスニーカーとの合わせ技でスポーツ感を出しつつも、細身のチノパンツで都会的な雰囲気にまとめている。ジャケットの裾がゆったりしているから、あまりガチなスポーツっぽさもなく、爽やかかつリラックスした印象。なんでもない着こなしのようで、彼らしいアクティブさや清潔感を上手に表現できている。
06 バンダナ巻きで一気に大人っぽく!
Orlando Bloom [オーランド・ブルーム]
コチラのオーリーは、’80~90年代を思わせるビビッドカラーのナイロンジャケット。味デニムと白Tでシンプルにこなして、颯爽と見せているのが彼らしい。これだけだと普通のカジュアルになるところだけど、首元にバンダナを巻いたところが洒落者たるゆえん。これで一気に大人っぽさがアップして、狙いどおりのスポーツミックスに仕上がっている。で、ジャケットが派手なぶん、足元は落ち着いたグレースニーカー。インパクトのあるスニーカーが大好きな彼も、この着こなしではしっかりバランスを考慮している。
photo by AFLO