茶チェスターコートの
カジュアル使いの極意とは⁉
カジュアルなデニムスタイルに、上品コートを1点投入。コレってセレブがよくやる着こなしテクだけど、今季はそれがさらに進化している様子。しかも、かなりエレガント度の高い茶のチェスターコートを羽織っているセレブが非常に目立つのだ。
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セレブがカジュアルに合わせるコートは、ちょっと前までは黒やグレーが多かった。これが茶になることで、いっそうシックな落ち着き感と品のよさが強調されることに。しかもラフなアメカジに合わせているから、ギャップ効果もより際立ってくるというわけ。上品なのに気取りがないって、まさに理想的な男のスタイルかも!? それではさっそく、セレブたちの茶チェスターの着こなしを見ていこう。
01 颯爽とした茶チェスターこなし!
Matthew McConaughey [マシュー・マコノヒー]
まずは俳優マシューのこの着こなし。力強いストレートシルエットのデニムに、茶チェスターコートを羽織った姿は、潔い大人の男そのもの。のっぺり感を解消するためにコートの襟を立てて、颯爽とした雰囲気で着こなしているのもかっこいい。インには、マシュー愛用のブルーデニム、そして武骨になりすぎてしまうデニシャツを避け、シャンブレー風の光沢感があるブルーシャツをつなぎ役に。こういうちょっとした素材の違いも、彼ならではの絶妙なチョイスといえそうだ。
02 まさかの上品コートに〈ヴァンズ〉合わせ!
Andrew Garfield [アンドリュー・ガーフィールド]
トレンド感のある黒×茶の色合わせが光るのは、イケメン俳優のアンドリュー。黒の細身パンツとニットでトーンを揃えつつ、白シャツでしっかりヌケ感出し。もちろんこなれているが、これだけだとフツーな印象に。そこに、茶チェスターの登場。コレを羽織ることで一気に大人っぽく格上げしているのがわかる。さらに足元には黒の〈ヴァンズ〉を合わせて、見事なハズし効果まで演出。このバランス感覚、是非見習いたい!
03 アメカジの定番を茶コートで格上げ!
Jesse Metcalfe [ジェシー・メトカーフ]
小僧っぽくなる可能性が高くなりがちなミッキーモチーフのスウェット×味デニムというアメカジの定番スタイル。これに、さりげな~く上品コートを羽織った俳優のジェシー。一見ミスマッチのように見えるけど、このくらいギャップがあったほうが個性的でお洒落。コートの襟を半分くらい立てて、襟元に動きをつけているのもうまいところだ。そのへんの小僧には真似できない、大人のカジュアルになっているでしょ?
04 質実剛健×品ありコートがマッチ!
Liam Payne [リアム・ペイン]
余裕の表情でロンドンの街を歩く歌手のリアム。骨太な男らしさを感じる濃紺デニムに、膝上丈の茶チェスターを合わせた着こなしがサマになっている。彼の特徴といえば、足元にハイテクスニーカーを合わせている点。濃紺でまとめたインナーの重厚さを消して軽快に見せることで、今の気分を感じさせる見事なチョイスだ。シンプルで気取っていないのに、男らしくて品がいい。街デートのスタイルとしても好感度大な着こなしだ。
05 デニJKのこなし方だけでこなれ感がアップ!
Johannes Huebl [ヨハネス・ヒューブル]
カジュアルさと上品さのミックスコーデなら、やっぱりハズせないのがヨハネス。TPOに合わせた2つの茶コートスタイルは、どちらもインにGジャンを重ねているのが特徴だ。特に注目したいのは、Gジャンの襟の使い方。上品スタイルでは襟をコートの上に出し、力強い”ダブル襟”に仕上げている。一方のカジュアルスタイルでは、あくまでGジャンはアクセントとして、襟をしまってラフにこなしている。もちろんボトムやシューズの違いもあるけれど、この襟元の差が全体の雰囲気作りに大きく影響しているってわけ。是非参考に!
photo by AFLO