【まとめ】海外セレブのお洒落コーデ318
『Safari Online』で紹介してきた海外セレブの着こなしをまとめて配信!
David Beckham[デヴィッド・ベッカム]
トップはグレーの柔ジャケット、ボトムはブラウンのパンツという落ち着いた色味でコーディネートしたベッカム。「短丈ジャケットにはワイドパンツを組み合わせるとシルエットが美しくなり、スタイルアップ効果を発揮する」という定石通りの着こなし。そうなると足元は黒のスリッポンを合わせるのが最近のベッカムだけど、この日は白スニをセレクト。カジュアルで軽快な印象を演出している。おそらく、きれい目だけど、かしこまらないよう気を配ったに違いない。とはいえ、大人らしい上品さは損いたくはないので、パープルのマフラーと〈エルメス〉のクラッチをアクセントに加えている。いつもながら、このあたりのバランス感覚はお見事ですね!
Scott Disick [スコット・ディシック]
大人カジュアルのお手本とも言える存在なのが洒落者スコット。以前は、ジャストサイズのアイテムを好んで着用していたけど、最近ではゆとりのあるアイテムをチョイス。シルエットもずいぶんと新鮮な印象を受ける。この日は〈ザ・ノース・フェイス〉の茶のダウンベストを羽織り、インナーのTシャツとボトムのゆったりしたスウェットパンツ、〈ナイキ〉のスニーカーを同色でまとめたストリートスタイルを披露。グレーのジップアップパーカーを差し色として使い、コーデにメリハリをつけている。このままだと子供っぽい印象も与えるので、それを回避するためサングラスと無精髭、さらに手元に〈パテック フィリップ〉のノーチラスを着用。これなら大人らしい貫禄が十分。人気のストリートスタイルでも、まわりと大いに差をつけることができるだろう。
Bradley Cooper[ブラッドリー・クーパー]
ワードローブにあるアイテムを上手に組み合わせていくのが、お洒落の基本。とはいえ、それがなかなか難しいのだけれど、それを実践しているのがブラッドリー・クーパー。ロゴやワッペンで装飾されたグリーンのスタジャンに、淡青デニム。足元の〈ソロモン〉Xウルトラ4 MID GORE-TEXは、いずれも最近愛用しているアイテム。この着こなし自体も新鮮だけど、ポイントなのはダウンベストの使い方。グリーンとブルーの合わせだけだと子供っぽい印象になりがちなので、黒のダウンベストをプラスしてそれを回避している。ちょうどグリーンの部分が隠れるため黒の引き締め効果により、グッと落ち着いた雰囲気になるというわけ。う〜ん、これは絶妙なアイデア! 組み合わせに困ったら、是非参考にしてみて!
Ryan Reynolds[ライアン・レイノルズ]
黒のシャカシャカアウターに、くるぶし丈のグレーのパンツ。足元は白スニで、軽快さを出しているのはいつものスタイルだけど、全体的にややシンプルな印象。フロントジップを首まで閉めているので、インナーのアクセントが効いていないから? と思ってしまうが、それは早計。この日のライアンは、上下をあえてシンプルにしつつソックスをドット柄にして、足元に視線が集まるようにしている。定番のサングラスを着用していないのは、そのせい!?
Liev Schreiber [リーヴ・シュレイバー]
ネイビーのワークジャケットに、インナーには同色のニット。ボトムは濃紺デニムというネイビーのワントーンコーデでまとめたリーヴ。ネイビー使いが得意な彼だけにレイヤードの仕方は実に参考になる。ネイビーのアイテムは、それぞれ素材を変えて奥行きを演出。白シャツで抜け感出しをして、単調な印象にならないよう工夫している。足元は黒のサイドゴアブーツで引き締め効果を出しつつも、カジュアルさは残したいのでニューヨーク・ヤンキースのキャップをチョイス。このバランス感覚は、お見事!
David Beckham[デヴィッド・ベッカム]
この日のベッカムは、茶のステンカラーのジャケットに、ブルーデニムを合わせたカジュアルコーデ。インナーにはデニムシャツを合わせていて、デニム・オン・デニムスタイルに仕上げている。とはいえ、たくましいというよりは、品が良い印象に見えるのは、デニムにセンタークリースが入っているから。裾もロールアップして、すっきりとさせているのも爽やかさを際立たせているポイント。足元は白シューズという手もあるけど、茶のスウェードブーツを選んで、こなれ感出しとジャケットとの色サンドを狙ったご様子。お気に入りのブランド〈ゴヤール〉のバッグもブルーデニムと色リンクさせるなど、どこをとっても計算されていて、抜かりのないベッカム。さすがはオシャレ番長!
Rami Malek[ラミ・マレック]
ダウンジャケットなど厚手のアウターがいらないくらい暖かい日も多くなってきた。とはいえ朝晩は冷え込むので一日中薄着というわけにもいかない。そこで出番となるのが重ね着コーデ。で、参考にしたいのがこちらの俳優ラミ・マレックの装い。トップはプルオーバーのデニムシャツに黒の薄手のベストを合わせている。インナーには白のヘンリーネックTを投入して抜け感を演出。う〜ん、このレイヤード具合が実にお見事。ベストとボトムをダーク系で統一してるので、重ね着だけどまとまった印象に仕上がっている。デニシャツの裾をタックインして、メリハリをつけているのもお洒落に見えるポイントだろう。
Ryan Reynolds[ライアン・レイノルズ]
黒のスウェードジャケットに、グレーのスラックスを合わせたモノトーンコーデを披露したライアン。このままでも十分お洒落だけど、彼はインナーにカーキのシャツを差し込んでいる。カーキと黒を合わせる渋色コーデはライアンが得意とするところ。これまでも何回か目撃しているけど、ほとんどがカーキのアウターに黒のインナーという組み合わせ。それだけに、今回のレイヤードは実に新鮮。これなら重たい印象を回避しつつ、たくましさもキープできる。さらにTシャツとスニーカーで白リンクさせ、軽快さを演出するというのも彼のうまいところだ。
Chris Pine[クリス・パイン]
Wポケットがアクセントのシャツジャケットを羽織って登場したクリス。ミリタリーを彷彿させるこのカラーはたくましく見せる筆頭色。Wポケット仕様もミリ感が出てカッコ良い。これにデニムパンツももちろん似合うんだけど、クリースの入ったキレイめパンツをチョイスしているのがお洒落ですよね〜。レングスは9分丈でくるぶしを見せ、ストラップが付いたスリッポンで軽快さを出すのが彼のキャラ作りとなっている。シャツのボタンもX留めして、チラ見せさせた白Tがワイルドな印象も醸している。こんな着崩しができる大人を目指したいですよね〜。
Casey Affleck[ケイシー・アフレック]
ボア襟のついたデニムのブルゾンで登場したケイシー。ボトムに選んだのは淡青デニムパンツ。幅広にロールアップして足元にニュアンスをつけ、そこから白のハイカットスニーカーを覗かせたアメカジスタイル。デニム・オン・デニムも、ボア襟やロールアップなどでこなれ感を演出すると只者じゃない雰囲気を醸せるはず。キャップの差し色でアクセントをつけているけど、全体的にブルーで統一感を出すとバランスが良くお洒落見えもする。これは真似しやすいコーデだろう。
Hugh Jackman[ヒュー・ジャックマン]
たくましさを演出しやすいボンバージャケット。着丈が短いのでアクティブな印象も与えるこのアイテムは、定番なだけに着こなし方もなんとなく想像がついているはず。でも、いっそう大人らしく、しかもまわりと差をつけたいのなら素材感にこわだってほしい。こちらのヒューの着こなしがまさにそれ! 彼が選んだボンバージャケットはライトグレーのウール地素材。だから、どことな〜く上品見えしているでしょ? そして自転車に乗るのでストレッチの入った細身のブラック楽パンを選び、アスレジャースタイルにしている。これもスマートさが出ていて実にかっこいい。さりげなくシェアバイクのカラーとリンクさせたコーデセンスには唸りますね!
Jake Gyllenhaal[ジェイク・ギレンホール]
ニットキャップに、中綿のボリュームがあるスタンドカラーのブルゾンを首元まで閉めて、防寒対策バッチリなジェイク。グレーを基調としたカラーが都会的な印象の着こなし。そこにバギーシルエットの淡青デニムを合わせて、カジュアルダウンさせている。アウターの前を閉めた着こなしって、コーデが単調になりがち。けれども彼はデニムパンツの裾をロールアップさせ、そこからサイドゴアブーツを覗かせたテクでキャラ出し&軽快さを演出している。これがワークブーツやアウトドアブーツなどのボリュームがあるものだと、少し野暮ったい印象になるかも。だからジェイクのようにスッキリしたブーツを選べば、このメリハリコーデができるので是非ご参考に!
Brad Pitt[ブラッド・ピット]
スーツのように上下共地のセットアップが、カジュアルスタイルの着こなしでも注目を浴びている。早速、取り入れているのが、ブラピ。シャツやブルゾンのカジュアルセットアップは上下の色味を考えなくて良いのが旨味。ちょっとだけトレンドを入れたいけど、グラデーションの着こなしとか色選びが難しいから躊躇している人にはうってつけ。もちろん上下をバラして着こなすこともできる3way。で、ブラピはセットアップ使いでスニーカーを合わせたカジュアルな着こなしを披露している。ハットやサングラスの小物使いでキャラを出しているのもお見事!
Justin Bieber[ジャスティン・ビーバー]
ダボパーカに、ゆるっとしたシルエットの〈ドリューハウス〉のドローコードパンツをカジュアルに着こなして登場したジャスティン。ただの“ダル着”に見せないために、ストリート感を出せるキャップをプラスしているのがポイント。クセのあるタイダイ柄のボトムはシンプルな着こなしを一気に個性的に演出できる柄。結構難しい柄だけど、白スニーカーで抜けを作れば簡単に着こなせる。これを知っておくと便利かも。
Joe Jonas[ジョー・ジョナス]
タンクトップ、ペインターパンツにホワイトを使ってなんとなく清潔感のあるコーデ。そこに、レザーブルゾンを羽織って、力強いスタイリングに仕上げたジョー。けれども、よ〜く見るとなかなか面白いキャラ出しテクが隠されている。ペインターパンツには、ほんのりとペイントが飛び散ったアクセントが確認できる。このペンキが黒や油汚れだとちょっと汚らしいけど明るめの色だとアーティスト風にも見えてお洒落。アウターのレザーブルゾンにもこだわりがありそうで、格子状にステッチデザインが入っている。それによりカラダを動かすと絶妙にレザーの表情が立体的に見えるという具合。パッと見シンプルでも実はかなり計算されたスタイリング。かなりのお洒落好きなのが、このコーデからわかりますね!
Ethan Hawk[イーサン・ホーク]
昨今のヴィンテージブームも少なからずセレブに影響を与えているようだ。代表的なアイテムがチョアジャケットと言われるワークウエア。それをイーサンはモールスキンのチョアジャケットの色を拾って、チェック柄のパンツと合わせている。う〜ん、なんともレトロな印象でお洒落。トラッカーキャップも被っていて、だいぶアメカジ感が強い。けれども、足元にはパテント素材のシューズを合わせ、カジュアルなパーティにも出席できるスタイルに仕上げている。これはお見事! ワークスタイルでパーティコーデができるなんてすごいアイデア!
Nick Jonas[ニック・ジョナス]
大人になるとパーティやイベントに呼ばれることも多くなる。となると、どんなシーンなのか、その見極めが大事になってくる。とはいえ、装飾過多や派手色なんて選んでいたらやり過ぎ感が出てスマートじゃない。そこで参考したいのがこちらのニック! 彼の着こなしは一見シンプルだけど適度に華やかさとキャラ出しができている。う〜ん、めっちゃお洒落! まずジャケットは、Wジャケット見えするPコートをセレクト。これだけで他の人とは差がつけれるはず。さらにリジットのデニムパンツをスラックス代わりにして、足元はラギッドソールのブーツでたくましさを演出。パーティスタイルだと足元はドレスシューズが定番だけど、ニックのようにちょっとだけ個性をプラスしているのがキモ。Pコートのインナーにはモノグラム調デザインのカーデをレイヤード。屋内なら脱いでもしっかりとキャラ出しできるし、コートを羽織った際のIゾーンもバッチリ映える。まさに知能犯なお洒落テク!
Andrew Garfield[アンドリュー・ガーフィールド]
街ではちょっとしたアイコンになっている〈ザ・ノース・フェイス〉のヌプシ。ダウンジャケットのボリューム感がエモく、それでいて短丈なので軽快な印象すら受ける。さらにパンツを同色にして上下ダークトーンにするとスッキリとした感じに見えるのでおすすめしたい。また、キャラ出しにはワンポイントカラーは必須。アンドリューはパープルのパーカをレイヤードさせてアクセントにしている。ニットキャップやスニーカーのカラーがガチャついた印象だけど、上下似たような配色でまとめた場合、小物に色を使うと実は個性出しには効果的。是非ご参考に!
Justin Bieber[ジャスティン・ビーバー]
派手色が好きなジャスティンだけど、この日は上下黒とシックな装い。どことなく大人っぽくて、きちんとした印象だけど、それは黒パンツのせいかもしれない。いつものダボっとしたアイテムを回避し、ジャストサイズのスッキリしたものをセレクト。さらにセンタークリース入りで、上品さを演出している。インナーのシャツとシューズのソールにブラウンを差し込んでアクセントを追加。白Tで抜け感もしっかり作るなど、計算されたコーデはさすがのひと言!
Orlando Bloom[オーランド・ブルーム]
ロンドンで見かけたオーリーは、〈プラダ〉のグレーデニムのセットアップで登場。トップのブルゾンジャケットは、首元のボタンまでしっかりと留めてきちんと感を演出。上下のデニムはやや緩めなシルエットで、90年代を思わせるスタイルに仕上げている。別の写真を見るとインナーには黒のレザージャケットを着用していて、白T→黒レザージャケット→グレーのデニジャケとモノトーンカラーでレイヤードさせている。これならボタンを開けた時でもお洒落に見えるし、防寒性もバッチリ。いやはや、さすがはお洒落王子。キャップを黒、足元のスニーカーは白にしてグラデーションさせているのも見逃せない!
Bradley Cooper[ブラッドリー・クーパー]
スタジャンにブーツカットパンツという組み合わせが妙にエモいブラッドリー。巷でもトレンドな短丈ブルゾンに、ブーツカットパンツの最旬コーデ。彼は発色の良いグリーンのチームカラーでお馴染みのNFLフィラデルフィア・イーグルスのスタジャンをチョイス。そこにワイドパンツのようなブーツカットパンツに、スニーカー合わせをしている。個性の強いアウターだからパンツや小物使いはブラックで統一。さらにダークカラーだから大人にも取り入れやすいし、スマートさも演出できるのがいいところだろう。
Leonardo DiCaprio[レオナルド・ディカプリオ]
マイアミビーチにあるコンベンションセンターで友人とショッピングを楽しむレオ様。この日は、お得意の白スニーカーコーデを披露。抜け感を出すために使っているのか、白スニーカーは好んで履いているご様子。今回もウエストがイージーパンツ仕様になったグレーパンツに白スニーカーを合わせ、黒のシンプルなパーカーとキャップをミックス。トップから足元までを黒→グレー→白とグラデーションさせたお洒落テクを披露している。全体をモノトーンでまとめているため、楽ちんコーデながら大人らしさキープできているのがポイント!
Ryan Reynolds[ライアン・レイノルズ]
イエローのバッファローチェック柄ブルゾンにニットキャップという定番カジュアルで登場したレイノルズ。でも、そこに合わせたボトムをチェックするとウエストにタックがあって、クリースまで入っている美脚で品ありのパンツをチョイスしている。そのおかげでトップのアメカジ感が中和されて、どことなく大人カジュアルな演出ができている。もちろんブラックやグレーデニムでコーデしてもいいけど、たまにはキレイめパンツを選んでみるとまた違ったカジュアルスタイルが楽しめそうだ。
Hugh Jackman[ヒュー・ジャックマン]
アイテムの色味を無彩色でまとめ、都会的な着こなしを披露しているヒュー。冬コーデに欠かせないのがダウンジャケット。しかもグレーカラーをチョイスしているのは、さすが。アウターは汎用性があるブラックを選びがちだけど、アウターの面積が多い分、印象が重くなり過ぎてしまう。なので、少しでも軽快に見せたいのなら、グレーカラーのダウンジャケットはベストな選択というわけ。さらにヒューは個性を出したいと思ったのか、赤いハートモチーフのロゴが効いているキャップを投入。悪目立ちせず、アクセントになっている魅せ方は是非見習いたい。
Bradley Cooper[ブラッドリー・クーパー]
セレブの間で流行りまくっている短丈ブルゾン。スポーティな印象が全面に出るけどあえてのスタジャン使いがイマドキ。アメカジの代表アイテムでもあるスタジャンはシンプルなデザインや配色具合で大人らしさが演出できる。けれども今年はロゴやワッペンなどデコラティブなものが流行りそう。そのため落ち着いた雰囲気に仕上げるには、合わせが大事になってくる。少しワイドなストレートパンツやブーツカットを合わせると、シルエットがキレイで、お洒落な着こなしに仕上がるはず。ブラッドリーがいいお手本で、色味もダーク系にするとメリハリが効いていいだろう。
Ryan Gosling[ライアン・ゴズリング]
フードの付いたアウターとデニムパンツのカジュアルスタイルで、ご近所ショッピングを楽しんでいるライアン。ワンマイルコーデは楽ちんがキーワードだけど、色の配分にも気をつけておきたい。ガチャガチャした配色だと気分だって萎えるはず。そんな時に使えるのがトリコロールカラー。ライアンはライニングにレッドを使ったネイビーベースのナイロンフーディをセレクト。そこに定番の白インナーを投入すれば、トリコ配色が完成。ご覧のようにまとまった印象に仕上がるし、キャラ出しも叶うので是非ご参考に。
Matthew McConaughey[マシュー・マコノヒー]
ニューヨークに姿を見せたマシューは、こなれ感のあるボア襟のデニムジャケットを着用。シャツのようなデザインだから着膨れせず、スマートなシルエットが保てている。インナーにはグレーのヘンリーネックTを、ボトムには淡青デニムを合わせてたくましさを際立たせている。上手なのは小物使い。個性的なハンチングとサングラスを投入することで、大人らしいクラシカルな魅力もプラスしている。
Johannes Huebl[ヨハネス・ヒューブル]
ベージュカラーのコートにグレーのニット。そこに淡青デニムを合わせたカジュアルスタイルを披露したのはヨハネス。ありふれた着こなしに見えるけど、お洒落に仕上がっているのは小ワザを効かせているから。首元に巻いたストールとニット、足元のシューズをグレーで色リンクさせ統一感を出している。トップのインナーには白×グレーのストライプシャツを投入し、裾を出すことで抜け感を演出。さらに適度なダメージ加工を施したデニムパンツは裾をロールアップして軽快な印象を作り出している。う〜んさすがはファッショニスタ!
Timothee Chalamet[ティモシー・シャラメ]
ティモシーといえば繊細キャラを演じることが多いけど、ライダースを愛用するなど服装はタフガイなものがお好みのよう。この日は上下ブラウンのワントーンで、楽ちんながらも味のある着こなし。茶のスウェットシャツに、ライトブルーのライン入りパンツを合わせたご近所コーデだけど、上下をブラウンで揃えるとグッと落ち着いた雰囲気に。足元の〈アディダス〉サンバも同色系で揃えていて、統一感を後押ししている。これだけだと子供っぽい印象にもなるので、首元にゴールドのネックレスを追加して、大人らしいクラス感を出している。
Travis Barker[トラヴィス・バーカー]
定番中の定番、ボンバージャケットにフーディのレイヤード。パンツは〈ディッキーズ〉に、シューズは〈ヴァンズ〉とアメカジストリートスタイルのお手本といえる着こなし。けれどもブラック一色にしたのが、かえって個性的な印象に。グリーンやベージュなど定番色をあえてチョイスしていないため、野暮ったさも軽減されていて、大人にもふさわしい着こなしに仕上がっている。
Calvin Harris[カルヴィン・ハリス]
ほどよくフィットしたジョガーパンツをスポーティに着こなしている。そこに合わせるトップは、ブラックやグレーなどのテック系で都会的なアスレジャーファッションに仕上げるのが定番。だけど、カルヴィンは伝統的なグレンチェック柄をグリーンベースでミックスした短丈ブルゾンをセレクト。スポーティさを感じる着丈のトップに、あえての柄使いが彼らしい着こなしとなっている。これはお見事! 足元は白スニにして抜け感を出しているのも好印象。
Dominic Cooper[ドミニク・クーパー]
濃紺のシャツタイプのブルゾン、インナーにはネイビーのニットを合わせたドミニク。ボトムはグレーのデニムパンツといたってシンプルで都会的な着こなし。でもレースアップのブーツをチラ見せするため、パンツの裾をロールアップしている。ラギッドな着こなしだけど、この裾ロールアップテクで一気に軽快さが増しているし、キャラ出しにもひと役買っている。
Cooke Maroney[クック・マロニー]
トップの着丈ってショート丈だとアクティブ、ミドル丈だとオーセンティック、ロング丈だとドレッシーと、長さによって与える印象が変化する。クックは品よく見えるロング丈のコートをカジュアルダウンさせて着こなしている。インナーの合わせもニットポロと、上品アイテムを使っている。首元からチラ見せした白Tのヌケ感を効かせたり、チノパンやスニーカーとカジュアルなアイテムを使っているけど、ブラックで揃えているから上品さはキープできている。アウターの丈感を意識して、着こなすのも大人の嗜みですよ!
David Beckham[デヴィッド・ベッカム]
ベッカムの冬アウターといえばコートが定番。けれども、この日はラグジュアリー感のあるムートンのジャケットを羽織って登場。ボトムには濃紺デニムを合わせたカジュアルな着こなしだけど、大人の貫禄は十分。そのうえボア付きなので防寒性もバッチリで、ベッカムはインナーを白Tにしているご様子。ムートンのジャケット1枚あれば、あれこれ着込まなくていいし、格上感も出せるので大人にはうってつけなアイテムだろう。足元はジャケットとトーンを合わせたスウェードのシューズをセレクトし、上品さを後押ししている。
Vincent Cassell[ヴァンサン・カッセル]
ゆるいバギーシルエットのデニムを大人ならではの着こなしで登場したヴァンサン。何が大人らしいかというと、まず配色。色数を抑えるのは大人見えするセオリー。しかもブラックとブルーの2色で構成されたカラーバランスは、シックに見えるのでおすすめ。それとスタンドカラーのジップアップニットに合わせたインナー。定番だと白Tシャツやデニムシャツなどを合わせるところだけど、ヴァンサンはポロシャツで品よく着こなしている。このおかげで、グッとアダルト感が際立っている。パンツと共生地のベルトをドローコード風に垂らしてアクセントにしているのも個性的でお洒落!
Ryan Reynolds[ライアン・レイノルズ]
ネイビーのナイロンジャケットに、センタークリースの入った細身のネイビーパンツを合わせた大人らしいコーデ。着丈の短いブルゾンと綺麗めパンツのシンプルな着こなしに、ペイルトーンの花柄シャツを投入して軽快な印象に仕上げている。いつもなら白のロンTやダーク系のシャツを合わせるところを、淡色のシャツで鮮度出し。このあたりのシャツ選びの上手さはさすがの一言。色味がアウターからインナーへとグラデーションになっていたり、トップの裾が揃っていたりと細かいテクも披露している。胸元から白のタンクトップをチラ見せさせて奥行きを出しているのもポイント。足元は定番の白スニで清潔感をプラスしている。
Andrew Garfield[アンドリュー・ガーフィールド]
大人のコーデといえば、武骨で精悍なイメージを演出できる黒コーデが定番。確かにたくましい雰囲気を漂わせるのは大事。けれども、そればかりになってしまうと、かえって近寄りがたいキャラになってしまい、見た目で損をしてしまうことも。そこで参考にしてほしいのが、アンドリューの装い。ブラウンのロングコートを羽織り、トップはベージュのニット。ボトムはオフホワイトのチノパンと柔らかいトーンでまとめている。どうです、優しげな印象をまとうことができているでしょ? ここに武骨さを加えたい場合は、彼のように無精髭をたくわえるかサングラスを投入するといいだろう。アンドリューはシューズの色味を拾って、グリーンのニット帽でキャラ出しするテクを効かせている。
Robbie Arnett[ロビー・アーネット]
ベージュのシャツと淡ブルーデニム、足元は白スニと好感度が高そうな着こなし。ヒゲ面や濃い顔の人は大抵、個性的な着こなしになりがち。けれどもロビーはシンプルな着こなしと淡い色目でキャラを緩和している。ただし、ちゃんとキャラは確立しておきたいので、シャツはWポケの1枚を選んでいる。これでたくましさをキープしているというわけ。なぜなら、このWポケはミリタリーやワーク由来だから。隣にいる妻エリザベス・オルセンも、そんなタフガイ オーラにうっとりしているはず!?
Sam Asghari[サム・アスガリ]
ワークアウトを終えたサムはネイビーのスウェットジャケットを羽織り、インナーは黒のタンクトップ。ボトムはグレーのスウェットパンツというリラックスしたスタイル。トレーニングを終えた後はパーカを羽織りがちだけど、彼のように生地は同じスウェットでもジャケットタイプだと随分と大人っぽい印象になる。しかも胸にはワッペン、背中にはレタリングが配されていて、着こなしのアクセントになっている。この背中の"K.GRIFFEY JR."の文字は、かつてイチロー選手が所属していたシアトル・マリナーズの伝説的名プレーヤー、ケン・グリーフィー・Jr.を指している。これは〈ルーツ・オブ・ファイト〉という海外ブランドのアイテムで、モハメド・アリやジャッキー・ロビンソン、ブルース・リーなど伝説的な格闘家やアスリートをアイコンにしたTシャツやスウェットシャツ、パーカなど多数展開している。
Ryan Reynolds[ライアン・レイノルズ]
ショートガウンタイプの羽織りを、さらっと着こなしたライアン。実はこのショートガウンって、めちゃくちゃ便利。スウェットパンツと合わせたダル着に適しているのはもちろん、ちょっとそこまで出かける際にはチノパンやデニムなどに穿き替えればそれなりのコーデに仕上がって、だらし無さは皆無。それはショールカラーの襟がどことなく大人っぽい印象を与えてくれるからかも。しかも合わせは無限大! 楽ちんファッション好きにはおすすめですよ。
Justin Theroux[ジャスティン・セロー]
ノーカラーのキルティングブルゾンを羽織ったジャスティン。彼といえば、もっぱらノーカラーの短丈アウターを愛用している。おそらくスマートなシルエットが作れて、軽快な印象を演出できるからだろう。というのも、ボトムも太めのタイプはあまり選ばず、細身のスキニータイプを好んで穿いているから。この日も褪せ黒のスキニーデニムで、足元には黒のシューズを合わせて精悍な雰囲気に仕上げている。色リンクさせたゴールドのネックレスと時計で大人らしい貫禄もプラス。頼りがいのありそうなジャスティンの装いに、隣にいる女優ニコール・ブランドン・ブルームも思わず寄り添ってしまった!?
Nick Jonas[ニック・ジョナス]
白Tにブルーデニム、そしてアウターにレザーのトラッカージャケットを羽織ったニック。定番のアメカジスタイルに見えるけど、アイテム選びを工夫して今どきな印象に仕上げている。ぷっくりしたシープスキンの素材を採用したアウター、首元まで詰まったクルーネックT、スラウチシルエットのデニムにはちょいダメが入っている。さらに、サイズ感やこなれ感にもこだわっているようで、定番アメカジを上手にアップデートしている。こんな着こなしの足元にはオーセンティックに〈コンバース〉かと思いきや羽根付きのスリッポンタイプを選んでいる。細部まで手を抜かないニック、いやはや脱帽です。
Ben Affleck[ベン・アフレック]
カジュアルな場面でジャケットを羽織る場合は、ベンのようにブルゾン感覚で着用できるタイプを選ぶと堅苦しい印象を回避できる。しかもちゃんと見えするから大人にはとっては都合がいいし、淡いベージュカラーのジャケットを選んでおけば、優しげな印象も演出できるというわけ。ベンはインナーやパンツにダークカラーを合わせていて、全体の雰囲気を引き締めているからたくましくも見える。このあたりのバランス感覚はお見事。足元は大好きな〈ナイキ〉のスニーカーでカジュアル感を際立たせている。
Dominic Cooper[ドミニク・クーパー]
スナップボタンのついたブルゾンをインナーに仕込み、ネイビーのIラインでまとめたドミニク。ボトムの裾をソックス・インするなどおしゃれテクを披露しているが、目に留まるのは個性的な柄アウター。なかなか着こなすのが難しい柄物も色味を拾ってグラデーションさせれば、怖くない。これなら見た目も調和しやすいし、スタイリングもしやすい。これはすぐにでも真似できるお洒落テク!
Bradley Cooper[ブラッドリー・クーパー]
ストリートファッションで取り入れるべきは4大プロスポーツのウエア。これがセオリー。だから今でも様々なブランドとのコラボアイテムが多くある。そこでブラッドリーが選んだのはNBAプレーヤーで、永久欠番3が入ったアレン・アイバーソンのロゴが胸に入ったブルゾン。これにワイドパンツを合わせたストリートなムードの着こなし。ただしチームカラーなど取り入れると、どうしてもガチャつくので、同色のロゴやシックなボディカラーを選んでいる。そうすると大人のストリートスタイルにも使えるというわけ!
Ryan Reynolds[ライアン・レイノルズ]
トラッカーブルゾンにチノパンという、いつものデザインのアイテムを着こなしているライアン。でも、よ〜く見るとブルゾンの様子に違和感あり。大体デニム素材で作られたGジャンと呼ばれるものがトラッカーブルゾンのカテゴリーなんだけど、本日はツイード調の素材を採用したブルゾンで登場。ほっこりする印象を与えるのが特徴で、カントリースタイルの定番生地のひとつ。けれどもグレートーンにすれば、ご覧のように都会にも馴染む。このように季節にあった素材を選ぶと、一気に洒落度やまわりと被らないキャラ出しができますよ。
John Legend[ジョン・レジェンド]
ボア襟がついたレザー仕様のフライトジャケット。どう見たってタフガイな印象。ジョンはこれを洗練されたイメージで着こなしている。その秘訣は色選び。ブラックの味感が出たデニムパンツで上下似たような色味に揃えている。実は味だしブラックのデニムって気持ち茶系の色味が出やすい。だからボア襟のブラウンの色味とも合うし、インナーに着たグレーニットは黒のグラデーションになるから抜群に相性の良い組み合わせ。うまく調和させるファッションセンスも超一流!
Channing Tatum[チャニング・テイタム]
スポーツマンでもあるチャニング。引き締まったガチムチボディが、なんともうらやましいかぎり。そんな彼も、もちろん洋服選びにも一家言あるはず。優しさや品出しなどを演出しやすい白や、膨張色の暖色系アイテムはあまりお好みではない様子。では、どんなアイテムやカラーがチャニングの琴線に触れるのか? それが本日の着こなし。まず色味は黒や濃紺、焦茶などの色合い。アイテムはカジュアル要素が強く、それをラフに着こなしているご様子。開襟シャツやワークパンツでも落ち着いた色味を選んで、シックにまとめる。これって最近のハイブラにも通じる色合わせで、大人っぽく仕上がるのでおすすめですよ。
John Stamos[ジョン・ステイモス]
ブラウンのレザーウエアを身にまとったジョン。ハードでたくましいイメージのレザーアイテム。けれどもシャツデザインにするとライトな表情になる。ジョンは、レザーシャツを選びながらも、キャラが出るミリパンを合わせた街ファッションとして着こなしている。この組み合わせは、大人の選びを知っている証拠。実にお見事なコーデ。足元は〈アディダス〉のスーパースターにして、カジュアル感を後押ししている。
Gavin Rossdale[ギャビン・ロスデイル]
パッと羽織るだけで大人らしい貫禄がまとえるボア襟ジャケット。時間の無い朝などには、重宝するアイテム。そんな頼れるボア襟ジャケットを、黒のカーゴパンツに合わせたのがギャビン。カーキのジャケットに、黒のカーゴパンツだとガチっぽく見えそうだけど、足元をスニーカーにしてそれを回避。軽快な印象をプラスしている。これからの季節、インナーは白Tだとさすがに寒いので、替わりにオフホワイトのニットなどを合わせてみて!
Taika Waititi[タイカ・ワイティティ]
レンガ色のロングコートに、ビビッドな色味が目を引くピンクのスウェットシャツを合わせた映画監督兼俳優のタイカ・ワイティティ。ボトムはベージュカラーにして、全体を暖色カラーでまとめている。これほど鮮やかなピンクでも馴染んでいるのは、アウターとボトムでトーンを合わせているから。さらに胸にある〈グッチ〉のロゴが、大人らしい格上感を演出。グリーンのソックスでアクセントをつけつつ、白スニで軽快な印象に仕上げるなど、小ワザも効かせている。ビビッドカラーは合わせにくいと思いがちだけど、バランスさえ気をつければ、簡単に着こなしに取り入れることができるという好例。コーデの幅を広げる意味でも是非参考にしてみてはいかが?
Orlando Bloom[オーランド・ブルーム]
妻ケイティ・ペリーとともにニューヨークにあるレストラン、ラフズを訪れたオーリー。短丈ジャケットとインナーのシャツを、同じチェック柄で揃えたグリーンコーデを披露。シャツはボタンを上まで留めて、キッチリ感を演出している。グリーンと黒のチェック柄はタフなイメージだけど、こう着こなすと綺麗めな印象もプラスされて、グッと大人らしい雰囲気に。ボトムはリペア加工が施された黒のコーデュロイを合わせて、カジュアル感をキープ。このあたりのバランス感覚はさすが。抜け感を出すためにチラ見せした白Tや、トップと色リンクさせたグリーンダイヤルの時計など彼らしい小ワザも見逃せない。ちなみに時計は〈オーデマ ピゲ〉のロイヤル オーク オフショア ダイバーのようだ。
Liam Payne[リアム・ペイン]
エスニックな柄が色褪せないペイズリーシャツ。これを効果的に使って、キャラ出しコーデを完成させたのがリアム。この柄ってインテリアやネクタイ、バンダナなどに使われていて、昔からよく見かけるデザイン。エスニックにも見えるし、アメカジにも見えるから、実は便利なアイテムなんですよ。リアムは、濃紺のダブルニーデニムパンツとアクセントのサイドゴアブーツを合わせて、キレイめな印象に仕上げている。これがダメージデニムでもワイルドさが出て、それもまたカッコ良い。実は使い勝手の良いキャラ出し柄!
Ryan Reynolds[ライアン・レイノルズ]
肩に切り替えデザインが入っていて、あえてのボア襟でちょっとウエスタンライクな印象のブルゾンをチョイスしたライアン。短丈シルエットがコンパクトで、たくましい印象。これにデニムを合わせると、グッとタフガイな雰囲気になるけど、都会派コーデが得意なライアンはそうじゃない。ブルーのインナーやチノパンツを繋いでスマートな装いに仕上げている。もちろんパンツのシルエットなど細身を選ぶのが彼流。太チノだとラギットすぎて力みすぎるファッションに見えてしまうので、肩の力が抜けた大人なコーデを目指すならこちらをおすすめします!
Liev Schreiber[リーヴ・シュレイバー]
当日は緑一色に染まるアイルランドの行事聖パトリックデーに向けてグリーンのトラッカーキャップを被ったお茶目なリーヴ。ネイビーのカジュアルなテーラードに、ネイビーのパンツでワントーンに揃えている。けど、よく見るとインナーにもネイビーのショールカラーカーディガンをかませているようだ。肌寒くなってくると重ね着がおしゃれを左右するけど、彼はダブル襟で顔まわりに変化をつけている。このテクがかなりおしゃれ。Tシャツとスニーカーのブルーグレーの取り入れ方も実にいい感じ。
David Beckham[デヴィッド・ベッカム]
モノグラムが特徴的な〈ゴヤール〉のトランクケースとショルダータイプのミニトランクケースのダブル持ちで登場したベッカム。モノトーンの配色だけど、着こなし方にキャラを感じるのはさすが! 短丈ブルゾンはボタンをきちんと上まで留めて、シャツのように着こなしたり、ウールのスラックスはワイドシルエットに選んだり。このモードを感じさせる見せ方は脱帽です。そこにバッグのアクセントを加えて、ベッカム流のキャラ出しを完成させている。
Matthew McConaughey[マシュー・マコノヒー]
マシューが数多あるダウンアイテムから選んだブランドは〈パタゴニア〉。アウトドアアイテムの配色ものって、どうしてもそれらしくなってしまうのが悩みの種。だけど、シックなカラーを選べば都会的な印象にも見える。さらに機能やシルエットを追求しているから、なんとなくモードっぽく見えて、実はキャラ出しにはもってこい。マシューは上下白のワントーンにブラックのインナーダウンをアウター使いして防寒性とお洒落を楽しんでいるようだ。
Harry Styles[ハリー・スタイルズ]
〈ロエベ〉のボマージャケットを羽織ったハリー。インナーは〈アンブロ〉のセンターロゴが入ったTシャツで、足元は〈アディダス〉のサンバを合わせたサッカーファンを思わせる遊び心のあるコーデ。色味もダークトーンで、街に馴染んでいるのも好印象。スポーティなアイテム合わせだとガチっぽく見られるけど、これなら街着らしく見えるでしょ? ティアドロップのアイウエアとハイブラのアウターでハズしを効かせているのも、彼らしいお洒落テク!
Cruz Beckham[クルス・ベッカム]
40代以上は懐かしくもあり、「これってオシャレなの?」と感じるデニム・オン・デニムのスタイルだけど、Z世代にとっては新しい表現で楽しんでいるご様子。この同生地、同トーンのファッションって、それこそ当時だったらGジャンにストレートデニムで着こなし、たくましいアメカジの象徴みたいな感じだった。足元はブーツかレトロスニーカーの白や赤、黒といったものを履いていたでしょ? けれどもクルス世代の新しいファッションは、足元にポップなカラースニーカーを合わせてアップデートしている。足元の色が変わるだけでイメージも激変! おじさん世代も、若者のアイデアを取り入れて、ファッションの引き出しを増やしてみてはいかが?
Sam Asghari[サム・アスガリ]
ブラウンのスウェードブルゾンに身にまとったサム。たくましい印象を与えるレザーアイテムだけど、スウェード素材は肌触りや着心地が抜群によく、上品さという点ではピカイチ。しかも着こなしの格上げにも効果が期待できる代物。で、サムはスナップボタンとジッパーがあしらわれたシャツジャケットタイプのスウェードを着用。ボトムはミリタリーディテールのあるオリーブのパンツを組み合わせて、タフさをアップしている。インナーのTシャツとスニーカーは白をセレクト。抜け感で軽快な印象を作っているのも好印象。これなら重たい印象にならず、個性もしっかり出せるはず!
Adrien Brody[エイドリアン・ブロディ]
アースカラーで揃えたワントーンスタイル。代表的なのは、オリーブやブラウンなど草木などが成熟しきった色味だろう。これって渋さが増した大人にはもってこいな表現カラー。そしてその渋色カラーに個性を加えるとしたら、ディテールにこだわりを持ったエイドリアンがお手本になるだろう。ファイヤーマンジャケットを模したワークジャケットを選んでいるのだが、留め具やデザインに遊び心が満載。ワークウエアというカテゴリーでたくましさをプラスしている。このちょっとしたギミックでキャラ出しを楽しんでいるようだ。
Justin Theroux[ジャスティン・セロー]
インナーダウンのように見える短丈ブルゾンが気になるコーデ。これって彼が数年前から着こなしているアイテムの一つ。従来M65などの防寒性を高めるインナーとして使われていたガチのミリタリーアイテム。今ではいろんなブランドからモディファイされたアイテムがリリースされているので、目にした人も多いはず。気になるのは、個性派番長ジャスティンが数年前から街着として着こなしている点。合わせたパンツもミリタリーな色味のコヨーテカラーで、ワントーンにまとめている。パンツの裾はブーツにインしてガチな感じに仕上げているけど、実は自転車乗りファッションで気になるチェーンの絡みや汚れ防ぐテクニックにもなっている。実用的なお洒落っていうのがレベチ!
Ryan Reynolds[ライアン・レイノルズ]
フードの付いたコートって、防寒性はもちろんだけど、機能やデザインだって選ぶ際の重要なポイントになる。ベンチコートのようなカラダをすっぽり覆ってくれるデザインは、楽ちんなんだけど少し野暮ったい…‥。ウール素材のコートだとかしこまりすぎで、カジュアル感がない……。そこでライアンを参考にすると答えが出るかも。彼はテック素材のコンパクトシルエットをチョイスして、アスレジャースタイルで着こなしている。軽快な印象にも見えるし、ちょっとの小雨でも気にならなそう。だから撥水性のある素材を選べば、どんな場面でも活躍すること間違いない。コートの下はいつものアメカジスタイルで、現代のヘビーデューティスタイルの完成!
Liev Schreiber[リーヴ・シュレイバー]
ワークジャケットに楽ちんそうなパンツをネイビーのワントーン上下で揃えたリーヴ。インナーの白Tで抜け感出しをして色味を単調にしていないのがお見事。足元は白スニが鉄板だけど、あえての黒〈ヴァンズ〉でカジュアルさと引き締め効果を狙った模様。というのもキャップの白ロゴや白髭が効いていて、スニーカーも白だと散らばりすぎな印象になるから。だから今回は黒が正解だろう。顔まわりの色味も気にすると、スタイリングのヒントにつながりますよ!
Ryan Reynolds[ライアン・レイノルズ]
赤や青、緑などの識別しやすいカラーって、個性を出すのにもってこい。でも、最近のトレンドは何とも言えない色調が多く見られる。たとえばライアン・レイノルズのブルーとグリーンに乳白色をブレンドしたようなカラーシャツ。下手するとファンシーな印象にも受け取られるけど、いつものスタイルに投入すれば一気にトレンド感増になる。ライアンは定番の着丈の短い開襟シャツに、このニュアンスカラーを取り入れている。ご覧のように不思議と印象が変わって見えるでしょ? 着こなしで大事なのは色使い。それを工夫するだけで、いつものアイテム、いつものアメカジでもキャラ出しが可能ってこと!
Bradley Cooper[ブラッドリー・クーパー]
重厚な生地感に、大きなボタンのダブルブレスレット。さらに大きくて機能的な襟がアクセントになっているミリコート姿がお洒落なブラッドリー。今ではミリコートもニットやテック素材などでアップデートされているものが多い。彼はニット素材で品よくタイトフィットしたショールカラーの襟を、サッと立てて着こなしている。ボトムはブルーのデニムパンツで色を統一。足元をハイテクスニーカーで、あえて外しを入れた大人なアメカジコーデに仕上げている。
David Beckham[デヴィッド・ベッカム]
羽衣をまとっているようなテーラードジャケットは上質そうなダークブラウン。インナーのTシャツは首が詰まったクルーネックという大人のカジュアルコーデで登場したベッカム。最近の彼のようにキャラチェンした品ありコーデを楽しむなら、秋色カラー代表の茶系でまとめるのもあり。スニーカーはスウェードのオリーブをチョイスしていて、なんとなく秋を連想できる装いにしているのがお洒落。しかも白Tで抜くっていうのがお洒落番長ベッカムらしいキャラを感じさせる。ちなみに色でお洒落を楽しんでもいいけど、ベッカムのようにジャケットの仕立てや素材の良さにも気を配ると、もう一段階お洒落のステージが上がりますよ!
Ryan Reynolds[ライアン・レイノルズ]
ダークグレーのシャツジャケットに、愛用しているネイビーのチノパンを合わせたライアン。ボトムはトップを考えると、黒を持ってきてもよさそうだが、重たすぎるのを嫌ってかネイビーをチョイス。これにより軽快感が生まれて、何よりライアンらしいスタイルが表現できている。このあたりのニュアンス作りがお見事。さらに抜け感を出すためチラ見えさせたTシャツと白スニーカーが軽快な印象作りを後押ししている。夏場は自身がオーナーのサッカーチームのキャップを被ることが多かった彼だが、これからの季節はニット帽に変更。こちらもライアンの定番アイテムで、個性出しに一役買っている。
Bradley Cooper[ブラッドリー・クーパー]
たくましい印象を演出できるミリアイテムには惹かれる人も多くいるはず。ただガチものだとコスプレ感が出るから用心したいところ。では、どうしたらいいかというと、好きなミリディテールが入ったデザイン性のあるものを選べばいい。ブラッドリーは肩口にワッペンが付いて、襟元にはイエローのストラップのアクセントが付いたミリジャケをチョイス。色味もワントーンにまとめ、ワンポイントの差し色を効かせているので、ミリタリーキャラを出しつつもガチ感が緩和している。ティアドロップやチノパン合わせだけど、コスプレな感じがしないでしょ?
Hugh Jackman[ヒュー・ジャックマン]
全身ブラックトーンで都会的な印象のヒュー。黒のミリジャケに、黒のパンツはシンプルに着こなしてもいいと思うけど、キャラ出しを考えるならヒューが参考になるだろう。彼はフーディ付きのジャケット、ワタリがありテーパードのリラックスパンツを選び、シルエットを工夫している。ディテールの妙で、単なるワントーンに仕上げないのはセンスがなせる技。足元のローテクスニーカーも、ちょっとだけデザインが入って、適度なアクセントになっている。
Jacob Elordi[ジェイコブ・エロルディ]
よ〜く見るとすべてミリタリーアイテムでまとめているジェイコブ。経年変化して淡青になったミリタリージャケットの袖をロールアップ、裾を迷彩パンツにインするテクなど、個性を活かしたファッションで楽しんでいるご様子。羽の付いた空軍モチーフのキャップに海軍も使用していたジャケット、陸軍が穿いていたような迷彩パンツで組み合わせて陸海空を網羅したミリアイテムスタイル。さらにジャケットをシャツ感覚で着ているためカジュアル見えしないという隠し味も利かせている。いやはや、お洒落のアレンジぶりにはすっかり脱帽しちゃいますね。
Cooke Maroney[クック・マロニー]
シャツをガバ開けして妻ジェニファー・ローレンスとカラーコーデしているクック。胸元にワンポイントあるプリントTを無造作にチラ見せしているのが、絶妙なアクセントになっている。オーバーサイズのアイテムでストリートコーデにするのがトレンドのなか、ジャストサイズのシャツにキレイめチノパン風パンツでカジュアルコーデに仕上げているのがかえって新鮮。しかも大人見えするのがいい。トップを明るめトーンにして、ボトムをダークトーンのテーパードにする組み合わせは、スタイルをよく見せる鉄板テク。しかも足元は〈ヴァンズ〉のオールドスクール。横ノリファッションにも見えるのが、これまたオシャレ!
Daniel Craig[ダニエル・クレイグ]
上下をブルートーンでまとめて、カバンやシューズでブラウン差し。実にまとまっていて好印象な装い。トップのシャツブルゾンは、カラダにフィットしたコンパクトサイズでカジュアル感が演出できる短丈仕様。ロールアップしたヴィンテージ調のデニムも、だらしなく見えないジャストサイズで決まっている。足元は抜け感を出す白スニでもいいけど、秋ならサイドゴアブーツのレザーでたくましさをプラスするのもあり!
Luke Evans[ルーク・エヴァンス]
開襟シャツをガバ開けしてアクセを際立たせたリラックスコーデ。ショートパンツでもリゾート感を演出できるけど、ルークはクロップド丈でくるぶしが出るパンツをチョイス。肌見せ具合は重要で、膝が出るショーツだとリゾート感があるけど、くるぶし丈ならカジュアルで軽快な雰囲気になる。丈の長さで印象が変わってくるので、ここは気をつけておきたいところ。彼のようにくるぶし丈のパンツルックにスリッポンなら、デートやレストランでの食事シーンにも使えるので、是非ご参考に!
Leonardo DiCaprio[レオナルド・ディカプリオ]
この時季に重宝するのが、軽〜い羽織りもの。で、レオ様の軽アウターコーデを見てみると短丈ブルゾンをTシャツとブルージーンズで着こなしている。そしてポイントなのが、裏地がオレンジカラーになっているところ。よくMA−1などで見かける、裏地がレスキューカラーでリバーシブル使いもできるというシロモノ。もちろんオレンジを表面にして街使いはできないけど、差し色としてはかなり効果的。キャップやスニーカーをシックにまとめていると、さらに威力を発揮してくれる。それだけだと物足りない場合は、レオ様のようにネックレスでクラス感をプラスすると大人っぽくなりますよ!
Ryan Reynolds[ライアン・レイノルズ]
シャツ選びが上手いライアン。今日は軽快な印象を与えるパステルグリーンのシャツをセレクト。大人っぽくて上品な雰囲気だけど、インナーにはゆるっとしたTシャツを合わせてカジュアルダウンさせているのがお見事。こんなところに個性を感じますよね。グレージュのパンツで、淡いトーンで揃えているのもお洒落。もはや定番といえるキャップだけど、このコーデには絶妙なアクセントになっていて、実に効果的。全体的にメリハリがついた着こなしに仕上げている。
Luke Evans[ルーク・エヴァンス]
Tシャツ選びの楽しみのひとつに「どんなプリントやグラフィックにするのか?」としている人って多いと思う。フォットプリやカレッジロゴ、メッセージなど、たくさんあってキャラを演出するにはどうしたら良いかと悩むところ。そこでオススメしたいのは大人見えするプリントTの選び方。たとえば白Tに黒のプリント、赤のプリントやブルーのプリントなどあるけど、発色のいい色味を選ぶと若々しい印象になりがち。だから、あえてルークのようにボルドーなど渋色を選んでおきたい。これなら、ベージュパンツに白スニといった爽やかコーデでも大人らしさはキープできるはず。
Ryan Reynolds[ライアン・レイノルズ]
もはやライアンのイットウェアになった丈が短めなシャツ。彼って半袖のときも、長袖のときも着丈を短くしてカジュアルに着こなしているイメージ。おそらく、大事にしているのは似合っているかどうか。その次に自分の好みかどうかの答えが着丈の短いシャツだったに違いない。これがわかると長袖や半袖でも羽織ったりボタンを閉めたり、はたまた色味やデザイン性のあるシャツだったとしても、このルールに当てこめば、ライアンらしい装いになるってわけ。しかも襟付きを選んでいるから、品も備わっている。上半身がバッチリ決まっていれば、ボトムはデニムだろうが、チノパンだろうが怖くないはず。ちなみに足元は革靴だとかっちり感が強いので、白スニでハズすっていうのが彼の定番テク!
Sean Penn[ショーン・ペン]
ネイビーの色落ちがかったM–65ジャケットと淡青のデニムの組み合わせ。でもこれだけだとちょっと野暮ったくて、汚らしく見えがち。そこでペンはシンプルな首の詰まったクルーネックのブラックTを投入して端正なスタイルに仕上げている。この選び、実は結構難しい。たとえば、ゆるネックTなんて合わせると野暮ったさの極みに。なので、このクルーネックという選択にはセンスを感じるわけです。足元には〈ヴェジャ〉のハイトップを合わせて、軽やかさを出しているのもお洒落度を加速させていますね。
Ryan Reynolds[ライアン・レイノルズ]
短丈の開襟シャツを合わせたデニムスタイルのライアン。何といっても際立つのは派手色使いの開襟シャツ。単品アイテムで見るとコーデが難しそう……、って思うはず。けれども、あるものを真似すればファッションにも取り入れることができるし、色使いの達人にもなれる。たとえば国旗やスポーツのチームカラー。その配色に意味があったりするけれども、なじみのある配色なので安心感が得られやすい。で、これをうまくファッションに落とし込むと違和感なく取り入れることができるという具合。ライアンは赤のシャツ、ブルーのデニムに抜け感に使った白Tでトリコロールカラーをイメージしていそう。気になる国やチームの配色があったら、真似してみるのもいいかもね!
Joel Edgerton[ジョエル・エドガートン]
ブラックのワークパンツにロングTシャツを合わせた全身黒の着こなし。彼はアイテムのディテールにこだわりがあふれた大人らしい着こなしが得意なご様子。たとえば低い立ち襟のレザーライダースジャケットや腿から膝にかけての補強が入った、ダブルニー仕様のワークパンツがそれ。これを黒で統一することによって、こだわりのディテールが満載だけどゴリゴリに見せないファッションに昇華させている。しかも白スニーカーで抜け感を作り、軽快な印象に仕上げているのもお洒落なポイント!
Matt Bomer[マット・ボマー]
肌寒くなってきたら悩むのがさらっと羽織れるアイテム選び。大体はシャツやライトアウターを思い浮かるべるはず。そこでセレブのキャラ出しコーデを参考にしてみたい。俳優マットを観察してみると、濃紺のGジャンを街スタイルで着こなしている。リジットなら街にも馴染むし、ボトムの色も選ばないので実に便利。彼はカーキのカラーパンツをチョイスしてたくましい印象も与えつつ、都会的に仕上げている。足元はシルバーのスポーツシューズ。この着こなしって、ニューヨーカーっぽく仕上がるのでオススメしたい。この秋、試してみたいコーデのひとつ!
Patrick Dempsey[パトリック・デンプシー]
ブルーシャツにブルーデニムという、めちゃくちゃシンプルなワントーン。でも、大人だったら彼のようにアイテム選びに気を配りたい。たとえば上質そうなブルーシャツ。襟元のボタンを開けた際に胸元がうまく広がる仕立てになっている。一昔前みたいにガバ開けっていうのも悪くないけど、襟元の開きが美しいとそれだけで胸元のアクセントになる。デニムもただのブルーじゃなくて、ほどよく入った加工が上質なシャツとの良いコントラストになっている。これにローファーを合わせたらキレイめなファッションに見えるけど、彼はレースアップのブーツとトラッカーキャップでカジュアルに仕上げている。シンプルスタイルを大人っぽく見せる良い例だろう。
Brad Pitt[ブラッド・ピット]
ボンバージャケットにブルーデニムのアメカジコーデ。だけど、なんだか大人っぽい印象なのが、こちらのブラピ。ありがちなのは、オリーブグリーンの色味やナイロン素材のブルゾンでミリタリーを連想させて、たくましい武骨な印象の着こなしに仕上げる方法。けれども、ブラピのようにブルーのスウェード調のカラーと素材でまとめると一気にファッショナブルで大人っぽく着こなしに。ブルーデニムとの相性は言わずもがな。ひいき目に見てもコーデしやすくて、ミリタリー感を演出できるこういったブルゾンはアメカジ好きには絶対手に入れておきたいアイテムだろう。
Trevor Noah[トレバー・ノア]
シェアサイクルで、ちょっとそこまでお出かけってときに気にしたいのが、サイクリングファッション。最近は機能的なワンマイルウエアなんていうのもありだけど、お出かけの際はキャラ出しにも気を配りたいところ。トレバーは楽ちんベースの着こなしをサイクリングファッションとして取り入れている様子。選んでいるのはマスタードカラーでウエストのコードが特徴的なドローコードパンツ。スラントポケットでテーパードシルエットの裾をロールアップ。その足元にはパンツと色リンクさせた〈ナイキ〉のスポーティなスニーカーを合わせている。ポップなカラー使いで、気分が上がる着こなしですよね!
Justin Timberlake[ジャスティン・ティンバーレイク]
定番のシャツデニコーデは、素材感や色調を変えてみると個性出しにつながる。そんな好例を示してくれたのが、ジャスティン。ショートスリーブのシャツは、ふわりとして肌触りがよさそうな生地を採用。これだけでキレイな印象を作り出していて、大人っぽいカジュアルなスタイルに仕上げている。色の合わせもサンドベージュのトップと淡青デニムで、落ち着いた色味を演出。胸からのぞいているTシャツの赤のプリントがアクセントになっているのも、淡色使いならではテクニックだろう。
Orlando Bloom[オーランド・ブルーム]
最近のオーリーはキャラ変したのかと思うほど、かなり個性的なアイテムを取り入れている。今日は、レトロで大ぶりなティアドロップフレームのアイウエアに、足元は存在感のある〈sacai〉コラボの〈ナイキ〉スニーカーでキャラ出しをしている。とはいえシンプルな着こなしをベースにして、小物だけでキャラ変させているだけなので、お手軽に真似ができるコーデだろう。ちなみにここまで個性的なアイテムを取り入れるのなら、着こなしはシンプルにするのが絶対ですよ!
Cooke Maroney[クック・マロニー]
首の詰まったクルーネックデザインの白Tに、ネイビーの綺麗めなボトムをくるぶしのレングスで着こなしているクック。これって、実に定番なコーデだけど、存在感があるように見えるのは小ワザを効かせているから。まずはウェリントン型のサングラスと〈ヴァンズ〉のスケートシューズでカジュアル感を演出。さらに、グレイヘアと無精髭で大人らしい個性出しをしている。定番の白Tスタイルを綺麗めに着こなしているからこそ、グレイヘアと無精髭姿が効いているワケ。これは大人しかできないお洒落テクなので、是非ご参考に!
Justin Timberlake[ジャスティン・ティンバーレイク]
胸元をガバ開きさせたプルオーバーの柄シャツを選んだジャスティンは、パンツのカラーと裾をロールアップした肌見せ具合でリゾートファッション風に全身をコーデ。このくるぶしの見せ方が、足元のローファーをバッチリと活かした着こなしになっている。アクセサリーは胸元のワンポイントネックレスと時計のみという、さりげない使い方がこれまた大人らしくて好印象。これがチェーンやデカ厚アクセになると途端にヤンチャな印象になってしまうので、ご注意を。
Justin Bieber[ジャスティン・ビーバー]
ヤンチャ感が拭えないストリートファッション。だけど白シャツを取り入れるだけで見た目にも爽やかさがUP。そのため大人でも真似したくなる着こなしに仕上がる。ジャスティンは、ワークパンツにスケーターシューズという、もはやストリートのアイコンとも言えるコーデ。そこに白の半袖シャツを合わせている。しかもビッグシルエットで、ボタンはガバ開き。その胸元からチラ見えするのは品のあるパールネックレスという、トレンドに敏感なジャスティンらしい着こなし。真似するのはさすがに難しい!?
Brad Pitt[ブラッド・ピット]
色使いが得意なブラピが選んだのはワントーンの着こなし。格子柄がナチュラルトーンのアクセントになったこのスタイル。ブラピといえば、大体シャツのボタンを2、3個開けて、ラフに着こなしつつ胸元からアクセをチラ見せ。そんな印象が強いはず。でも、なんだか今回は様子が違う。チェックシャツのボタンを上まで留めて、チェック柄の強調とAラインのシルエットを得た難易度の高いシャレオツテクを披露している。シャツのボタンを開けて着るよりも、きちっと感があるけれど、下のボタンは留めずにいるので遊び心も兼ね備えている。動きのある着こなしに仕上げているのがお見事!
David Beckham[デヴィッド・ベッカム]
独特な風合いのある生地感で、リゾートとの相性もバッチリなのがリネンシャツ。しかも仕立てのいい白シャツは、どんなシチュエーションでも使える万能アイテム。ベッカムは膝上丈のだいぶ短いクラシックなスイムショーツの上から羽織り、バカンスを楽しんでいる様子。ラフな袖捲りやボタンのX留めで、シンプルなコーデに躍動感を与えるおしゃれテクを披露。ゴールドの時計やメタルフレームサングラスなど小物選びにも抜かりがなく、コーデをさりげなく格上げしている。
Sam Rockwell[サム・ロックウェル]
ショートスリーブの渋柄シャツをジャストサイズで着こなしているサム。ボトムに選んだのは、ネイビーのチノパン。彼のおしゃれテクニックはシャツ柄やサイズ感にありそう。このシャツって着丈が短くて、リラックスしたデザインなんだけど、襟元は開襟デザインではなく普通のタイプ。しかも小ぶりな襟に細かな柄が入っていて、上半身へと目線が上がるので、コンパクト見えする利点も。これが彼のシャツを使ったAラインシルエットのテク。シャツと〈ナイキ〉のダンクで配色を調和させているがおしゃれ。
Timothee Chalamet[ティモシー・シャラメ]
みんなよくやるTシャツにシャツを羽織ったデニムコーデ。キャラ出しで差別化を図るために何かアイデアはないかなと思っているなら、シャラメのコーデがおすすめ。で、彼はベースボールシャツをセレクト。伝統的なピンストライプが特徴のニューヨーク・ヤンキースのユニホームデザインは定番のストレートシルエットのデニムパンツでまとめると良いのかも。仮にバギーシルエットのボトムだと、ストリート色が強くなってしまう恐れも……。足元は〈アディダス〉をピックアップしてシューレースの色を変えたりと、遊び心も満載。さすがはファッショニスタ!
Justin Timberlake[ジャスティン・ティンバーレイク]
リラックススタイルで登場したジャスティン。ペイズリーの柄シャツは、オープンカラーの仕立てで実にリゾート感満載。これに合わせるボトムは定番のブルーデニムやブラックデニムにしたいけど、自在なコーデが得意なジャスティンはそこに大人感を狙っている。カジュアルなチノパンでも、テーパードのハリがありそうな生地で、かっちり感をキープしたスタイリングに仕上げている。足元もレザーシューズでまとめているのが大人見えするポイント。開襟シャツにサンダルは相性がいいから選びがちだけど、レザーシューズで外すのもきっちり感が出ていて結構ありかも!
Ryan Reynolds[ライアン・レイノルズ]
肌寒くなる季節は、羽織ものがコーディネートの深み出しするアクセント。季節やシチュエーションによって服を選べるのが大人のたしなみ。で、ライアンはオープンカラーのシャツをタンクトップの上から羽織ったスタイリングをチョイス。しかもトーン抑え目な渋色カラーのストライプがキャラ立ちにも一役買っている。シャツの選びは、ボタンダウンシャツだときちんと感が出てしまうので、ワイルドな印象が強いオープンカラーシャツを選んでいるはず。インナーもTシャツじゃなくタンクトップなのがポイントで、オープンカラーシャツと好相性。ボトムは黒の細身のブラックパンツ。シンプルに裾を1、2回ロールアップさせたくるぶし丈レングスで足元を引き立てている。その足元はやっぱり〈アディダス〉。 この〈アディダス〉は今のトレンドを体現しているので1足持っておくことをオススメしますよ!
Timothee Chalamet[ティモシー・シャラメ]
グレーのTシャツに、ネイビーのショートパンツ。これだけで都会的なカラーリングの街ファッション。ティモシーは、ここに小物の選びでキャラ出しをしていそう。キャップにデカめのサングラス、そこに色合わせしたヘッドホン。足元はハイトップスニーカーでシンプルな着こなし。こういった小物の効果は絶大!しかもショーツだから足元もバッチリ映えるし、こなれたスタイルになっている。シンプルな服装が好きな人は真似してみてはいかが?
Jesse Metcalfe[ジェシー・メトカーフ]
オリーブグリーンとオフ白の渋色カラーでまとめたジェシー。見るからにゆるっとした質感のトップに、膝上丈のショーツがなんともリラックスした印象。今日の彼は足元を黒のエスパドリーユで引き締めている。ちなみにこれを白スニにすると街でも使えるオススメな配色に仕上がる。Tシャツの素材がスラブコットンなのかリネンコットンなのかわからないけど、こういった質感のトップはボディラインがわかるのでボディメイクは必須かも!?
Kylian Mbappe[キリアン・エムバペ]
白Tに黒の楽ちんパンツ合わせたコンフォートな着こなし。彼はストリートの感覚とちょっとしたトラッドをプラスした合わせテクで個性を出している。たとえばシンプルなモノトーンベースのコーデに、イエローのニットを肩掛け。普通だったら白か黒で揃えがちだけど、こういった差し色カラーで演出するのはさすが。それに〈ナイキ〉のハイテクスニーカーをカラーリンクさせるなんて憎い。バケットハットやミラーレンズのサングラスでストリートな印象を与えているのも、おしゃれに見える要因!
Chris Hemsworth[クリス・ヘムズワース]
『Safari Online』だとチェックシャツって赤×黒などのバッファローチェック柄やオンブレ柄をイメージしがち。だけど、クリスは白ベースにブルーの柄で、爽やかさもプラスされた1着を選んで登場。そしてワイルド見えするゆるネックのTシャツの上からさらりと羽織っている。それだけで爽やかな印象にもなるのが、この色の組み合わせ。胸元が開いたトップだからネックレスなどアクセにもこだわりたい。彼はロングネックレスで首元を着飾っていて、おしゃれ。これが短めだったりすると窮屈に見えてしまうはず。足元は〈ゴールデングース〉の白スニで、抜け感を演出している。
Calvin Harris[カルヴィン・ハリス]
イギリス発のストリートブランド〈リプレゼント〉のプリントTに、淡いグレーデニムパンツを合わせたカルヴィン。街カジュアルの鉄板スタイルだけど、彼ならではの合わせが披露されている。まずスニーカーは最近トレンドになっているレトロバッシュデザインの〈ニューバランス〉。おそらくN550。白ベースのボディにワンポイントでオレンジのアクセント。実は、このオレンジのカラーとリンクさせたプリTを使い、カルヴィンはスタイリングしている。で、このくすんだオレンジと淡いグレーデニムが相性抜群。こういった色味の調和感覚は真似したい。それだけで一気に格上げされたオシャレ感を演出できますよ。
Adam Brody[アダム・ブロディ]
チノパンにネイビーのTシャツという組み合わせはいたって普通のコーデ。これにハイブラアイテムや白スニが合わせで入ってくると街コーデになる。けれどもアダムのコーデは予想の斜め上からきたコーデ。サーファーでもある彼はラタンのライフガードハットに足元はビーサン合わせ。しかもヌーディーカラーのビーサンは抜け感とキャラ出しが両立。このようなライフスタイルが演出されているファッションだと、シンプルなのに“わかってる感”がにじみ出ていて、とってもお洒落に見えますよね!
Zac Efron[ザック・エフロン]
リゾート地で着たくなるのが夏柄シャツの定番、花柄シャツ。けれども、派手な色使いも多く、場合によっては悪目立ちしてしまうため、意外と着こなすのが難しいアイテム。ではザックはどうしているかというと、ブルーのハイビスカス柄をチョイス。シロ地にブルーだから派手すぎないのが好印象。さらにベージュの膝上丈のショーツとバケハでサンドイッチしているので、統一感も出ている。これは参考になる着こなしじゃない?
Orlando Bloom[オーランド・ブルーム]
リジッドのデニムパンツは綺麗めな印象を受けるけど、骨太シルエットにするとかなりたくましい感じに。そんな着こなしを披露しているのがオーリー。白T合わせで清潔感を感じさせているけど、ただのTシャツ合わせでとどまらないのがお洒落なポイント。なんと同色のコンチョ付きベストを合わせている。これがまたかっこいい! ブルーやレッドのチマヨベストでコテコテなアメカジスタイルもいいけど、個性を出すんだったら彼のようにTシャツと同色で馴染ませながらアクセントにするっていうのもテクのひとつ。そこに赤茶のワークブーツやティアドロップサングラスなど小物で追キャラ出ししているのも心憎い!
Josh Hartnett[ジョシュ・ハートネット]
今日のジョシュは、パッと見、ネイビーとチャコールグレーでまとめたたくましさのあるダークカラーの着こなし。ヘンリーネックのトップは袖をロールアップ。ブラックで重く見えがちなスニーカーは、素足で履いて、ちょっとだけ肌を露出し、抜けを作るなど細かなテクが詰まっている。さらにサングラスはクリアフレームをチョイスして、軽やかさをプラス。普通見えするコーデだけど、実はテクがいっぱい活かされているというわけ!
Timothée Chalamet[ティモシー・シャラメ]
ロンTにカーゴショーツ、足元はローテクスニーカーと馴染みのあるアイテム合わせを披露したティモシー。これって90年代のストリートファッションがベース。当時はロンTもプリント入りで、オリーブグリーンのカーゴショーツなど多色使いでキャラを出していた。けれども、ティモシーは上下ともブラックとかなりシンプル。ただし左胸にワンポイントのロゴやスウェット生地のカーゴショーツなど、現代的にアップデートしているあたりさすがはZ世代の寵児。キャップとスニーカーはブラックと相性の良いブルーでまとめ、2色使いにしているのもお洒落!
Tom Cruise[トム・クルーズ]
ブルーのシャツに濃紺デニムの爽やかコーデで登場したトム。チェック柄やストライプなどカジュアルシャツの選びは選択肢が多くあるけど、無地シャツを着こなす姿がシンプルで一番かっこいいというお手本だろう。しかもこだわりがありそうで、腰丈サイズのシャツを着用。キレイめだけど、カジュアル感も出ているというのがさすが。しかも無地だから上品で大人っぽいという利点もあり。シャツ選びだけでカジュアルスタイルを演出するのは、なかなか奥が深いですね〜。ちなみに手元で輝いているのは〈カルティエ〉のサントス ドゥ カルティエ ウォッチのようで、品のある着こなしを後押ししている。
Orlando Bloom[オーランド・ブルーム]
白T×デニムパンツにワークブーツと、王道のアメカジコーデで登場したオーリー。着心地が良く、機能性に優れた素材の白Tもイマドキでいい。けれどもオーリーのように、アメカジやワイルドさを演出するなら断然、生地が厚めのヘビーオンスがカッコよくきまる。柔らかい質感や最近流行りの機能面はまったくないけど、雰囲気は抜群に良いのがこのアイテム。それに生地が厚いと、なんとなく胸筋が大きく見えるので、タフさをプラスしたいときにはうってつけですよ!
David Beckham[デヴィッド・ベッカム]
白Tにブラックデニムという精悍コーデのベッカム。足元は〈アディダス〉のスニーカーを合わせてアスレジャースタイルを演出している。無造作にたくし上げた袖や半入れした裾などただの白Tに見せないのが着こなしのテクニシャン。これって、しっかり上半身をボディメイクしているからこそできるテク。薄着になるサマーシーズンは、レイヤードやアクセに頼らないこんなカラダを手に入れておくのも大事だろう。
Brooklyn Beckham[ブルックリン・ベッカム]
父であるデイヴィッドのDNAを色濃く受け継いだブルックリン・ベッカム。全身ホワイトで統一したのもさることながら、そのアイテム選びもセンス抜群。まずはグラフィカルなTシャツをジャストサイズで着用しながらも、パンツは〈ナイキ〉のバスパンをセレクトして少しゆるめにスタイリング。トップとボトムのバランスが絶妙。足元もソックスとスリッポンという至極スポーティなスタイルだけど、そこはかとないセンスを感じさせますね!
Gavin Rossdale[ギャヴィン・ロスデイル]
以前はロックヴォーカリストらしい、黒を基調としたハードな着こなしを好んでいたギャヴィン・ロスデイル。最近は、シルエットもゆるい西海岸を漂わせるスタイルにシフトチャンジしている。今回も宗教画のようなグラフィックTシャツと、黒のイージーパンツを合わせたシンプルな西海岸スタイルを披露。着こなしがシンプルなだけにチョーカーやゴールドのリングでアクセントをつけている。このあたりの小ワザを効かせるところが洒落者の所以!
Liam Hemsworth[リアム・ヘムズワース]
何気ない着こなしだけど、そのスタイリングに奥深さが垣間見える俳優のリアム・ヘムズワース。一見、普通のグレーTシャツに見えるけれど、首元にご注目を。リブがなくて切りっぱなしになったデザインになっていて、こなれ感を演出している。ボトムはジャストサイズで大人らしい清潔感も強調。おろしたてのような白スニーカーで抜け感を出しているのもポイントだろう。さらにシルバーの腕時計やブラックのキャップなどの小物で貫禄もプラス。これなら、カジュアルなTシャツコーデでもまわりと差がつくはず!
Bradley Cooper[ブラッドリー・クーパー]
スニーカー好きならピンときた人も多いはずだが、最近、ブラッドリー・クーパーがヘビロテしているのが、この〈ナイキ〉のエアフォース1。〈バーバリー〉のデザイナーであるリカルド・ティッシが手掛けたコラボモデルだ。そんな貴重なスニーカーを白のロンTとブラックデニムでさらりと着こなすセンスの良さに脱帽。ジャストサイズのロンTは腕を捲り上げることで、たくましさを演出。トップからボトムへとグラデーションになっているのも実にオシャレ!
Loris Karius[ロリス・カリウス]
最近では、ピッチでのプレーと同じくらいコーディネートも注目されがちなロリス・カリウス。〈ステューシー〉のグラフィカルなTシャツを選んだことで一気にストリートスタイル寄りに。けれどもダボっとした感じになっていないのは、ショーツの丈が膝上だから。この肌見せのバランスが絶妙で、スッキリとした印象に仕上げている。足元も〈ナイキ〉のソックスとエアフォース1を合わせて、抜け感を演出。シンプルなアイテム使いだけど、そのスタイリングセンスだからこそ、それぞれのアイテムが主役級に引き立っているというわけ!
Kit Harrington[キット・ハリントン]
ショーツスタイルでお散歩中のキット・ハリントン。ヒザ上丈のショーツは夏らしいシアサッカー素材。トップのTシャツと色リンクしているけど、のっぺりとした感じに見えないのは素材を変えているから。こうすることでメリハリがついて、お洒落に見えるというテク。さらに褪色感のあるブルーのリネンシャツを羽織ることで、絶妙な大人感を演出。バンドカラーなので、首元がすっきりしているのも実に夏向きだ。足元に白スニーカーをチョイスしているけど、レザーのサンダルという手もあり。
Justin Hartley[ジャスティン・ハートリー]
妻であり女優のソフィア・パーナスと仲良くショッピング中のジャスティン・ハートリー。買い物というだけあり、着こなしは至ってシンプル。だけど、抑えるべきポイントはおさえていますよ。ジャストな白Tシャツに合わせたのは、これまたジャストサイズのデニム。これがワイドシルエットだと子供っぽくなってしまうからご注意を。足元は〈グッチ〉の白スニをチョイス。こうすることでシンプルなコーデでも高級感が漂うので、大人の貫禄が出せるというわけ!
Leonardo DiCaprio[レオナルド・ディカプリオ]
お散歩中のレオナルド・ディカプリオはTシャツにショーツという夏らしい軽快コーデ。けれどもこれ、ただのワンマイルウェアじゃありません。まずは全体をグレーのグラデーションにすることでスポーティな着こなしに、大人らしい品の良さをプラス。腰に巻いたパーカでアクセントをつけているのもポイント。足元にはハリウッドセレブの間でも人気の〈オン〉をチョイスしているところも、お目が高い!
Tom Cruise[トム・クルーズ]
絶対不可能な指令を可能にする男だけに、その鍛えられた肉体もスタイルのアクセントとなるトム・クルーズ。こちらはローマを訪れた時のリストランテ・ピエールルイジでのひとコマだが、はち切れんばかりの二の腕と胸筋をニットポロシャツに包み、パンツはブルーグレーのスラックス。こんなフォーマルな装いだからこそ、筋肉が引き締まって見えるのだ。足元はスニーカーではなく、品のあるセミグローブの内羽根シューズを選んだのもお見事。
David Beckham[デヴィッド・ベッカム]
ハリウッドセレブにも引けをとらないセンスで、一挙手一投足が注目されるデヴィッド・ベッカム。何気ないコーデのようで、かなり計算し尽くされているのは、お気づきだろうか。まずは手に持った〈ゴヤール〉のバッグ。フラップの革の部分と足元のデッキシューズの色がシンクロしているので、コーデが整って見える。アイテムの色数を少なくしているのもコーデのバランスを考えた彼なりのテクニック。白Tは袖を短めにしてたくましさを演出しつつ、裾を半分だけインして鮮度を出している。
Bradley Cooper[ブラッドリー・クーパー]
非営利団体COREのグラフィックデザインが秀逸なTシャツを愛用しているブラッドリー。このCOREは、ブラッドリーの友人で俳優のショーン・ペンが2010年に起きたハイチ地震の救済活動をするために共同創設した団体。そのTシャツを着ているということは、ブラッドリーもなんらか協力をしているのかも。ハイブラものやデザインものなどでコーデするのも、もちろんお洒落でかっこいい。けれども、ブラッドリーのように非営利団体のTシャツを着こなすことで、その活動を支援する姿勢も実にカッコいい。
Romeo Beckham[ロメオ・ベッカム]
パステルカラーのスウェットとショーツをセットアップ調にワントーンコーデ。こんなコーデの足元はレトロバッシュを合わせるのがストリートファッションのセオリーだったけど、ロメオはサボタイプの〈ビルケンシュトック〉を足元にチョイスしている。そこに白ソックス。ちなみに一昔前だったらショーツにソックスって休日のおじさんのイメージがあって敬遠されていた。けれども、時代は変わってソックスがおしゃれを左右するポイントにもなるぐらい重要な小物になっている。ソックス選び、適当になっていませんか?
Ryan Reynolds[ライアン・レイノルズ]
シャツにチノパンという、どこでも見かけるようなアイテムをベージュのワントーンで仕上げているライアン。ちょっとほっこりするような柄のタッターソールのチェック柄。これってよくBDシャツなどで使われる綺麗めファッションの定番。その開襟シャツタイプを選んで、胸元を開けつつ、ちょい白タンクトップをチラ見せするというワイルド仕上げ。パンツはテーパードのくるぶしレングスで、軽快な印象を演出。上下の色味も暖色系のワントーンでまとまっているから、デートにも遊びにも使えそう!
Leonardo Dicaprio[レオナルド・ディカプリオ]
ブラックの無地Tシャツに濃紺ブルージーンズでソリッドなカジュアルスタイルで登場したレオ様。ミニマムなアイテムだからカラー選びは重要。全身ダークトーンで揃えて都会的でかっこいいけど、こんな時期は少し重たさが残る印象。そこでキモになってくるのが、ハズしたカラーのワンポイント投入。ただし派手色のキャップなどで一気に印象を変えるのは、悪目立ちする恐れが大。であれば、薄グレーのキャップくらいに抑えてみても、ご覧のように軽やかに見える。スニーカーは抜け感を大事にしたいので、レオ様のようにキャップグレーに足元白スニってのが丁度いい。これ極意ですよ!
Josh Duhamel[ジョシュ・デュアメル]
マンネリを回避する方法として、派手色を取り入れて劇的に印象を変えるのもいい。けれども、大人っぽさからは離れがち……。では、どうしたらいいかというと、ジョシュを見てほしい。ちょい色落ちした渋色のエンジトップと淡グレーデニムで大人らしいカジュアルなコーデ。そこに足元は無骨でインパクトのあるトレッキングブーツを合わせている。しかもシューレースが赤でキャラ出しにも気を配っている。こういうアクセントの効かせ方なら大人感もキープできるというわけ!
Channing Tatum[チャニング・テイタム]
ビッグシルエットのフーディにブラックパンツで、シックなストリートスタイルにまとめたチャニング。シンプルなコーデで、しかもカジュアルなスタイルだとプリントやデザインなどでキャラ出しを狙いがち。だけど大人ならワンポイントの小物使いでキャラを出すっていうのが、オシャレの腕の見せどころ。チャニングはカモフラ柄のバックパックでアクセントを出している。モカカラーのフーディに馴染んでいるし、ミリタリーのワイルド感が演出できているからコーデのちょっとしたスパイスとしても効いている。カモ柄ってジャケットやパンツに取り入れるとたくましく見えるけど、サバゲーのコスプレにもなりがち。だから小物をカモ柄にしてコーデに投入する、という大人テク!
Justin Timberlake[ジャスティン・ティンバーレイク]
ロングスリーブのトップスとショーツは、この時期の定番コーデ。だけど定番すぎるから人と被ってしまうなど、なかなか差別化が難しいスタイリングでもある。そこでお手本にしたいのが、ジャスティンの着こなし。こちらをスタイルサンプルにするのもマンネリ打破の案かも。パステルカラーのラベンダーのトップに、ピンクの小花柄が入ったバスパンとかなりキャラを出したスタイル。さすがにこれを真似するのはハードルが高いけど、パステルカラーのワントーンでトップとショーツを合わせたり、ショーツに個性があるバスパンを取り入れてみたりとキャラ出しのヒントが沢山ありそう。もしくは暖色カラーのワントーンや寒色カラーのワントーンでも統一感が出るので、まずは色を揃えるところから真似するのもありかも!
Chris Hemsworth[クリス・ヘムズワース]
リラックス感が出まくりのゆる〜いネックのTシャツに、開襟シャツを羽織ったトリップコーデ。移動時の機内やトランジションって、なかなか疲れるもの。だからこそ旅時間は心地よくリラックスできる服を着たい。たとえば肌触りの良い上質な素材のスウェットセットアップなんてのもおしゃれなんだけど、子供っぽくなってまわりの目が気になりそう。そこでクリスは空港や現地のカジュアルレストランでも入れそうな開襟シャツをチョイス。さらにTシャツ一枚になったら一気にリゾートスタイルにもなる、ゆるTを使い大人なコーデで着こなしている。旅先だからって派手柄にせず、黒と白の2色使いでまとめるのがコツ。もしキャラ出ししたいならキャップやサングラスなど小物を加えるぐらいがちょうど良いだろう。
Justin Timberlake[ジャスティン・ティンバーレイク]
コーチジャケットにチノパンというイデタチのジャスティン。ストリートやスケーターファッションを連想するこのコーデ。けれどもどこか大人っぽい印象じゃない? ジャストサイズで羽織ったホワイトのコーチジャケットはシャツのようにも見えるし、ブラックのチノパンは都会的なイメージを与える。こういったストリートファッションでも色味だけでグッと大人っぽく仕上げることができるというわけ。ちなみに足元は〈ヴァレンティノ〉のワンスタッズスニーカー。この効かせ方もニクい!
Chace Crawford[チェイス・クロフォード]
この日のチェイスは愛犬とのお散歩コーデ。彼のリラックススタイルはいつもこんな感じ。だけど、映画祭などではブラックやグレーのカラーでバシッとキメたコンサバスタイル。それから想像すると、だいぶ印象が変わってくる。しかも淡いブラウンや淡青デニム、そして〈ナイキ〉のAF1と、グッと身近に感じられるコーデ。これはギャップが出まくり。狙っているなら、かなりのあざとさ!? まあそういうオケージョンでスタイルを変えれるっていうのも大人のファッションの嗜みでもありますよね。
Shawn Mendes[ショーン・メンデス]
ダメージ加工があるグリーンのTシャツをチョイスしたショーン。首元からサングラスをかけてVネックのようにデザインさせて、遊びを入れているのがうまい! パンツはダブルニーのデニムパンツで、今トレンドのワークテイスト。足元は白スニと、ものすご〜くシンプルな合わせ。なのに、細部の遊びやチョイス次第でこだわりがある着こなしになるという好例だろう。それだけでオーラがまとえるのだから、こだわりって大事かも!
Tom Holland[トム・ホランド]
茶系のトラッカーブルゾンに、淡青デニムが野暮ったくもあるがスタイルが出ている着こなし。そこにレースアップブーツを合わせてカラーサンドイッチしながらも、たくましさを演出。アメカジの着こなしで一番カッコ良いのは、やはり白Tにストレートデニム。そこにブルゾンを合わせるだけの誰でもできる着こなしが実に好印象。トムはキャラ出しでオリーブのキャップを合わせていて、よりカジュアルに仕上げていますね。
Channing Tatum[チャニング・テイタム]
開襟のボーリングシャツデザインにブラックのチノパン。そしてブラックのスリッポンで上手くまとめたコーデ。チャンニングってそんなにカラーを使わないから、コーデが楽に見えているかも。でも実は彼ならではのキャラ出しをしているのが足元。楽ちんなスリッポンで足元を決めてから、開襟シャツそしてチノパンを選んでいるハズ。だってこれがBDシャツだったら真面目すぎるし、白シャツでもトーンがハッキリしすぎているからトレンドではない。抜け感出しにインナーに白を入れるぐらいでちょうど良い。そして楽ちんアイテムにはリラックス感が出る開襟を選んだってワケ。おそらく!?
Dominic Cooper[ドミニク・クーパー]
カーデのブルー、Tシャツのホワイト、スニーカーのレッドと誰もが知っているトリコロール配色でコーデしたドミニク。コーデの色って誰もが知っている配色でまとめると、上手にまとまるよっていう好例。そこにブランドアイテムを持ってくると個性が演出される。ドミニクはカーデに〈ルイ・ヴィトン〉のモノグラム柄カーデをチョイス。これだけで格上感が出てくるでしょ? e-バイク仕様にソックスインしたパンツの足元も結構アクセントになっておしゃれ!
Joel Edgerton[ジョエル・エドガートン]
Pコートにも見えるダブルブレスト仕立てのデニム生地が、かなりエモい印象。ジャケットにはない縦位置についたポケットがアウター感を出していて、しかも着丈が短いので軽やか。コーデの色味が定番のブルーとホワイトの合わせで、マリンぽいのも今の季節には合っている。なぜか渋みが出ているのは昔ながらのミリタリー由来のPコートデザインを取り入れているから? オーソドックスなアイテムの合わせでもキャラ出しできるのは、おしゃれIQが高い証拠!
Jake Gyllenhaal[ジェイク・ギレンホール]
シンプルなワントーンの上下。その際のインナー選びは、大概同色にしてしまうもの。けれどもそれは早計。実は個性を出すのに、もってこいのコーデでもあるんです。ジェイクの場合は遊び心のあるキャラTをセレクト。実はこれ〈ロエベ〉×ハウルの動く城のコラボキャラTで、かなりお茶目! こんな感じにブランド系のキャラTでハズすテクっていうのもかなり効果的。しかもブラックのワントーンでまとめているので大人感もキープできている。足元のバッシュでキャラTのカラーとリンクさせたりと、小ワザもお見事!
Justin Timberlake[ジャスティン・ティンバーレイク]
バンドTにドローコードが付いた楽パンをオフ白トーンで揃えたジャスティン。バンドTって、ブルーデニムやブラックデニムと合わせがちだけどTシャツのボディと同カラーのパンツを選らんでいるから、プリントを引き立てるのにバッチリ。しかもかなりポップなバンドTでも、この淡さでハードな雰囲気をやわらげてくれるという具合。キャップやスニーカーも同じように合わせてあげると上手くまとまるはず。〈ヴァレンティノ〉のワンスタッズスニーカーで足元のポイント出しも見事。なんならタンブラーとバンドTの色合わせも意識しているのかも!?
Justin Timberlake[ジャスティン・ティンバーレイク]
アレンジしやすくデートや遊びにと着こなしの幅があるジャケットとデニムパンツのコーデ。ちょっと前までは柔ジャケットなど素材感などで変化を付けていた。けれども最近はブルゾン丈のような短丈デザインが気になる。着丈が短いと一気にカジュアル感が増すし、キャップやスニーカーとの相性もバッチリ。しかもジャケットならではの“かっちり感”があるから大人見えもする。そんなトレンドを早速取り入れているジャスティン、さすが洒落者です。たとえばデニムをダメージ無しに、シューズをサイドゴアや短靴などに変えればカジュアルレストランやデートにも使えますよ!
Cooke Maroney[クック・マロニー]
妻ジェニファー・ローレンスとのデートスタイルに選んだのは生地が肉厚そうな無地の白Tにストレートタイプのチノパン。白Tにはブルーデニムと勝手に決めつけていたけど、クックのこの合わせも清潔感があってなかなかカッコ良い。足元は〈サッカニー〉のレトロランシュー。カラーはベージュを持ってきてボトムとの一体感で脚長効果を狙っている。アクセサリーもサングラスと腕時計のみといった潔いチョイス。シンプルコーデ好きな人にはお手本にしたい合わせだろう。
Chace Crawford[チェイス・クロフォード]
無地シャツにクロップド丈のパンツという一軍アイテムがあると、シンプルなコーデにしがち。つまり安心感のある置きにいったコーデが多くなる。そこでチェイスのような淡色シャツを選ぶっていうのが、オシャレのステップアップにちょうどいいだろう。しかも開襟タイプを選べばリラックスした印象もあるのに、デートやレストランにも使えるからおすすめ。それとくるぶし上にパンツ丈を合わせると、つんつるてんになって丈の長さがあってない!と思いがち。だけど、実はソックスとスニーカーを同色にすると、脚長効果が期待できるのでオススメ。軽快な印象にもなるので、やらない理由はないはず!?
Ryan Reynolds[ライアン・レイノルズ]
TシャツとロンTの重ね着スタイルでお散歩コーデのライアン。Tシャツとその下に着たロンTをジャストサイズでレイヤード。ロンTの存在感を出すTシャツのニュアンスカラーや裾が若干出るような丈感のバランスなど重ね着するならこんなテクもあり。チノパンは細身のテーパードを選んで大人カジュアルを演出。これがワイドシルエットとだと子供っぽくなりがちなので気をつけて。キャップは同色でもいいと思うけど、ネイビーのキャップをセレクトして小物部分でカラーのアクセントを入れるとワンポイントになっていいかも!
Leonardo DiCaprio[レオナルド・ディカプリオ]
アメカジの定番ジップパーカにデニムスタイル。たとえば、ごわついたスウェットパーカを選ぶとリラックスできずに、肩こりの原因になったり……。デニムパンツもリジットタイプを選んだりするとガチガチで屈むのも一苦労。で、今日のレオさまを見るとテロッとしたジャージー素材のジップパーカにストレッチが入っていそうな細身テーパードのデニムを履いてる様子。楽ちん素材をうまく使って、いつものベーシックコーデを楽ちんファッションに昇華する大人な選択をしている。色味も派手すぎないものを選ぶと、どんなアイテムにもマッチするので“やわ系”アイテムは絶対持つべき!
Orlando Bloom [オーランド・ブルーム]
白Tの上にデニシャツを軽く羽織って、お出かけ。休日のスタイルとしては定番なコーデだけに、まわりと被ってしまうことも。それを回避するには、オーリーのスタイルを参考にするといいかも。この日の彼は、薄いブルーのデニムシャツにベージュのパンツという組み合わせ。けれども、オシャレに見えるのはインナーを白のベストとTシャツでレイヤードさせているところ。こうすることで奥行きが出て、見た目にも鮮度が出てくる。茶のブーツとキャップで色サンドするなど、小ワザを効かせているのも見逃せない。
Bradley Cooper[ブラッドリー・クーパー]
Gジャンとチノパンの合わせは、アメカジの教科書らしいお手本コーデ。そこに、ブラッドはアイテム選びでちょっとした工夫をすることで、いつもと違ったアメカジファッションに仕上げている。まずGジャンでボア襟タイプのものをチョイス。これって襟やライニングにボアが付いた防寒性が役目なアイテム。だけど、ことファッション視点だと、首まわりのボアやファー使いは品出しにうってつけ。で、チノパンツも大体はベージュがセオリーだけどグレーに変えるだけで都会的な印象にもなる。そして革靴代わりの茶のレザースニーカーを投入するだけで、印象はかっちり見えしつつも楽ちんでカジュアル感をキープ。これが近頃の大人アメカジというわけ!
Ryan Reynolds[ライアン・レイノルズ]
バティック柄や、アロハシャツなど夏を感じさせるのが開襟シャツ。そしてこの日のライアンが大人らしく着こなしているのもそれ。開襟シャツって、派手な柄や色が多いイメージで、普段使いというよりリゾート地やビーチなどで着るアイテムと思いがち。だけどライアンのような、小柄のチェック柄で渋い色味の開襟シャツならかなり大人な印象。このようにトーンを抑えると街ファッションにも使えるというわけ。良いサンプルコーデなので、トライしてみて!
James Marsden[ジェームズ・マースデン]
柔らかそうな素材のネイビーシャツをさらりと羽織り、インナーは白のタンクトップという爽やかコーデ。抜け感出しが緩いのになぜか上品な印象を受けるのは、パンツもネイビーで合わせたから。同色でタック入り、ジャストサイズの綺麗めパンツを合わせて、セットアップのように見せている。この効果が上手くハマり、品よくまとまっている。シャツのパイピング使いや足元の〈ニューバランス〉などジェームスらしいキャラ出しも見逃せない。
Mads Mikkelsen[マッツ・ミケルセン]
ブラウンのサファリシャツ、インナーに同色のニットを合わせたマッツ。サファリシャツといえばタフでワイルドな雰囲気が持ち味だけど、彼が選んだアイテムは落ち着いた色味で生地に光沢感がある1枚。たくましさに加えて、大人っぽい雰囲気もまとえるというわけ。そこに白のスラックスを合わせて、清潔感な印象を与えている。足元は茶のシューズで色サンドするなど、絶妙なバランス感覚がお見事!
Vanilla Ice[ヴァニラ・アイス]
ヘザーグレーのTシャツとシティカモ柄のカーゴパンツをコーデしたイカついスタイル。カーゴパンツって迷彩柄となるとかなり難易度が上がる。しかもミリタリーなテイストが全面に出るので、サバゲーのコスプレにもなりがち。それを回避するためには、裾がリブ仕様になったジョガータイプを選ぶと足元がすっきりしていいだろう。そしていわゆるグリーンの迷彩ではなくグレー迷彩にすると街にも馴染むという具合。これならミリタリーなワイルドさも演出できる。足元は白スニで抜けを作ると全体の印象の軽さが出てバッチリ。キャラを出すならレア度高めなスニーカーにするといいかも。彼は〈シュプリーム〉×〈ナイキ〉AF1でコーデ!
Zack Braff[ザック・ブラフ]
柔ジャケ、ニット、側章パンツと綺麗めだけど少しラフにも見えるカジュアルスタイルを披露しているザック。アースカラーを主とした落ち着いたトーンにすると優しげな印象になる。さらに色だけではなく柔らかい素材も使うともっと効果的。もちろんダークトーンでまとめて都会的なスタイルもかっこいいけど、余裕ある大人だからこそ、このような優しい色味が生きてくる。足元は〈グッチ〉×〈アディダス〉だけど、あまり主張させず、控えめなカラーリンクと、赤のシューレースのアクセントをくらいに抑えているのがオシャレ!
Justin Theroux[ジャスティン・セロー]
ミリタリーカラーやカーゴパンツでたくましさが全開。こなれ感もドバドバとあふれているスタイリング。短丈ブルゾンやレングスにもこだわりがありそうなオリーブを基調としたアイテム使い。このさじ加減が絶妙でカッコいい。さらにレイヤードした白フーディでヌケ感を出しつつ、ニットキャップやスニーカーの黒使いでしっかりと引き締めているのもスタリッシュ。パンツのベルトループに繋げたカナビラ キーホルダーがアクセントになっていて個性出しも完璧。ミリタリーモチーフを上手に着こなしたい人は彼のテクを参考にしてみては?
James Marsden[ジェームズ・マースデン]
今日のジェームズは、短丈ブルゾンに濃厚のスリムデニムとだいぶコンサバ寄りのチョイス。そこに白の抜け感と小物使いを効かせることで、カジュアルとシフトチェンジ。このバランスがお見事! もしコーデに迷ったら真似してほしいテク。ただしジェームズはTシャツの裾のニュアンス出しなど、かなり狙ったテクも披露している。単なる真似っこコーデは難易度が高いので、そこは注意して!
Ryan Reynolds[ライアン・レイノルズ]
鮮やかなピンクの開襟シャツに、ブルーデニムを合わせたカジュアルな装い。ピンクって優しい雰囲気を演出してくれるけど、たくましさに欠けるところも。そこをライアンは袖を絞って、二の腕をしっかり見せることで回避している。インナーの白Tと白スニで抜け感出し。手元のアップルウォッチにプラスしたブレスのジャラ付けで個性出しと、小技もしっかり効かせている。
ちなみにキャップは自身がオーナーのイングランド5部レクサムのもの。先日、見事リーグ制覇をし、4部昇格を果たした。ライアンは「言葉が出ない」とその喜びを英国メディアに語っている。
Patrick Schwarzenegger[パトリック・シュワルツェネッガー]
グレーのバッファローチェックに細身のカーゴパンツ。そしてセレブも大好きな〈ニューバランス〉。パトリックはグレーの990シリーズをチョイス。ひと昔前ならおじさんシューズと言われ敬遠されていたけど、パンツやトップの色味をスニーカーに合わせるだけで、イマドキのカラーバランスになる。しかもキャラ出しに、まさかのフェルトハットを合わせて、ただのアメカジに見えない彼らしいハズしを演出している。いやはや、お見事!
Ashton Kutcher[アシュトン・カッチャー]
シャツに濃紺デニムを合わせたアシュトン。ダークトーンの配色で大人感を出している。よく見てみるとシャツの重ね着をしたWシャツ使いをしている。いつものBDシャツなどインナーにも使えるシャツに、アウターシャツをレイヤーしたこのテク。よくトラッドなアイテムで使い、楽しげな印象になりやすい着こなしだけど、アシュトンのように同色で合わせると一気に大人見えする。もちろんダークトーンでまとめているので、足元は白スニで抜け感出しもお忘れなく!
Manu Rios[マヌ・リオス]
ネットフリックスの海外ドラマ『エリート』に、パトリック役として出演している若手俳優マヌ。この日、黒のレザージャケットに合わせたのは、グレーのスウェットパンツ。合わせ自体は珍しくないけど、新鮮に見えるのは裾がカットオフになっているところ。短丈のジャケットに、ゆとりのあるストレートのスウェットパンツを合わせることで、美しいシルエットを実現している。足元はベージュのサンダルで、リラックス感を後押し。これだけだとカジュアルすぎたのか、〈ルイ・ヴィトン〉と草間彌生がコラボしたボストンバックをプラス。小物で大人らしいラグジュアリー感を演出している。
Ethan Hawke[イーサン・ホーク]
チョークストライプのネイビージャケットに、年代物のベイカーパンツとブーツを着こなしているイーサン。かなりのヴィンテージマニアとお見受けした! オヤジくさくなりやすいジャケットに、コットンパンツの合わせもネイビーとグリーンの色合わせで、ラギットなヴィンテージアイテムを選んでいるのがキャラ演出になっている。トラッカーキャップやネイティブ調のビーズネックレスもスタイリングのポイントになっている!
Ben Affleck[ベン・アフレック]
短丈ブルゾンの選びって結構難しい。ダークトーンならトップがコンパクト見えするけど、だいぶ重めな印象。ベージュなど定番カラーだとオヤジ見えするし……。そこで参考にしたいのが、ベンの選び。品がほどよいオフ白を選んで、インナーとスニーカーでキャラ出ししたカラーを持ってきている。これが黒だったらちょっと印象が重めに見えそう。だから選ぶならベンのようにスタンドカラーのオフ白ジップブルゾン一択! ですよね!?
Chace Crawford[チェイス・クロフォード]
スリムテーパードの濃紺デニムにブルーのスウィングトップと、かなりトラッドな装い。ただし、なぜかオヤジくさくなっていない。たいがいジャストサイズのトラッドアイテムを着こなすと野暮ったくなりがち。けれども、チェイスは白Tでカジュアル見せしながらも足元をコート系の白スニにするなど、Wホワイトで抜けを作ったのがポイント。昔ながらのトラッドな着こなしを、インナーと足元だけで一気に現代風に見せることができるチェイスのテクは真似したい!
Orlando Bloom[オーランド・ブルーム]
ダークトーンって結構威圧感を与えがち。上手なアイテム選びやサイズ感のちょっとしたコツでこなれた着こなしにもなり得る。で、オーリーはトップには、もこニットでナイロンの切り替えポケットデザイン、パンツも膝部に切り替えがされた仕様。小さなことだけど、そういったディテールのリンクで結構印象が変わる。極めつけは〈ニューバランス〉のスニーカーで親近感のあるチョイス。定番アイテムを取り入れるのも大事な要素だろう。
Patrick Schwarzenegger[パトリック・シュワルツェネッガー]
スポーティにも大人見えにも欠かせないデザインで、しかもサッと羽織れる短丈ブルゾン。白Tとの相性もバッチリ。パトリックはそんな短丈ブルゾンの選びで、キャラ出しを演出している。ベースはスウェード素材で大人な印象もあるけど、肩口のカラー切り替えで遊び心もあるデザイン。バギーシルエットのパンツやジョガーパンツにも合いそうなデザインで、シンプルコーデに変化をつけるにはもってこいだ。
Jacob Elordi[ジェイコブ・エロルディ]
セレブも楽ちんコーデがお好きのよう。だけど、ただ楽ちんアイテムだけで着こなしているわけじゃなさそう。ジェイコブはスウェットにゆとりのあるオーバーオールをワンショルダーで留めて、ワークスタイルに遊びとラフさを出し、変化を楽しんでいる。しかも日本の巷でもトレンドな〈アディダス〉のサンバとトラッカーキャップのカラーリングでサンドイッチ! 淡カラーをビシッと引き締めている。このバランスが絶妙!
Brad Pitt[ブラッド・ピット]
オフホワイトのWポケシャツを羽織り、颯爽と登場したブラピ。ベージュのチノパンやスリッポンスニーカーなど、彼のお気に入りでボトムをスタイリング。いつもと違ったように見えるのは、ブルーのTシャツ合わせ。しかも白Tをインに着たレイヤードで首元と裾を立体的に見せている。白T一枚で白のワントーンファッションもお洒落だけど、ブラピはそこに風合いのあるブルーTをレイヤードしてカジュアルな印象を演出。ジャラ付したネックレスもTシャツの中に入れ、レイヤードの邪魔をしていないのもテクのひとつ!
Justin Bieber[ジャスティン・ビーバー]
ツイード調の泡色ジャケットにブルーのスウェット、ライトブルーのデニムパンツという爽やかなストリートコーデを披露したジャスティン。後ろ前に被ったキャップで色リンクさせて、こなれ感を演出している。彼といえば派手色が好きなイメージだけど、実は今日のような白とブルーなど2色使いが基本のスタイル。インナーの白Tでレイヤードさせてコーデに奥行きを出しているのもポイントだろう。このストリートファッションならガチャガチャしていないので、大人でも取り入れやすいはず!
Orlando Bloom[オーランド・ブルーム]
この日のオーリーはだいぶ楽ちんなファッション。スウェット上下にハイテクスニーカーをワントーンコーデにしてまとめているが、オーリーの着こなしはさらに一歩進んだ着こなし。軽そうなナイロンのミリタリーコートを羽織り、スウェットシャツのインナーにシャツをレイヤードして立体感を出し、こなれ感が増した印象。楽ちんでいながらお洒落見えするレイヤードテクは、ぜひ真似したい!
Calvin Harris[カルヴィン・ハリス]
パッと見アメカジライクな着こなしのカルヴィン。グリーン×ブラックのバッファローチェックと楽パン。トップは、もこフリースのシャツブルゾンで、楽パンは渋色の落ち着いたニュアンスのある組み合わせ。そして狙ったのか、〈アディダス〉のスニーカーのスリーストライプのラインや、ショッパーのグリーンまでトータルでグリーンをミックス! ここまで揃えたら、お見事でしかない!
Chris Pine[クリス・パイン]
無地のテディジャケットをデニムと合わせたアメカジファッション。イマドキなビッグシルエットにしてないから野暮ったくも見えず大人感が出ている。デニムの裾をロールアップし、ほどよいアクセントになった足元。いつもだったら裾上げなどして長さを調整してしまうけど、サイドゴアブーツなど、すっきりとしたシューズの合わせにはこんなロールアップテクがおしゃれ見えするのに効果的!
Charlie Hunnam[チャーリー・ハナム]
オーセンティックなアイテム選びとジャストサイズがバッチリとハマったアメカジスタイル。「サイズ選びって重要ですよ!」という、お手本コーデ。ブルーのBDシャツに濃厚デニム、足元はオールスターのブラックをセレクト。キャラ出しとはほど遠いけど、飽きのこないベーシックなシルエット。着回しがしやすいアイテム群はシンプルなミニマムファッションにうってつけだろう。自分のサイズを知るのもおしゃれの第一歩というわけ!
Nick Jonas[ニック・ジョナス]
可愛らしく見えがちな、もこもこの表情があるバルキー素材のブルゾン。色リンクさせたボトム使いで品よくまとめている。パンツの色と素材を合わせてあげるといっそう大人らしいコーディネートになる。抜け感出しには深い首元のネック仕様のカットソーと白スニ。ちょっとした部分使いでも軽快な印象を生み出せるのが白アイテムの良いところ。
Garrett Hedlund[ギャレット・ヘドランド]
ウネ感のある生地にドローコードが付いた楽ちんパンツを個性的に着こなしているギャレット。Vネックの“ほどピタT”とフェルトハットそして足元はハットと色合わせしたレースアップブーツでサンドイッチ。ハットやアクセ、サングラスなどのチョイスにラギッド感が演出されているけど、楽パンのゆるさで上手く調和しているのがお見事。
Colin Farrell[コリン・ファレル]
カーデにTシャツと楽パンをブラックとグレーで揃えたコリン。足元は抜け感のある白にスリーストライプが入ったスーパースターのミッドカットというこだわり。カーデのコーデって、羽織るだけだから襟周りが少し寂しい。だけどコリンのコーデは、そこにスヌードをざっくりと垂らし、立体感を出すことで奥行きとキャラ出しを演出している。シンプルなカラー配色でも嫌味にならない小物使いがお見事!
Liam Payne[リアム・ペイン]
ブリンブリンのチェーンネックレスアクセがポイントに見えるけど、実は小ワザが盛りだくさん! 淡いベージュのビグシルエットのチェックシャツにチノパンツと、一見色合わせがおしゃれなベージュのワントーンコーデ。そこに大ぶりな喜平ネックレスでパンチのあるキャラ出し。シンプルなコーデだからこそ胸元に視線がいってしまうけど、おしゃれ番長のリアムのテクはほかにもある! 半入れしたTシャツにボトムのベルトループにかけた同色のキャップ。足元のハイカットスニーカーのシューレースをルーズにした着こなしも見逃せない。小ワザがてんこ盛りで、圧倒されちゃいますね!
David Beckham[デヴィッド・ベッカム]
この日のベッカムはコーデュロイのブラウンセットアップ。インのタートルネックやストールなど70年代を連想する配色で、かっちりアイテムをかなりカジュアルにしてスタイリング。昨今のレトロブームをカラーリングで上手く取り入れたコーディネートと言えるだろう。サングラスもブロータイプにしていて小物にもこだわりが感じますよね!
David Beckham[デヴィッド・ベッカム]
アメカジアイテムの着こなしって定番色でまとめがち。ところが、ベッカムを見てみるとモカカラーの上下でかなり品よく決まっている。ショート丈のミリ風ジャケットにテーパードのチノパンとスリッポン。ブラックでもない、ビビッドカラーでもない渋色ワントーンで揃えると見事に格上げ感が出る。さすがの色選びに脱帽ですね!
Austin Butler[オースティン・バトラー]
ストレートデニムをシンプルにTシャツのみでコーデしたオースティン。ジャストサイズで選んでいるのがポイント。Tシャツはヌーディカラーチョイス。レースアップブーツのハードさが和らいでいるのも、このカラーのおかげかも。そこに白Tをインしているので抜け感もプラスされている。キャップや胸元にかけたサングラスの小物をブラック系にすると引き締め効果もあってオシャレ。
Chris Hemsworth[クリス・ヘムズワース]
ワークアウトやアクティブに動き回るクリスの着こなしは楽ちんがキーワードだと思う。どんなシチュエーションでも対応できるし、なにせ楽ちん好きなのはセレブも一緒。ナイロンジャケットに、ストレッチが効いているようなボトムをアースカラーにしてキャラを出している。それでいて、より街仕様に見えるのはインナーの白Tに映えるロングネックレスのアクセ効果だろう。サングラスのカラーなど色使いをカーキとホワイトの2色にざっくりと抑えているのもまとまって見えるポイント。
Cooke Maroney[クック・マロニー]
春から初夏にかけて活躍するのがコーチジャケット。クックはタフだけど爽やかさもあるグリーンをセレクト。ボトムは黒で精悍コーデにする手もあるけど、彼のようにネイビーにすると清潔な印象に。センタープリーツ入りなので大人らしいきちんと感も演出できる。インのグレーのロンTで抜け感を出し、足元をコーチジャケットに合わせて〈ヴァンズ〉のスニーカーにするとスポーティで軽快なスタイルに仕上がる。ボトムと足元を同系色にしているのもポイント!
Patrick Schwarzenegger[パトリック・シュワルツェネッガー]
コーヒーを持って早朝のサンタモニカを散歩するパトリック。グリーンの短丈ジャケットに、黒パンツというたくましい配色の着こなし。これはこれで大人が好きな色合わせだが、パトリックには重たすぎるのかインナーに水色を投入して爽やかさをプラス。足元にもブルーを入れてサンドイッチさせることで、統一感も演出している。
Liam Payne[リアム・ペイン]
武骨さの極みとも言えるWライダースジャケット。タイトなブラックデニムと相性が良いのは、ご存知のところ。けど黒デニムや細身のシルエットでコーデすると本気すぎるバイカースタイルや、ロックンロールな印象になりがち……。ほどよくイマドキなロックコーデはホワイトパンツを取り入れて親しみやすい印象を持たせるのが正解。硬軟あるアイテムを調和させた色使いが大人の余裕を感じさせるはず!
Ashton Kutcher[アシュトン・カッチャー]
この日のアシュトンはブルーのワントーンコーデ。大人っぽいブルーグラデに取り入れたのは肉厚生地のカバーオール。ワークテイストなので、もちろんボトムはペインターやスウェットが馴染むけど、ブルーデニムとの相性だって抜群! このままだとまわりと差が出ないので、無造作にロールアップした足元にローテクスニーカーやニット帽でアクセントを作っている。全体的にジャストサイズでまとめているのも好印象に見える秘訣!
Ben Affleck[ベン・アフレック]
Wポケットのワークシャツにチノパンツを合わせたベン。おしゃれなアメカジスタイルを確立するなら、ベンをマネてみるのが最速。ただし、今回はただのワークシャツではなさそう……、地厚のウール素材か? 大人見えする色と素材感、そこにダメージの入ったチノパンでキャラ出しをしている。足元はジョーダン3だろう。ベーシックなアイテムセレクトに、少しずつ自分好みのエッセンスを注入するだけで脱マンネリアメカジスタイルに早変わりできる!
Shawn Mendes[ショーン・メンデス]
ボア襟のデニムジャケットを都会的に着こなすショーン。ネイビーのカーゴパンツはマチなしのすっきりポケットタイプ。これだと野暮ったさがなくて、スマートに見える。足元もブラックのブーツを選びがちなところを、スニーカーで軽やかさを出しているのが見逃せない。しかもインナーはジャケットのライニングについたボアと同系色で揃えて、シンプルかつ清潔なコーデに仕上げている。
Liam Payne[リアム・ペイン]
胸元がガバッと開いたセクシーな装いのケイト・キャシディとデート中のリアム。上着にフロントジップのモコアウターをチョイスしている。これがダーク系のカラーだと季節外れな印象だけど、明るいグリーンとブルーが基調になっているから実に春っぽくてオシャレ。アウターが主張しているため、ボトムはネイビーで大人らしい落ち着いた印象に。インナーのTシャツとスニーカーで白サンドイッチして統一感を出しているのもポイント。こうすると派手柄アイテムでも全体的にまとまって見えるというわけ!
Justin Bieber[ジャスティン・ビーバー]
どことなく90年代のストリートシーンを思い出すジャスティンのカジュアルスタイル。オリーブのトップと濃紺ボトムが90年代らしい配色。それをルーズなアイテムで着崩したストリートな合わせはお見事。首まわりに個性があるボア襟やレトロフューチャーなサングラスがいいアクセントになっている。近頃ジャスティン世代のファッショニスタが着こなす90年代ファッションは、いい意味で面白いので是非ご注目を!
Joe Jonas[ジョー・ジョナス]
ラギッドな印象になりがちなミリアイテムもジョーが着こなすと実に都会的。襟付きのミリブルゾンと左胸に入ったアメリカ海軍特殊部隊のプリントTが男ごごろをくすぐるアイテム。ここに黒デニムを合わせると精悍コーデになるところを、オフホワイトのチノパンで男臭を緩和。股上の深いチノにTシャツをタックインするテクもさりげなく披露している。ミリアイテムには淡いトーンを組み合わせるとモダンなコーデに仕上がるという好例!
Bradley Cooper[ブラッドリー・クーパー]
ベーシックなアイテム選びって大体、ダークトーンに頼りがちになってしまうもの。それを回避したいなら、この日のブラッドリーのスタイリングがいい見本。ブラックのアウターにネイビーのチノパンツとレトロランシューが大人なチョイス。そこにオレンジのパーカの挿し色が印象を明るくさせている。キャラ出しにも使えるので、実に便利ですよ!
Liam Hemsworth[リアム・ヘムズワース]
全身真っ黒コーデはセレブも大好き。この日のリアム・ヘムズワースもご覧のように黒パーカに黒のボトムという精悍コーデ。でも、ちょっと違う雰囲気なのは、小物使いのおかげ。手元にゴールドの時計を着用して、頭にはそれと色リンクさせたベージュのキャップを被っている。このアクセントだけで、定番黒コーデでも違いが出るというわけ! 足元の白シューレースで抜け感を出して軽快さも備えるなど、計算されたコーデはさすが洒落者リアム!
Alexander Skarsgard[アレクサンダー・スカルスガルド]
スウェーデン出身のアレクサンダーはシンプルで無駄のないアイテム選びがお得意のようで、ファッションセンスが光っている。誰もが真似しやすい真っ黒コーデでも、やはりセレブはひと味違うキャラ出しをしている。〈アディダス〉のライン入りのボトムでアクセントを入れたり、裾をソックスインするなどセンスが抜群。しかも〈コンバース〉のハイカットなど、どこにでも売っているべーシックなアイテムでスタイリングしているのがオシャレ!
Justin Bieber[ジャスティン・ビーバー]
ライトブルーのデニムジャケットと、ベージュのインナー&パンツのIラインコーデを披露したジャスティン。ニットキャップで色リンクをさせて、こなれ感を演出しているのがポイント。ボトムスはやや裾が広がったブーツカットタイプのスラックスで、イマドキ感あるのも見逃せない。このブーツカットパンツがダットスニーカーをうまく足元に収めている。少しコーデに物足りなさを感じたのか、Y2K世代のマストアイテム“パールネックレス”を取り入れている。このあたりがジャスティンのこだわり!
Ryan Reynolds[ライアン・レイノルズ]
春は日によって寒暖差があるから、毎日の着こなしも悩むもの。そんなときに頼りになるのがダウンベスト。袖がないから温度調節も楽ちんだし、さっと羽織ってレイヤードさせるだけでお洒落に見える。で、そのダウンベスト達人といえるのがライアン・レイノルズ。この日は定番のフード付きを選び、グレーのニットとネイビーのパンツを合わせている。落ち着いたトーンでまとめているので統一感が出ていて、大人っぽい雰囲気も演出できている。さすが魅せ方がわかっている洒落者ライアン。足元をイエローでアクセントをつけているのも彼流テク。コーデを真似する場合は、白スニにしてヌケ感を出すのもひとつの方法ですよ!
Liev Schreiber[リーヴ・シュレイバー]
リラックスできる楽ちんコーデは、大人にとっては大好物。でも気を抜くとだらしない印象になるから注意したいところ。で、参考にしたいのがリーヴの春カラーを取り入れた着こなし。定番のグレーのスウェットパンツに、トップは淡いペールグリーンカラーを合わせている。これだけでグッとお洒落に見えるでしょ? スウェットパンツの裾もリブでスッキリとさせ、足元は白スニで軽快&爽やかな印象を演出。これは参考にしたい!
Damian Hurley[ダミアン・ハーレイ]
季節外れの暖かさでデニムにTシャツで過ごせる日も。とはいえ、まだまだ朝晩は寒いからアウターは必須。アメカジの定番はGジャンやナイロンパーカだけど、より大人っぽく見せられるのがスウェードブルゾン。エリザベス・ハーレイの息子ダミアンがこの日選んだのは薄手の茶スウェード。ご覧のようにTシャツに羽織るだけで格上感があるでしょ? 彼のように首元にアクセサリーを加えると、クラス感が際立って若者との差別化もバッチリ。足元を茶で色リンクさせると統一感が出て、実にお洒落。
Ashton Kutcher[アシュトン・カッチャー]
ざっくりと編まれたケーブルは優しげな印象とほっこり感を与える。そこに淡色のグレーパンツを選んでいるあたり流石アッシュトン。上品さを狙った大人コーデに仕上がっている。カーデのボタンを閉めているところや、インナーをTシャツ一枚にしているのもシンプルでいい。よく見ると彼女とケーブルの編みやスニーカーの色まで揃えたカップルコーデにしている。ちょっとここまでだとやりすぎだから、真似するならスニーカーの色ぐらいは変えてもいいだろう。
Joel Edgerton[ジョエル・エドガートン]
ラギットなスタイルがお好きなジョエル。彼のスタイルはジャストサイズのアイテムをうまく使うキャラ出しにある。この日はデニムのカバーオール。シャツ感覚のようにコンパクトなカバーオールを選び、チノパン、ベージュスウェードのレースアップと軽快な上下で揃えている。そのままワークテイストだとガチ感が過ぎるけど、ほんのりワークエッセンスが加味されたアイテムだとお洒落に仕上がる。このアイテム選びは真似したいところ!
Martin Freeman[マーティン・フリーマン]
いつもはトラッドアイテムが好きなマーティン。今日はレイヤードが光るコーデになっている。スタンドカラーのハーフジャケット、スタジャン、リジッドデニム、〈クラークス〉とモノ自体はアメトラアイテムで構成。ロマンスグレーのヘアもコーデの一部として取り入れているのか、上半身をグレー、ホワイト、パープルの色味で綺麗にまとめている。ご覧のように、いつものアイテムもレイヤード次第でよりスタイリッシュまとまるという好例だろう。何買っていいかわからない!という人は、彼をお手本に手持ちの定番アイテムだけで重ね着を試してみるのもありだろう。
Hugh Jackman[ヒュー・ジャックマン]
ブルーデニムに白って90年代ぽっいイメージ。だけど、やっぱり爽やかに決まるし、清潔感も与えてくれる。ただシンプル過ぎるから回避している人もいるはず。そんな人は、ヒューのコーデを見習ってほしい。彼はサングラスやスニーカーの選びでキャラ出しをして、ファッションを楽しんでいる。そこに首元に立体感のある白のジップアップニットを選んで大人感をプラス。これがスウェットだとカジュアル過ぎるし、カラーものだとスポーティ過ぎる……。ヒューのように白のニット素材なら適度に大人見えするし、胸元の開き具合で印象も変えられるというわけ! ただのデニムスタイルにはならないから、おすすめのアイデアです!
Timothee Chalamet[ティモシー・シャラメ]
ひと昔前は、レザーやモヘアカーデにデニムパンツがロックなファッションスタイル。けどティモシーは肩口についたアイレットの個性的なレザーブルゾン、そしてシャカパンという装い。一見チグハグに見える異素材合わせの着こなしだけど、ティモシーマジックでうまくアレンジしている。彼のファッションセンスは演技の魅力と同じく多様性があって面白い。今後も彼の着こなしに期待大!
Ben Affleck[ベン・アフレック]
リラックスしたいときは、楽ちんファッションに頼ってしまうはず。場合によってはスウェット上下ってこともあるでしょ? けれども気をつけたいのがサイズ感を間違えるとだらしなくなってしまうところ。そこで参考にしたいのがベンのコーデ。いつもの白Tにブラックパンツと、お気に入りの〈ナイキ〉のスニーカー。そこにショールカラーのニットカーデを合わせている。これでいいんです! ニットだから楽ちんだし印象も優しげ。「ちょっとそこまで買い出しに」なんていうときに、おしゃれに気を使っているなあと思われて印象もいいはず!
Bradley Cooper[ブラッドリー・クーパー]
まず、目を惹くのは柄入りのドローコード付き楽ちんパンツ。これだけで個性的! さらにブラッドリーはよりキャラを色濃く出している。それはウエスタンなデザインのボア襟ブルゾンを選んでいるところ。もちろん色はトーンを合わせているので安心感が抜群。スポーティな印象を出すためグレーのフーディを合わせてカジュアル増し。しかもおしゃれのポイントである3首(首元、手首、足首)にフーディ、袖だし、ブーツインと小技を効かせてスタリッシュに見せている! カジュアルコーデも小技を上手く使うと大人にしかできないファッションに昇華。これは参考にしたい!
Orlando Bloom[オーランド・ブルーム]
ノーカラーのもこブルゾンに楽ちんパンツを合わせて、ベージュ色の優しげワントーンコーデ。もしかして寝起き後のスウェット上下? スウェットのセットアップだったらかなり洒落者。このコーデはブルゾンがポイントになっているんです。たとえばフリース素材のカーディガンタイプならちょっとそこまで行きたいけど、色々とめんどくさい……、なんてときに季節感やトレンド感が出せる着こなしとしては、バッチリでしょ? 仮に寝巻きの上から羽織ってもいけちゃうわけです! 足元はストラップのスライダーサンダルで個性出し。小ワザも忘れてないあたりは流石!
Tom Cruise[トム・クルーズ]
ダウンジャケットのスタイルって色々あるけど大人ならではの王道コーデを披露したのがトム。まず目を惹くのがブラックのショート丈スタンドカラーのレトロダウン。スタンドカラーのブルゾンって、今季トレンドの一つで是非取り入れたいデザイン。そこに細身の濃紺デニムとワイルド感出しのレースアップブーツをプラス。コンパクトなシルエットのアイテムと色味で縦のラインを意識していて、実にスマートな印象。シンプルだけどうま〜くトレンドを取り入れているのでミニマムでもオシャレに見せられるというわけ!
David Beckham[デヴィッド・ベッカム]
年齢を重ねるとジャケパンスタイルも手持ちスタイルの選択肢に入れたいところ。もちろん紺ブレにブルーデニムってのもトラッドでお洒落。だけど、今回のベッカムのコーデはどんな場所でも様になり、デートの場所も選ばないメチャクチャお洒落で真似したい着こなし。仕立ての良いジャケットは温かみのあるブラウンをセレクト。これは若いとなかなか手が出しづらいアイテム。それをグラデしたパンツに合わせてワントーンコーデにしている! これだけだとオヤジすぎるからか、ネイビーとブラウンの大ぶりチェック柄マフラーでアクセント出し。どうです、一気にフレッシュな印象じゃない? いやはや流石、お洒落キング!
Chace Crawford[チェイス・クロフォード]
〈パタゴニア〉のメンズダウンセーターでスーパーに買い出し中のチェイス。ダウンってボリュームのあるものが多いなか、気軽に羽織える防寒着ってどれが良いか迷いどころ。チェイスが選んだようなアウトドアブランドのタイプなら軽量、防風など機能性もバッチリ。しかもカラーものを選べばワントーンスタイルなど、着こなしもオシャレに決まるはず。もちろん、こなれ感を出すため足元は白スニーカーで!
Dominic Cooper[ドミニク・クーパー]
“お気に入りのダウンジャケット選ぶなら迷わずハイスペックなものを選ぶべし”。底冷えするシーズンのアウターにドミニクが選んだのは右肩口にシロクマのワッペンが付いた〈カナダグース〉のPBIコレクション。極寒地のワークウエアだから、間違いのないチョイス。インナーはブラックのカジュアルなスウェット上下、そこに最近のお気に入りなのかソックスインの着こなしテクを披露している。こだわりがすぎるモノ選びやテクが、オシャレに見える要因になっているのかも!
Justin Bieber[ジャスティン・ビーバー]
〈ザ・ノース・フェイス〉のカラーヌプシをいとも簡単に着こなす、パワーセレブのジャスティン。ファッションマイルールを持っている彼は、基本ストリートベース。今回もパーカにワークテイストのデニムパンツと〈ナイキ〉のスニーカーでコーデ。インのパープルのパーカに合わせたのはイエローのダウン。この配色ってNBAのレイカーズっぽい雰囲気。ジャスティンってスポーツチームのウエアやカラーからファッションアイデアがありそう。自身の好きなチームで真似してみるのも面白い!
Luke Evans[ルーク・エヴァンス]
この日、空港で見かけたルークはチャコールグレーのスウェットセットアップ姿。そこにムートンのレザーブルゾンでラグジュアリー感をプラスしている。冬のバカンスコーデにはぴったりで、これなら旅先だけでなく機内でもリラックスして過ごせそう。しかも斬新なのがスウェットパンツをエンジニアブーツにインしているアイデア! このテク、これから流行りそうな気配!
Ryan Reynolds[ライアン・レイノルズ]
お得意なダークトーンに、ハズしのイエロースニーカー合わせ。シンプルな着こなしが好きなライアンらしい装い。テック系アウターの襟元って少し貧相に見えがちだけど、そこをパーカでレイヤードするとボリュームが出て、首元の収まりがバランス良くなるというテク! ちなみにナイロン素材にチノパンを合わせて、足元をスポーティなスニーカーで揃えると、こなれ感とまとまりが出ますよ!
Ben Affleck[ベン・アフレック]
ブラックのボンバージャケットをパーカとレイヤードしたベン。ミリタリー由来のブルゾンをカジュアルな印象にするならパーカがお決まりでいいだろう。トーンもダークめにすれば、大人見えもするし、アメカジ感が残って実にオシャレ。ドローコードのパンツを合わせて、楽ちんさも取り入れているのもイマドキ。物足りない時は、ゴールドのティアドロップを合わせてたくましさ2割増っていうテクもあり!
Justin Theroux[ジャスティン・セロー]
大人らしいブラックのグラデーションで、ワントーンスタイルに仕上げたジャスティン。トップは世界的に見ても大流行りな短丈ボリュームダウンジャケットをセレクト。筆頭ブランドの〈ザ・ノース・フェイス〉のレトロヌプシを選んでいるあたり、確かな審美眼をお持ちのよう。よく見ると襟元にはスヌードをレイヤードして立体感を出している。実はこれ、冬の散歩スタイルにはもってこいなんです。というのも、朝夕の冷え込みが厳しいシーズンは、首元から入る冷気が実にやっかい。その冷気を最小限にしてくれるのが、このアイテムというわけ。愛犬にもダウンのドッグウエアでカップルコーデしているあたり、愛情もたっぷりでなんとも微笑ましい!
Liev Schreiber[リーヴ・シュレイバー]
大人見えする襟付きニットとデニムを大人らしく着こなしているリーヴ。愛犬と散歩の際はダウンパーカをプラス。カジュアルなフード付きダウンも、合わせるアイテムをしっかりと考えれば見違えるようなラグスポスタイルに。足元は〈ブランドストーン〉のサイドゴアブーツをチョイス。デニムをブーツにちょい乗せしたテクも、こなしの変化が加わり実にお洒落な印象。アウターを羽織ったとき、脱いだとき、いずれのシーンも想定したコーデ選びは、大人のお洒落の基本なのでお忘れなく!
Tom Hiddleston[トム・ヒドルストン]
『マイティ・ソー』シリーズのロキ役トムは、お洒落の魔法をかけているのか、かかっているのか……。スポーツモードなフード一体型ダウンジャケットにスパッツに合わせたアスレジャースタイル。ソックスとスニーカーの色を揃えたり、キャップなど小物も同系色にしたディープカラーにするだけで冬らしい色味にみせることができる。だけど、ダウンジャケットにスパッツって、すぐにワークアウトできるウォームアップウエアなのか手軽さがいいのか……。いずれにしろ、これがトムの個性というわけね!
Zach Braff[ザック・ブラフ]
キャラ出し抜群のトラックパンツを軸に、ひと癖アイテムをミックスしてお洒落を楽しむザック。ダウン入りのシャツ、襟元にボリュームのあるスウェットなど、どうやらクセ強めなアイテムがお好きなよう。中でもトレフォイルの総柄ロゴが目を見張る〈アディダス〉のトラックパンツがお目立ち度抜群! これは〈グッチ〉とのコラボアイテム。個性的なアイテム同士でもカラーのメリハリをしっかりつけると、こなれて見える。これは真似したいテクだろう。そんな洒落者ザックだから、もしかしたら片手に持ったショッパーの柄まで計算してるのかも!?
Joe Jonas[ジョー・ジョナス]
ジョーのワイルドな着こなしは、ただただ「カッコイイ!」と感服してしまうほど。ボア襟のG1フライトジャケットに、ゆるネックTでたくましい襟元を演出。しかも配色は大人見えする渋カラーのダークブラウンとブラック使い。これだけだと重たい印象もあるため、抜け感出しに白スニーカーとクロップド丈から見えるソックス使いを効かしている。う〜ん、これは是非参考にしてほしいお洒落コーデ!
Andrew Garfield[アンドリュー・ガーフィールド]
ノーカラーでスナップボタンのパデットブルゾンをレトロカラーでスタイリングしたアンドリュー。グリーンの中綿入りブルゾンが実にスポーティ。しかもブラウンのコーデュロイのパンツ合わせでエモい印象。実はこれ、〈グッチ〉のスニーカーから配色リンクさせたスタイリング! おしゃれは足元からって言葉があるぐらい、真似したいテク!
Ryan Reynolds[ライアン・レイノルズ]
ダークトーンのグラデーション使いが絶妙なライアン。短丈ブルゾンは襟を立たせて首元に立体感を演出し、ニットシャツはチョイ出しと、大人なニュアンス作りはお見事。抜け感を出すためチラ見えさせたTシャツと白スニーカーは、軽快な印象作りに効果テキメン。サングラスもコンパクトなタイプを選んで、あえて主張していないところがオシャレ玄人!
Justin Bieber[ジャスティン・ビーバー]
丸いシルエットにモノグラム調のデザインが特徴的なダウンジャケットをセレクト。これはキャラ出しにうってつけ。お目立ち度高めなデザインダウンの着こなしには、ダークトーンがしっくり馴染む。さらにIラインで揃えておくとまとまるのでご参考に。自身のブランド〈ドリューハウス〉のスマイルマークのニットなど、モノグラムの細かい柄に大柄をあわせるセンスはさすが。ショッキングピンクのニットキャップやロールアップしたボトムのストリート感出しと小ワザを効かせているのもジャスティンらしい!
David Beckham[デヴィッド・ベッカム]
〈ロロ・ピアーナ〉のスリッポンシューズ、オープンウォークで楽ちんにしかも綺麗めにコーディネートしたベッカム。デザインされたニット織りでもグラデーションものを選べば、キャラ出しも演出できる。ニットの色味もシューズとあわせたベージュにするとスッキリとまとまりそう。優しい印象に仕上げたいときは、彼のように全身をベージュトーンにするといいだろう。ベルトにかけた着こなしテクも脚長に見えるし、上品な中にも個性を出した好例!
Bradley Cooper[ブラッドリー・クーパー]
ドローコードパンツに、ダウンジャケットの楽ちんスタイルが最近のセレブのトレンドのよう。ブラッドリーは、ナイロンや風合いのある素材をミックスした深みのあるスタイリングに仕上げている。しかも薄軽ダウンやベイカーデザインのパンツにはドローコード、レトロランシューズなどリラックスして楽に着られるものを選んでいる。これは大人の休日コーデとして取り入れてみたい!
David Beckham[デヴィッド・ベッカム]
〈ロロ・ピアーナ〉のシューズ、オープンウォークを履いたベッカム。Wジャケットに、インナーのTシャツにはアースカラーをチョイス。トップが土っぽい色味なので、ボトムはホワイトパンツで爽やかに仕上げている。色味をフレッシュにするなら白パンは効果的というわけ。さらにローファーだと堅苦しくなるからと、〈ロロ・ピアーナ〉のカジュアル見えするスリッポンを合わせたあたり、コーデの抜けを熟知していると見た! さすがはベッカム、恐れ入ります!
Hugh Jackman[ヒュー・ジャックマン]
ライニングのファーがゴージャスな印象のダウンジャケットに、楽ちんスウェットのセットアップとニットスニーカーを合わせて登場したヒュー。これまでだったらダウンジャケットはデニムと着こなすのがセオリーだったけど、スウェットパンツなど楽ちんパンツが定着している今なら、こんなゆるいスタイリングもあり! けれども、ただスウェットパンツを合わせればいいっていう考えはNG。細身のシルエットで、スニーカーも同色合わせで着こなす。これがイマドキの着こなしだろう。
Justin Bieber[ジャスティン・ビーバー]
ピンクのダウンジャケットがド派手な印象のジャスティン。一見、チグハグな色でコーディネートしているに見えるけれど、実はスニーカーの配色を拾ってうまくスタイリングしている。このあたりが実にオシャレ! 昔、誰もが持っていたようなコンパクトなテカリ素材のダウンって、少しトレンドから遠ざかっている感じがするけど、ジャスティンの着こなしを見ると足元次第でまだまだ使えそうじゃない!?
David Beckham[デヴィッド・ベッカム]
グレーの短丈ブルゾンにチャコールのパンツと、だいぶコンサバ寄りなベッカム。ボトムの色をダークトーンですっきりとした見た目に仕上げている。トップも同じグレーだけど、明るめのカラーを選び、全体的に柔らかい印象にするなど計算された配色バランスがお見事。スタンドカラーや裾にシャーリングが入ったコンパクトなトップなど小ワザを効かせているのもポイント!
Eddie Redmayne[エディ・レッドメイン]
90年代にトレンドだったド派手柄をオマージュしたかのようなニットを現代風コーデに仕上げたエディ。当時の派手ニットは織で表現していたけど、これはモヘア調の毛足が長いもの。どことなくニットの表情が優しげに見えるでしょ? 触り心地も気持ちよさそうな印象。学生時代に美術史を専攻した彼だからこその色彩感覚。冬の定番真っ黒コーデに飽きたら、是非ハデ柄ニットを取り入れてみては?
Gerard Butler[ジェラルド・バトラー]
キャラ出しが抜群で、只者感が半端ないコーデのジェラルド。味感のあるレザーコートとハットがアーリーアメリカンスタイルで、なんともたくましい印象。コスプレ感強いけど、真似ができるテクも実は見てとれる。まずは、色の使い方。ベージュから茶系のグラデーションは大人な印象で、真似したいポイント。ボトムスや小物の色を濃いめにすることでレザーコートを軽やかに見せているのも、高等テク。さらにストールの巻き方にもご注目を。シンプルだけど抜け感があって抜群にカッコイイ!
Ryan Reynolds[ライアン・レイノルズ]
すっきりとしたデザインがお好みのライアン。この日は、細身のナイロンジャケットに細身のパンツを都会的な色味でコーディネートしている。スニーカーで色をハズしキャップの小物と合わせてスポーティな印象に仕上げているのがテク。お洒落な大人に見える着こなしの好例!
Bradley Cooper[ブラッドリー・クーパー]
ジャストサイズで、アメカジの王道のストリートウエアを着こなしているのが妙にカッコいいブラッドリー。色を淡いトーンで揃えているので、ちょっと野暮ったく感じるかも。けれども、細身のシルエットと足元を黒のブーツでバシッと締めているため、スラリとした印象になっている。サングラスも細身にするなど小物もなるべくスマートにしておくと、ブラッドリーと同じようなイメージに仕上がるかも!
Jake Gyllenhaal[ジェイク・ギレンホール]
Wライダースを使ってレイヤードの妙を披露しているジェイク。この時季になると街でもよく見かけるWライダースコーデだけど、襟元が立体的に見えるのは迷彩柄のフーディをレイヤードしているから。ヴィンテージのようなレザーを味だしデニムではなくネイビーが残ったワンウォッシュのデニムパンツで合わせているのも、こなれて見えてオシャレ。少しオーバーなサイズ感も実にイマドキ。かつてピープル誌が選ぶ“最もセクシーな独身男性”に選ばれたこともあるだけに、レザー、迷彩とワイルドに見えるアイテムを男らしくセクシーにスタイリングしている。
BRAD PITT[ブラッド・ピット]
味青のストレートデニムで颯爽と現れたブラピ。ローゲージのジップアップニットを大胆に開けた着こなしがサマになっている。着こなし自体はシンプルだけど、スターのオーラが漂っているため、めちゃくちゃオシャレに見える。もちろんそれだけでなく、ハットやスリッポンタイプの白スニーカーでアクセントを効かせるなど、細部にまで気を配るスタイリングを心がけているからこそ。シンプルだからこそ、奥が深いというわけ!
Hugh Jackman[ヒュー・ジャックマン]
ダークトーンのチェスターコートに、スウェットの上下を合わせたヒュー。これは非常にオシャレで、是非とも真似したいスタイル! 大人ならではのハズしスタイルで覚えておきたいのは、彼のようにスウェットのセットアップをチェスターコートで着こなすスタイル。ご近所スタイルは、一見オシャレに何も気を使っていないように見られがちだけど、そこにきちんと感のあるチェスターコートを羽織るだけで、グッとコーデが格上げされるというわけ。この装いで散歩すれば、只者ではない雰囲気がプンプン漂って、視線を釘付けするはず!?
Justin Bieber[ジャスティン・ビーバー]
ジャスティンは、ビックシルエットのストリートスタイルが最近のお好みのよう。ストリートファッションといえばガチャガチャしがちで、大人ではチャレンジしづらいコーデ。けれどもジャスティンはダークトーンでシックにまとめていて、これならアラフォー世代でも取り入れやすいかも。裏地のイエローがさりげないアクセントになっているのも、見逃せない!
Leonardo DiCaprio[レオナルド・ディカプリオ]
全身をダークトーンのカラーリングでまとめ、アスレジャースタイルにコーディネートしたディカプリオ。週末カジュアルなど、脱力コーデを楽しむには色数は少なくしておくのがポイント。色がほしい場合は、彼のように贔屓のスポーツチームのキャップをワンポイントで投入するぐらいがちょうどよいだろう。
Brad Pitt[ブラッド・ピット]
セットアップを個性的に着こなすにはどうしたらいい? 簡単なのは、ブラピみたいにベーシックではないアイテムを取り入れて、キャラを際立たせるのもひとつの方法。チェック柄のスウェット上下を、彼がいつも履いているスリッポンで合わせている。シンプルでありながらこだわりが見てとれるコーデだ。こういったユニークなセットアップスウェットを着こなす場合は、足元をシンプルにするのが正解かも!
Liev Schreiber[リーヴ・シュレイバー]
キャメルのチェスターコートにカーデをレイヤード。このぐらいが頑張っている感がなくて、ご近所コーデにはちょうどいいだろう。ポイントは、インナーとボトムスをつなげたダークトーンの色味。Iラインを意識したスタイリングで、スマート見えするので大人は参考になるはず。インナーのカーデをベスト代わりにしてるあたりも大人の余裕見せが伝わってくる。コートの襟をちょっと立てているのも実にオシャレ!
Justin Theroux[ジャスティン・セロー]
ノーカラーの白ブルゾンをカーデ感覚でさらりと着こなすジャスティン。白、グレー、ブラックとモノトーンの配色がグラデーションになっていて、大人の着こなしに一役買っている。さらに足元にもご注目を。細身のグレーデニムにブーツを合わせていて、裾のクッションの具合が実に絶妙! これ、ちょっとダボつくだけで野暮ったく見えるので、この加減がわかっているのは洒落者の証拠だろう。時計と愛犬の首輪をカラーリンクしているのも、隠れたお洒落テク!
Ryan Reynolds[ライアン・レイノルズ]
ヘアの色と合わせたサングラスと、胸元にかけたアクセ代わりのアイウエアの二刀流使いが実におしゃれなライアン。それに加えて注目してほしいのが、彼得意の小技テク。まずは細身のパンツに合わせたハイカットのスニーカーで脚長見せ。さらにトップのピンクとグレーのカラー合わせからの裾のチラ見せした白T。こういうところに気を使うと、全体がグッとおしゃれに見えるという好例!
Ben Affleck[ベン・アフレック]
短丈ブルゾンにテーパードパンツと〈ナイキ〉ダンクで、ストリートスタイルながら大人見えするアレンジ! このあたりがベンらしいところ。上下褪せたブルーグレーでまとめ、インナーを黒で引き締めている。これは真似しやすいテクなので、冬カジュアルに活かしてみては? ただし彼のようにポケットに物を詰め込みすぎるとだらしなく見えるので、そこはご注意を!
Bradley Cooper[ブラッドリー・クーパー]
愛犬と一緒のブラッドリーは、ミリカジをスタイリッシュに決め込み、散歩姿も実にスマート。MA-1やカーゴパンツをダークトーンでまとめ、シルエットは細身を選んでおくとたくましさがキープできる。さらにロゴTなどキャラ出しを意識しておくと、ミリヲタに見えないワイルドコーデが完成しますよ!
David Beckham[デヴィッド・ベッカム]
〈ディオール〉のサドルバッグをペールトーンのセットアップスーツのアクセントに合わせたベッカム。足元には白スニーカーをセレクトし、ドレスダウンしたコーデを見事に着こなしている。かしこまったシーンやオシャレ優先なシーンなどの使い分けは、インナーが肝。となると、この日のベッカムはカジュアルなパーティシーンに出席とお見受けした!
Eddie Redmayne[エディ・レッドメイン]
たまには個性的なデザインシャツを着こなしたい。それならエディのようにパンツインにするとスタイリッシュに仕上がりそう。一見ウエンタンシャツを模したアシンメトリーなヨークがなんとも個性的。着こなし方が難しそうだけど、エディはジャストサイズのテーパードのパンツにドレス靴というコンサバなアイテムで味つけ。これならキャラ出しもできるだろう。真似しやすい合わせなので、是非ご参考に!
David Beckham[デヴィッド・ベッカム]
ニューヨークで見かけたベッカムは、茶系のやわジャケに、テーパードスラックスのジャケパンスタイル。足元は〈ロロピアーナ〉のオープン・ウォークで、大人っぽい着こなしを披露。ここで注目したいのがベッカムのお洒落テク。一見コンサバなコーデだけど、インナーのTシャツが半だし! このテクのおかげで、スタイルに奥行きが出て、目を見張るほど超お洒落コーデに仕上がるというわけ!
Aaron Taylor-Johnson[アーロン・テイラー=ジョンソン]
ラギッドな骨太ブルーデニムをロールアップして穿きこなしているアーロン。軽く立てた襟で、ほどよくハズしたトレンチコートとデニムを組み合わせたスタイル。ゆるいネックでリラックス感もプラスしているのが、絶妙。シンプルなアイテムのスタイリングには、ちょっとしたハズしがよく効くという好例。トレンチコートの本場イギリス出身ということもあって、着こなしは参考になるはず。
David Beckham[デヴィッド・ベッカム]
デニシャツにブルーデニムと、デニム・オン・デニム姿のベッカム。野暮ったく見えないのはサイジングにあるかも。カラダにフィットしたジャストサイズのデニムシャツ、テーパードのデニムパンツが実に効果的。ブーツも表革ではなく、スウェードを合わせているあたりが、こなれ感を演出している秘訣だろう。適度に胸元のボタンを開けてワイルドさを強調しているのが絶妙なアクセントに!
Josh Duhamel[ジョシュ・デュアメル]
白のロンTとオリーブのパンツを合わせたカジュアルな装い。ロンTも白だと適度な爽やかさがキープできる。足元に〈ナイキ〉のダンクを合わせてストリート色を出しているのも、実にオシャレ。カジュアルだけどだらしなく見えないのは、全体のサイズ感がほどよいから。これ、大人コーデにとっては大事なポイントだろう。
Gabriel Aubry[ガブリエル・オーブリー]
スタイリッシュなワークアウトスタイルがカッコいいガブちゃん。テック機能のウエアといえば、黒、グレー、白、蛍光色など、普段使いにはややスポーティすぎるアイテムが多かった。けれども最近では渋色のウエアが登場。それをいち早く取り入れているのは、さすが! 前後を逆にしたキャップ使いもイマドキ感を後押ししている。
Ryan Reynolds[ライアン・レイノルズ]
自身がオーナーのサッカーチームのキャップを無造作に被ったライアン。小柄チェックシャツや細身のパンツと綺麗めなアイテム選び。けれども短丈開襟シャツの裾やボタンの開け方、コットンパンツのテーパード具合にライアン流のこなしテクが活かされている。ハイカットのスニーカーにパンツの裾が絶妙にかかっているのも、お洒落!
Joel Kinnaman[ジョエル・キナマン]
モノトーンのスカジャンタイプのブルゾンを羽織ったジョエル。懐かしさのあるアイテムだけど、白のインナーとボトムを合わせることでスタイリッシュな印象にまとめ上げたテクはさすが。プリントTで胸元にアクセントを付けると奥行き感が出るので、マネしてみてはいかが?
Ashton Kutcher[アシュトン・カッチャー]
ワークアウト後のアシュトンは、モノトーンを基調に小物で色をプラスしたカジュアルコーデ。彼が着ているパーカはサーファーやスケーターの中でも個性的なスタイルを持った人々に支持されているブランド〈フォーマー〉。ストリートブランドでも、ネイビーとブラックなど大人っぽいカラーの組み合わせなら違和感がないので、是非トライしてみて!
Channing Tatum[チャニング・テイタム]
ご覧のようにマッチョなチャニングがコーディネートしているのはブラックのシャツ袖を無造作に捲り上げたスタイル。スポーツマンのチャニングらしい個性を活かした着こなしで、実にたくましい印象。綺麗めシャツをワイルドにアレンジする効果を狙ってか、茶のワークパンツを選んでいるあたりはさすが。お隣のゾーイ・クラヴィッツと色リンクさせたカップルコーデもシンクロ度高めでオシャレ!
Orlando Bloom[オーランド・ブルーム]
真っ白なTシャツにオリーブのベイカーパンツがたくましい印象のオーリー。ダブルストラップのサンダルとカラーサンドイッチしたテクは、真似しやすいので是非 ご参考に。アクセントになっているタスキ掛けのスマホケースなど、トレンドを活かした小技を上手に効かせている。これならナチュラルに若見えするはず!
David Beckham[デヴィッド・ベッカム]
パリで行われたファッション・ウィークに訪れたベッカムは、柔ジャケットに白のコットンパンツを合わせた、リラックス感がありながらも綺麗めなカジュアルスタイル。足元は〈ロロピアーナ〉のハイカットスニーカー“オープンウォーク”で、手には〈ルイ・ヴィトン〉のアタッシェケース。格上げ感満載のハイエンドなスタイルは、大人の貫禄たっぷり! W仕上げにしたパンツの裾は真似したいポイントだ。
Cruz Beckham[クルス・ベッカム]
母親ヴィクトリアのファッションショーに足を運んだベッカム家三男のクルス。オーバーサイズのレザーブルゾンを身にまとった派手な装い。ボトムスはペイントが飛び散ったブラックのパンツをチョイス。少し太めなシルエットで、かつ大きく開いた胸元のタンクトップでの肌出しとあいまって、実にワイルドな印象。重ねづけしたネックレスもオシャレで、このあたりはさすがベッカム家といったところ。
Romeo Beckham[ロメオ・ベッカム]
母親ヴィクトリアの初のファッションショーに出席した次男ロメオ。茶系のワントーンで揃えながらもベッカムファミリーの血筋なのか個性をしっかりと出しているのはさすが。ルチャマスク風のプリントTに、裾ジッパーでシルエットが遊べるパンツを選んでいるあたりはファッションスキルが高いと言える! 裾ジッパーの場合は、パンツの裾にクッションが入るよりは、ブーツカットのようにジッパーを開けて穿きこなすとスタイリッシュに見えるというワケ。
Ben Affleck[ベン・アフレック]
ネイビーのシャツにライトグレーのパンツ合わせがシックに決まっているベン。シャツの裾も短めの丈で、裾出しにはジャストな長さ。これがお尻丈だと野暮ったくなるので、このあたりのバランスはさすが。スニーカーをレザーの白コートスニーカーで合わせているので、全体のまとまりがよい印象。この着こなしにレトロランやブーツにすると、足元が散らかりすぎるので避けた方が無難だろう。
Ryan Reynolds[ライアン・レイノルズ]
珍しいボーダー柄のTシャツで姿を現したライアン。ボーダーといえば、子供っぽく見えるのが悩みのタネ。けれども彼のように細ボーダーなら、小僧見えしないはず。全体をブルートーンでまとめつつ、ボーダーの印象を白スニで外すテクも見事。ちなみにキャップはライアンが俳優ロブ・マケルヘニーと一緒に買収したウェールズのサッカークラブ、レクサムFCのもの。5部リーグに所属するチームで、ライアンとマケルヘニーが共同オーナーになっているそう。
Justin Theroux[ジャスティン・セロー]
今日の愛犬とのお散歩スタイルは、着古したかのようなシャキーラのロックTシャツにミリタリーパンツというアメカジスタイル。カーキのボトムは、ジョガーパンツタイプで裾が絞られたデザイン。クロップド丈仕様なのがスポーティで、実にお洒落。足元はボリュームのあるブーツタイプをセレクト。彼のようにシューズもアースカラーでまとめてあげると、こなれた印象に仕上がる。
Patrick Schwarzenegger[パトリック・シュワルツェネッガー]
ハリウッドのお洒落キャプテンのパトリックは、Tシャツとショーツという軽快な装い。一見、小僧に見えがちなコーデだけど、彼のようにビッグシルエットのTシャツに膝上丈のショーツという好バランスを意識すれば問題ナシ。むしろ、たくましい雰囲気を演出できる。パトリックらしさが見えるのは小物選びで、インパクトのあるキャップとスケーターソックスというサンドイッチぶりが絶妙!
Hugh Jackman[ヒュー・ジャックマン]
ブルーのソリッドなシャツをラフに着こなしているヒュー。着丈はお尻丈が通常だけど、彼は裾を出すため着丈の短いものを選んでいる。このあたりはシャツ選びの参考になるだろう。ボトムと同色のシューズは脚長効果があるうえに、ニットスニーカーなので楽ちん。ヒューといえばトートバック好きだが、今日は〈ルルレモン〉の真っ赤なトートを愛用。着こなしのアクセントにもなっている!?
Liev Schreiber[リーヴ・シュレイバー]
ニューヨークを子供と一緒に〈べスパ〉に乗って疾走しているリーヴは、愛車とマッチしたスタイリングが絶妙! ゆるっとした生成りのTシャツは、質感やリラックスした雰囲気が大人っぽい印象。色もバイクと色リンクしているのも見逃せない。グリーンのパンツはくるぶし丈でスッキリとさせ、軽快さを出している。足元はドライビングシューズという手もあるけど、そこをあえて〈ニューバランス〉のランシューで外すというお洒落テクを効かせている!
Brad Pitt[ブラッド・ピット]
トップにボトム、さらにサングラスまでサンセットカラーのワントーンでまとめたブラピ。「いったいなぜこの色味?」と思ったら、答えは足元にあり。レインボーカラーのような配色の1足で、そこからグラデーションを意識したコーデに仕上げたというわけか! う〜んこれは匠の技とも言えるスタイリング。色で遊んでいるため、テロっとしたTシャツにドローコードのイージーパンツでも寂しくないのも妙味。
Bradley Cooper[ブラッドリー・クーパー]
ボア襟が付いたG1タイプのブルゾンを着こなしてニューヨークのJFK空港に到着したのはブラッドリー。ブルゾンにボアがプラスされるだけで、たくましさがアップして格好よく見える。パンツはベージュのチノパンを合わせているので、インナーにはよりタフな印象になるようダークカラーをセレクト。このあたりのアイテム選びと、コーデテクは参考になるはず!
Colin Farrell[コリン・ファレル]
グレーのGジャンに、センタークリースの入ったグレーパンツと大人が好きなモノトーンコーデに仕上げたコリン。足元をサイドジップブーツでスッキリ見せているのが、『Safari Online』っぽいスタイルじゃない? これは共感する人が多いコーデだろう。Gジャンはボタンを途中まで締めてVゾーンにすることでインナーを際立たせている。このこなしテクは是非参考にしたいところだ。首元にスカーフを巻く小ワザもノーブルでお洒落!
Joe Jonas[ジョー・ジョナス]
第二子が生まれたばかりのジョーは、サックスのボーリングシャツにストレートの白ボトムの合わせが爽やかな印象。足元は〈ナイキ〉のダンクで、軽快さを後押ししている。このままだと爽やか過ぎると思ったのだろう、首元にはクラス感のあるネックレスを合わせている。これなら大人らしさ満点。さらにタフさを加えるためサングラスを掛けているが、コーデとリンクしたブルーレンズをチョイスしているあたりはさすがのセンス! こんなところにお洒落の差が出るというわけ!
Sebastian Stan[セバスチャン・スタン]
〈リーボック〉のレトロランシューに同色のネイビーチノパンを合わせた無難なコーデ。けれども、セバスチャンらしさが出ているのが、Tシャツを無造作にインしたテク。普通ならピシッと綺麗にTシャツをインしがちだけど、裾にたるみを作って、こなれたニュアンス感を演出。このブラウジングテクがあることでイマドキなシルエットに仕上がるというわけ。これをするだけで、洒落者に見えるので是非トライしてみて!
Chace Crawford[チェイス・クロフォード]
カリフォルニアのロス フェリスでコーヒーブレイクを楽しんでいたチェイスは、淡青のブルーデニムにブラックTシャツという大人見えするシンプルスタイル。Tシャツはジャストサイズで、しっかり鍛えたマッチョな上半身をアピール! ほどよく鍛えておくと筋肉がアクセサリー代わりとなって見栄えもアップするので、彼のような体型を目指すのもあり。メタルのアイウエアには目深に被れるカーブキャップ合わせると好バランスで、洒落者に見えますよ!
Ryan Reynolds[ライアン・レイノルズ]
大人のコーデらしいネイビーの単色コーデ。着丈の短いブルゾンとチノパンのシンプルコーデに、レースアップブーツという少し武骨に見えるアイテムを投入しているのがオシャレなポイント。これが白スニだと爽やかさが勝ってしまい、たくましさという点では物足りない印象に。よ〜く見ると白Tを2枚重ねしたレイヤードスタイルで、これがコーデの奥行きを生んでいる!
Ewan McGregor[ユアン・マクレガー]
ロサンゼルスで見かけたユアンは、一目でバイク好きとわかるキャラ付けコーデ。スタンドカラーのドライビングジャケットで、乗っているバイクの種類も想像できるカフェレーサースタイル。大都会LAということもあり、パンツはタフすぎないように白パンツで爽やかさを加味している。大人っぽい雰囲気も醸していて、さすがユアン、洒落者です!
Justin Bieber[ジャスティン・ビーバー]
友達や親交がある人のブランドを着るのが今のトレンド。この日のジャスティンは以前から親しい〈カニエ・ウェスト〉のグラフィックTシャツをチョイス。このあたりが実にカッコいい。ダブルニーのワークパンツ、Tシャツのレイヤードとストリートミックスをジャスティン風に仕上げてスタイル出しているところはさすが。ファッションアイコンとなっている理由がわかる着こなしだ。
Mark Wahlberg[マーク・ウォールバーグ]
お気に入りのレストラン『イーバルディ』で夕食を楽しんだマークは、Tシャツにショーツというテニスルックコーデ。上半身を鍛えていると、彼のように首元が詰まった袖ピタTシャツが実に映える。膝上丈のショーツにソックスを合わせて、足元はスニーカーというスタイルは、ひと昔ならダサいと感じていたけど、今はむしろ新鮮でオシャレ。スニーカーはレトロなモデルを選んでおくと、全体がまとまった印象に仕上がり、大人っぽい雰囲気に。
Andrew Garfield[アンドリュー・ガーフィールド]
ロサンゼルスのカラバサスにあるエレホンマーケットで買い物をしていたアンドリュー。褪せ黒Tシャツにミリタリーテイストのチノパン合わせが、なんとも西海岸らしい着こなし。足元は、ちょっとそこまでのワンマイルスタイル定番のトングサンダルではなく、スライダータイプを選んでいる。こんなところから、アンドリューがトレンドに敏感なのが伝わってくる。全体を渋色でまとめている色味のバランスも素晴らしい。さすがは洒落者!
Ben Affleck[ベン・アフレック]
ベージュのシャツに淡グレーデニムを合わせるコーデは『Safari Online』が提案する大人の街スタイルそのもの。実際のセレブが着こなしているとやはりカッコイイ! シャツデニスタイルを格上げするなら、ベンのようなWポケットなどのディテールを取り入れると、シンプルながらまわりと差をつけられるはず。袖のまくり方や胸のボタンの開け具合など、細かなテクも絶妙。これはお手本にしたいコーデ!
Leonardo DiCaprio[レオナルド・ディカプリオ]
マリブで目撃したレオ様は、定番色のネイビーにベージュカラー合わせ。足元は白レザーのコートシューズという大人が真似しやすいクラシックなスタイルを披露。上下ともジャストサイズを選んでいるが、ショートパンツはスリットが入っていて、よりスポーティでレトロな雰囲気に。このあたりのアイテム選びがレオ様のポイントなのかも。首元のネックレスはトップを付けずにチェーンのみ着用。この着こなしは最近の流行りなので、是非ご参考に!
Hugh Jackma[ヒュー・ジャックマン]
ニューヨークでランチに出かけるヒューを目撃。ライトブルーのロンTにショートパンツスタイルという、秋初めに参考となる着こなしを披露。ショーツの膝丈具合や、やや太めのワタリのあるシルエットは大人にぴったりで、是非真似してほしいポイント。上下がシンプルなので足元は迷彩柄の1足をチョイス。けれども全体のバランスを考えてカラーはモノトーンを選んでいる。このあたり、さすがはシャレオツなヒュー。これでトートバッグが白だったらバッチリだった!?
Dylan Obrien[ディラン・オブライエン]
ニューヨークのトライベッカで犬の散歩をしているディラン。一見スウェットパンツにTシャツというワンマイルスタイルだけど、実はお洒落テクが詰まっている。スウェットパンツは七分丈で、そこに長めのソックスを合わせることで見た目の鮮度をアップ。さらにガムソールの白スニで適度なカジュアル感を出している。そしてブレスやネックレスを細身にして統一して、大人感を演出。これが太めのアイテムだと、ちょっと柄が悪い印象になるだけに絶妙な合わせだろう。スウェットパンツの着こなしがマンネリ化している人は、是非ご参考に!
Joe Jonas[ジョー・ジョナス]
褪せ黒のハードロックカフェのTシャツに、ホワイトのペインターパンツを合わせているのはジョー・ジョナス。ワイドなパンツを着こなすには、トップをほどよいサイズにしてAラインっぽいシルエットにしてあげることが大事。これがダボダボのTシャツだとちょっと野暮ったくて、大人には不向き。足元はジョーのようにボリュームあるスニーカーにするとバッチリ。ちなみにTシャツの袖をロールアップしておくと、ご覧のようにたくましく見えるので、テクのひとつとして覚えておくといいかも。
Chris Pine[クリス・パイン]
ロサンゼルスで友人と週末のショッピングを楽しんだクリス。白の開襟シャツにロールアップしたデニムパンツ、サーフムードなレザーを編み込んだワラチタイプのシューズでリラックスした装い。開襟シャツはボタンを2個開けて、ネックレスをチラ見せするセクシーテクを披露。両手首にブレスレットを着用して、クラス感を演出しているのもポイント。大人のリゾートスタイルとして参考にしたい好例!
Ryan Reynolds[ライアン・レイノルズ]
ニューヨークのトライベッカで姿をキャッチしたライアンは、開襟シャツにチノパンという定番のアメカジスタイル。けれどもお洒落に見えるのは、グレージュのトーンオントーンにしているから。普通ならボヤけた印象になるけど、髪やヒゲ、サングラスの黒色が効いていて、全体の引き締め効果を発揮している。自分の特徴を理解してコーデのアクセントに生かすあたりは、さすが洒落者。珍しくブレスをじゃら付けしているけど、嫌味になっていないのは服と同じ色味だから。このあたりは参考になるかも!
Nick Jonas[ニック・ジョナス]
柄物のブルゾンを着たときに、気をつけたいのは色を合わせること。ニックのような陽気な柄のブルゾンは一見、着こなすのが難しく思えるはず。けれどもショーツをイエローにして全体のカラーバランスを意識すれば、まとまって見えるので怖くないはず。ほどよく肌が見えているのも嫌味にならず好印象。ニックは足元に〈ヴァンズ〉のチェックスニーカーを合わせて、ラテンのノリが伝わるコーデにしているけど、日本なら白スニを投入する方が無難だろう。
Derek Hough[デレク・ハフ]
高級スーパー、エレウォンマーケットを訪れたデレク。ご近所なのか気軽なワンマイルスタイルで登場。最近、街でもよく見かける着こなしだけど、彼がオシャレに見えるのはトップにアースカラーTを合わせているから。このようなカラーバランスが意識できると、ワンマイルスタイルでも違い出しが叶うはず。ボトムは動きやすいイージーパンツをセレクト。重たくならないよう、くるぶし丈でスポーティに仕上げている。これがフルレングスだとユルくて野暮ったく見える恐れがあるので、ご注意を。
David Beckham[デヴィッド・ベッカム]
ヴェニスで結婚23周年をお祝いしたベッカム夫妻。この日は珍しくイエローのニットTを着用したベッカム。これはおそらくヴィクトリアの装いと色リンクを意識したものだろう。注目したいのは足元のグリーンのスリッポン。〈ロロ・ピアーナ〉のサマー・ウォーク・モカシンだと思うが、デッキシューズ由来のディテールを持つアイテムで、海やセーリングに最適なフットウエア。時計も〈パテック フィリップ〉のノーチラスと、ボートに乗ることを想定して水辺まわりのアイテムでまとめているのがお洒落。やはり大人ならば、このくらいのTPOは意識しておかないとダメでしょ!?
Patrick Schwarzenegger[パトリック・シュワルツェネッガー]
ニューヨークでガールフレンドのアビー・チャンピオンとデート中のパトリック。ややタイトなトップにフレアボトムを合わせたY2Kファッションを披露。フレアボトムはレトロな印象ながら、足元にはハイテクスニーカーを合わせるというのもパトリックらしくて面白いところ。首元はネックレスのじゃら付けゴールドでクラス感を演出。となると手元の時計もゴールドかと思いきやSSケースという、あえてのハズしが心憎い!いやはや、さすがはファッションリーダー!
Brad Pitt[ブラッド・ピット]
新作映画『ブレット・トレイン』のPRで日本をはじめ、世界各国を巡ったブラピ。この日はロンドンで、共演者のジョーイ・キングとメンバーズクラブ Loulou'sで夜遊び。そんな彼の着こなしは、ところどころに赤のラインが施された茶のセットアップ。夜遊びにセットアップはちょっと堅苦しい印象だけど、実はこれ昼間に行われたプレミアでも着用したもの。つまりはオンオフ使い分けられるアイテムというわけ。さらにスキッパータイプのインナーの襟裏にはカラーテープが入っていて、カジュアル感をグッと後押ししている。ちなみにインナーの裾をタックインしているのは、パンツの“ドローコード見せ”を効かせるため。こんな小洒落たテクも忘れないブラピ、やはり洒落者かと!
Bradley Cooper[ブラッドリー・クーパー]
サーファーっぽさを醸し出しているレトロな3本ボーダーのタンクトップに、ベーシックなチノパンを合わせているのは俳優ブラッドリー・クーパー。足元に〈ヴァンズ〉のスリッポンを投入すると、まんまサーファー風に見えてしまうけど、ここは大都会ニューヨーク。街並みに合わせて、〈ナイキ〉の黒のハイカットスニーカーでシックにまとめている。ただし、靴紐は結ばず、裾も軽くインして、ゆるっとしたリラックス感を演出している。このあたりがブラッドリーのこだわりなのだろう。
Justin Theroux[ジャスティン・セロー]
ニューヨークで愛犬を散歩させているのはジャスティン・セロー。着丈の短い白Tシャツと、細身のグレーデニムでタイトなシルエットを演出。こうすることで、ハットやサングラス、ブーツといった小物が際立ち、個性的な着こなしに。さらにベルトをずらしたオフセット使いで後押しをしている。う〜んジャスティンのこだわりが見えて、実に面白い! Tシャツにデニムといったシンプルな装いだと子供っぽく見える心配があるけど、彼はそこをネックレスと時計のゴールド重ねで格上げ。クラス感ある見た目に仕上げている。このあたりも実に大人好み!
Ryan Gosling[ライアン・ゴズリング]
ロサンゼルスにあるエレホン・マーケットで買い物を楽しんだライアン・ゴズリング。ブルーのGジャンに、グレーのデニムというデニム・オン・デニムスタイルを披露。上下の色落ち感をあえて外したお洒落テクは、さすが。このコーデだと、足元はスニーカーを合わせたくなるけど、ライアンは骨太なブーツをチョイス。そのブーツもサイドゴアやベージュのハイカットタイプがイマドキなところを、茶のワークブーツに。全体のこなれ感からすると、好んで履いている1足に違いない。トレンドよりも、自分らしさを優先する、そんな彼のこだわりが見てとれる着こなしだろう。
Ryan Reynolds[ライアン・レイノルズ]
ニューヨークの街角でキャッチしたライアンは、シャツブルゾンを上まで締めてミニマムな印象。コンパクトなトップに対して、ボトムは腰回りにボリュームをもたせたタック入りパンツを合わせている。こうすることでシンプルなアイテムでも立体的に見せられるというわけ。う〜ん、さすがは洒落者ライアン! 足元は白のハイカットスニーカー。パンツの裾をくるぶし丈にして、スッキリと見せているのもニクい。トップで上品さを出したので、帽子はいつものキャップではなくハンチング帽に。小物使いにも抜かりがないなんて、もう脱帽です!
Taron Egerton[タロン・エガートン]
ニューヨークにある店から姿を現したタロン・エガートンは、ニット素材のポロシャツにタック入りパンツというスマートな装い。わたりのあるパンツの場合は丈の長さが重要で、タロンのようにくるぶし丈にすると肌が見えて抜け感が演出できる。シューズはスリッポンを合わせがちなところをあえてグレージュのスニーカーに。トップのベージュとの淡色合わせを意識したのだろうが、このあたりのこだわりはさすが。だらしない印象にならないようパンツの丈を気にするなど、英国出身らしいスマートさが伝わるコーデだ。
Nick Jonas[ニック・ジョナス]
高級車〈メルセデス・マイバッハ〉でウエストハリウッドのレストラン、クレイグズを訪れたのはニック・ジョナス。クルマの車体カラーと同系色のグリーンで全身をコーデ。襟がコンパクトで上めにデザインされているレザージャケットや、胸元の開いたインナーがたくましさを強調。足元はスッキリと見えるブラックのサイドゴアをセレクト。大人らしい上品さもしっかりと演出しているのがニクい。首元のゆとりや足元にたるみがあるのは、90年代のゆったりシルエットを意識したものだろう。さすがはニック、トレンドを取り入れるのが実にお上手。
David Beckham[デヴィッド・ベッカム]
パリにあるホテル・ル・ブリストルで妻ヴィクトリアと昼食を楽しんだベッカム。上下ネイビーで品のある装いながら、足元はライトグレーのスリッポンで軽快な印象に仕上げている。これが黒だと重すぎだし、逆に白だと爽やかになりすぎ。このバランス感覚が絶妙でオシャレ。同じネイビーながらニットジャケットにTシャツと異素材を組み合わせて、立体感を生み出しているのもポイント。さらにTシャツをインし、ウエストマークを上にした美脚効果で、キレイめに見せるなど、ベッカム流テクが満載。休日のデートコーデの参考にしてみては、いかが?
Tom Holland[トム・ホランド]
ニューヨークの高級リゾート地ハンプトンズで、ナオミ・ワッツやリーヴ・シュレイバーらと食事を楽しんだトム。着古したTシャツにスウェット、さらにワークパンツを穿いているところからヴィンテージ好きなのがヒシヒシと伝わってくる。とはいえ、Tシャツをインしたり、トップとボトムがアースカラーだったりと、トレンドカラーを取り入れているあたりはさすが。色遊びも好きなようで、オリーブのワークパンツにパープルのキャップを合わせるといった上級テクを披露。トム、なかなかの洒落者と見た!
Jamie Bell[ジェイミー・ベル]
イギリスのノースロンドンで妻ケイト・マーラと物件探しをしているジェイミー・ベルをキャッチ。ほどよいサイズ感のTシャツにテーパードの効いたオリーブのパンツというシンプルな装い。スタイリッシュな印象を受けるのは、パンツ以外をブラックで統一しているから。ベーシックなカラーで、かつ色数を抑えるという基本に忠実な着こなしだろう。一方、ケイトはふわっとしたワンピースにライダースを合わせた甘辛コーデ。ちなみに現在、第2子を妊娠中とのこと。
Mark Wahlberg[マーク・ウォールバーグ]
ビバリーヒルズにあるイタリアン レストラン『イー・バルディ』で夕食を楽しんだマーク。茶色のポロシャツにブラックの光沢あるスリムフィットのパンツというコーデ。ポイントはポロシャツで、首元までボタンを閉めてきちんとした印象に仕上げている。これはジャケットまで羽織るほどではないけど、品よく見せたいという意図だろう。これならスポーティでカジュアルなポロシャツでも、キレイめコーデとして活躍してくれる。トップとシューズの色をリンクさせ、まとまった雰囲気に仕上げているのもオシャレ。
Brad Pitt [ブラッド・ピット]
イタリアのローマを訪れたブラピは、高級ホテルから子供たちと会うために別荘へ。元妻アンジェリーナ・ジョリー抜きで、日暮れまで楽しんだようだ。その翌日、チャンピーノ空港で見かけたブラピは、茶のテロっとした素材のヘンリーネックシャツとリネンのイージーパンツというリラックスした装い。ハットとスリッポンの白でサンドウィッチし、リゾート感を高めている。ちなみにご覧のようにトップの裾をインすれば、だらしない印象にならず、品のよさが際立ちます。楽パンを穿く機会が多いサマーシーズン、大人っぽさを保つテクとして是非ご参考に!
【Damien Lewis】ダミアン・ルイス
ロンドンで子供たちとのひとときを楽しんだダミアン。素肌に素材感のあるシャツを着用し、ボトムにはスラックスを持ってくるというファッションの上級者ぶりを披露。大きく開いた襟元とリラックスした生地のおかげで、堅苦しく見えないうえに、大人の余裕も感じられる。グリーン系のパンツと黒のトップは相性がよく、パンツがテロっとした素材なのでAラインシルエットが作れているのもポイント。足元は飾りのついたローファーでリラックスした大人っぽさをキープしている。これがスニーカーだとカジュアルすぎるし、ヒモ靴だとかっちり感がありすぎ。こんなところからも、ダミアンのオシャレ感度の高さがわかります。
Hugh Jackman[ヒュー・ジャックマン]
ニューヨークの街角を歩くヒューは、ポロシャツにショーツという軽装スタイル。参考にしたいのが、膝上丈のショートパンツ。膝下丈だとルーズだし、短すぎるとリゾート感が出すぎてしまう。大人が街に馴染むショーツを選ぶとしたら、ヒューのような膝上丈が正解。これは好例だろう。一方、ポロシャツは襟先が長く、切り替えになったレトロなイメージ。どこかヨーロッパっぽい雰囲気のあるアイテムは大人感を後押ししてくれるので、ポロシャツを選ぶ際にはご参考に!
Matthew McConaughey[マシュー・マコノヒー]
ロンドンのホテルを訪れたマシューは、ハンチングにトラックジャケットを羽織ったちょっと懐かしいレトロスタイルを披露。最近ではハイブランドもレトロなアイテムをコレクションに取り入れている傾向があるので、そのあたりを意識しているのかも。首元のスカーフとサングラスが、アクセントになっていてオシャレ。キャップとインナー、シューレースをブルーで連動させているのも心憎い。ちなみにトラックジャケットにはデニムを合わせがちだけど、マシューのように楽パンを合わせればイマドキな印象に仕上がりますよ。
Cruz Beckham[クルス・ベッカム]
マイアミの街を友人と歩くベッカム家三男のクルス。ブルーのグラデーションカラーのパーカとペインターパンツというストリート要素強めのアイテム合わせがオシャレ。足元はワイドなペインターパンツに合わせて、ボリュームのあるスニーカーをチョイス。このバランス感覚が抜群。しかも裾はロールアップして軽やかさを出すなど、細かなテクも。人気のペインターパンツはブーツなどを合わせるとガチっぽく見えるので、クルスのようにスニーカーを合わせるとイマドキ感が出しやすいですよ。
Patrick Schwarzenegger[パトリック・シュワルツェネッガー]
母親マリア・シュライバーとLAのステーキ店を訪れたパトリック。この日は、白のロンTにブラウンのワーク風パンツのストリートスタイルでお目見え。パンツはタックが入っていて腰回りにゆとりのあるタイプ。さらに裾に向かってテーパードが効いているので、足元にボリュームあるスニーカーを合わせても、ご覧のようにオシャレに見える。ポイントなのが、ドジャースのキャップ。一見チグハグに見えるが、これが“外し”の妙! 決まりすぎなのを回避し、かつスポーツ要素を加味することでパトリックらしさも表現できている。
Ryan Reynolds[ライアン・レイノルズ]
ふんわりとしたピンクのウエスタンシャツに、ブルーグレーの褪せ色チノパンを合わせたカジュアルな装いで、ニューヨークの街角を歩くライアン。定番のアメカジスタイルも、彼のようにカッコよく見せるにはカラダに合ったジャストサイズを選ぶことが重要。さらに、シャツをインしてスマートなシルエットを作れば、いつものアイテムでも新鮮な見え方に。キャップと白スニでカジュアル感を後押しし、袖捲りすることでこなれ感も演出、と細かいところまで気を配っているのは、さすが!
Timothée Chalamet [ティモシー・シャラメ]
ロサンゼルスにあるオーガニックスーパー、エレホンに友人とともに訪れたティモシー。バスパン(バスケットショートパンツ)にパールのネックレス、シルバーのサンダルとイマドキなアイテムを取り入れて、上手にミクスチャー感を出している。大人がバスパンを着用するときは、肌の露出加減さえ考えておけば、問題ない。たとえばティモシーのように、スケーターソックスを合わせるのもひとつの方法だろう。ちなみにトップのTシャツは無地の方が、ガチャガチャしないのでオススメです。
Ewan McGregor[ユアン・マクレガー]
ニューヨークのホテルを訪れたユアンは、ジャケットに白パンツというカジュアルな装い。けれども随所にユアンらしさが生かされていて、たとえばジャケットの襟はピークドラペル仕様。これはテーラードジャケットの代表的なラペル=襟のひとつ。カジュアルななかにも品を感じさせるのが、このおかげ。スキニーパンツは、くるぶし上の丈にしてブーツに合わせるといった上級テクも披露。さらにインナーのTシャツをネイビーにして、ちょっとした色のリズムを作っているのも見逃せない。そのほかシューレースを巻いてパンク風に仕上げていたり、黒マスクのヒモがベージュだったりと、とことんユアンのこだわりが感じられる着こなし!
David Beckham[デヴィッド・ベッカム]
7月10日に11歳となった愛娘ハーパー・セブンとヴェニスでゴンドラを楽しむベッカム。ブルーグリーンのテロっとしたシャツに、クリースの入った白のパンツというスッキリとした着こなしを披露。かしこまった場では白のパンツはむしろカジュアルな印象。そのため足元には、素足に茶のスリッポンを合わせている。カジュアル派が、かしこまったシーンでジャストサイズのシャツを選ぶと、ちょっと窮屈に感じることも。そんなときは、ベッカムのようにストレッチ素材のアイテムを選んでおくと、楽ちんで着心地もいいはず。キレイめな格好をする際には、そのあたりに気を配るといいかも。
Vincent Cassel [ヴァンサン・カッセル]
第75回カンヌ国際映画祭に妻ティナ・クナキーと参加したヴァンサン。レッドカーペットではスーツ姿だったものの、この日はリラックスしたカジュアルコーデを披露。注目したいのはオフ白からベージュへとグラデーションになっている色使い。上品で優しげな印象が作れていて、なんとも大人っぽい印象。ティナとのトーン合わせもお見事。トップはドロップショルダーのブルゾン、ボトムはドローコードの付いた楽パンをセレクト。カジュアルだけど大人の余裕と貫禄を感じさせる装いに仕上げている。サングラスは色が薄めのモデルを選んで、重たくならないようにするなど、細かいところにも気を利かせている。
Chris Pine[クリス・パイン]
ロサンゼルスのアクションスタジオに向かうクリスは、黒のショーツとレギンスを重ね着したユニークな着こなし。パーカの裾から柄Tをチラッと出すことで、黒一色のコーディネートに変化をつけている。足元はエスパドリーユっぽいシューズで、リラックス感を後押し。全身真っ黒だと平坦な印象になりがちだけど、異素材を組みわせれば、立体感が生まれてお洒落な印象に。ちなみにグレー色のヒゲも真っ黒コーデのアクセントになっている。自分のキャラをわかっていると、個性が出しやすいという好例!
Chris Pratt【クリス・プラット】
7月29日に最新作『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』が劇場公開するクリス。この日は、上下ブラックにネイビーのジャケットを合わせた大人っぽい着こなしで登場。着丈が短いジャケットを選び、軽快な印象に仕上げている。クリスのようながっしりした体型は長めのジャケットだと足が短く見えてしまうことも。けど着丈を短くして、かつ引き締め効果のある黒パンツにすることで足長に見せている。足元は普通だと革のヒモ靴を合わせるところを、あえてブーツにしてスマートな印象を後押ししているのもポイント。カジュアルでもかしこまったシーンでもイケる大人のジャケットコーデ、是非参考にしてみてはいかが?
Dominic Cooper[ドミニク・クーパー]
ロンドンで友人と食事を楽しんでいるのは、俳優ドミニク・クーパー。ブルートーン合わせが実に大人な印象。トレンチっぽいブルゾンを羽織りつつ、インナーは黒シャツで深みを出している。このあたりのバランス感覚は、さすが。パンツ丈も絶妙で、そこから見える素肌とスリッポンが軽やかさを演出している。この“抜かす”テクニックは、暑〜いサマーシーズンには参考となるはず。サングラスを頭に乗せるなど、小ワザを効かせているのもお洒落で、好印象。
Gerard Butler【ジェラルド・バトラー】
マリブのソーホーハウスに到着したジェラルド・バトラーは、上下を褪せ色のカーキでタフな雰囲気を演出。けれども、ガチっぽく見えないのは、ポケットが高めでかつ細身の美脚効果のあるカーゴパンツを選んでいるから。加えてジャケットの襟を立てたり、ジャケットとシャツの裾を揃えるといった小ワザを使っているのも、実に効果的。靴下もシャツの色と合わせるなど、さりげない気づかいは洒落者の証拠。ちなみにこのコーデを真似したい人は、コート系の白スニーカーでスッキリとさせた方がこの時期にはお似合い。
Miles Teller【マイルズ・テラー】
先日劇場公開した映画『トップガン マーヴェリック』で、グースの息子ルースター役で存在感のある演技を披露したマイルズ・テラー。個性的なアイテムを合わせているが、ダークトーンをベースにしているので、まとまった印象になっている。たとえば、プリントTを着る場合、無地のブルゾンだと遊びがなくてツマラナイはず。マイルズのように、ライン入りのブルゾンを羽織るのもあり。けれども、気にしておきたいのが、それ以外のアイテムのトーンを合わせておくこと。ジャストサイズを選んでいるのも、スポーティに見えて好印象。ちなみに隣にいる妻ケリー・スペリーは、ダブルニーの細身のワークパンツを着用と、こちらもオシャレ!
Chace Crawford【チェイス・クロフォード】
イエローのニットポロシャツにネイビーのクリースパンツというトラッド系の配色とアイテムが印象的。それをカジュアルテイストに落とし込んでいるのが、キャップの被り方と抜け感出しのスニーカー。キャップのツバを後ろにすると小僧っぽく見えがちだけど、カッチリとしたアイテムに合わせるとむしろ若見え効果が期待できる。レザーの白スニは、こうした“ハズし”にも使えるので、1足持っておくと非常に便利。パンツはベルトを着用していないが、これは自分のジャストサイズがわかっている証拠。こんなところからもチェイスのお洒落具合がよくわかる。
Andrew Garfield[アンドリュー・ガーフィールド]
ブルーとホワイトの清潔感のあるカラーでまとめたアンドリュー。けれども、それだけではないのがシャツジャケットのディテールに注目するとよくわかる。比翼仕立ての前合わせにダブルポケットと、ミリタリー要素が入っていて、大人らしいワイルドさも加味しているというわけ。インナーのTシャツは、普通なら白を合わせがちだけど、脱いだときもサマになるようにシャツジャケットと同系色を選んでいる。こんな小ワザも実に心憎い。ちなみに、このコーデを真似したいという人は、パンツの裾をロールアップしてくるぶしを見せると軽快感が出て、夏らしい装いになるので是非どうぞ。
Ryan Reynolds[ライアン・レイノルズ]
ニューヨークで、妻ブレイク・ライブリーと朝の散歩に出かけていたのは、俳優ライアン・レイノルズ。ネイビー、ピンク、ホワイトの3色使いが実にお上手。トップのスウェットは派手色のピンク。さすがにこれ一枚だと悪目立ちする可能性も……。そのため、ライアンはダウンベストを羽織り、適度にネイビーを配置するお洒落テクを披露。さらにボトムは褪せ色のネイビーにして、大人らしい“こなれ感”を演出している。手元にはアップルウォッチを着用するなど、健康管理にも余念が無いようご様子?
Chris Hemsworth[クリス・ヘムズワース]
故郷であるオーストラリアのバイロン・ベイに姿を見せたクリス・ヘムズワース。ミリタリールックを彷彿とさせるコヨーテカラーの合わせがワイルドでお洒落。Tシャツはネックが緩く、風合いが出やすい生地をセレクトし、鍛えたマッスルボディをさりげなくアピールしている。で、ワントーンだとぼやけた印象になるので、ボトムは引き締め効果のあるダークカラーに。このあたりのバランス感覚はさすが。地元のリラックスした雰囲気に合わせて、トラッカーのキャップでカジュアルに仕上げている。
Liev Schreiber [リーヴ・シュレイバー]
ニューヨークの街角で見かけたのは俳優リーヴ・シュレイバー。ネイビーのアンコンジャケットにグレーのウールパンツを合わせた、カッチリとした大人の着こなし。そこにNYヤンキースのキャップとスリッポンを投入して、西海岸風にアレンジしたプレッピースタイルへと昇華している。小物使いが実に上手で、メガネのフレームも、コントラストがつかない顔なじみのいいグレージュをセレクト。一見、地味な着こなしも、小物を生かすことでお洒落に格上げできる好例!
Christian Bale[クリスチャン・ベール]
マリブにあるトランカス・カントリー・マーケットで、息子ジョセフと買い物を楽しんだクリスチャン・ベール。Tシャツにショーツというラフな着こなしだけど、ネイビーのショーツを黒でサンドし、ダークトーンでまとめているから大人らしさが出ている。ショーツも立体的なカーゴタイプを選んでいて、たくましい印象に仕上げているのもポイント。足元はスリッポンでリラックス感を後押ししている。気取っていないワンマイルコーデだけど、お洒落に見せているのはさすが。
JAKE GYLLENHAAL[ジェイク・ギレンホール ]
トップが黒のハイゲージニットで、ボトムがグレーのリラックスパンツ。足元が白のスタンスミスという3色使い。しかしながらカラーバランスが絶妙で、悪目立ちしていないのがポイント。このようなシンプルな着こなしの場合は、一点豪華アイテムで格上げして大人らしい着こなしに仕上げるのが大事。ジェイクも手元に〈カルティエ〉のサントスを着用することで貫禄を出している。ちなみにトップがダークだと引き締め効果が期待できるので、アラフォーの体型隠しにもうってつけ。
Hugh Jackman[ヒュー・ジャックマン]
ワークアウトが日課のヒューは、スポーティなコーデがお好み。この日は、グレーのフーディに黒のテック系パンツという着こなし。シンプルの装いだけど、小ワザを効かせているのが彼らしさ。レイヤードした黒Tとフーディのドローコードを、さりげなく色リンク。さらに首元にサングラスを加えてアクセントにしている。このようにシンプルコーデの場合は、細かいところに気を使うとお洒落に差が出るので、是非お試しを!
Ben Affleck[ベン・アフレック]
映画スタジオに婚約者であるジェニファー・ロペスと訪れたベン・アフレック。トップはベージュのハイゲージなニット。ボトムはリネンのタック入りの楽ちんパンツという品のあるコーデに仕上げている。お隣のジェニファー・ロペスとはパンツのカラーをグレーで揃えるなど、大人っぽいカップルコーデを狙っているのも心憎い。シンプルなコーデは足元がポイントになるが、ベン・アフレックはブルーのレザースニーカーで個性出し。ニットの袖を捲って、たくましさと軽快さを演出するなど、細かいお洒落テクも見逃せない。
Justin Timberlake[ジャスティン・ティンバーレイク]
妻ジェシカ・ビールとバカンスを過ごしロサンゼルス国際空港へ到着したジャスティン・ティンバーレイク。この日は、ジョーダンブランドのグレーのジョグパンツに、〈ランバン〉のスニーカーを合わせたラグスポスタイル。ジョガーパンツにハイブランドのスニーカーは、場合によってはやんちゃなイメージも。それを回避するためか、ジャスティンはトップにサンセットカラーのグラフィックTを持ってきている。これならご覧のように柔らかくてお茶目な雰囲気に。手元にはSSの時計を着用し、大人感出しにも抜かりがない。
Bradley Cooper[ブラッドリー・クーパー]
ニューヨークの路上で、何やら話し込んでいるのは俳優ブラッドリー・クーパー。トップはブルーグレーのフーディ。ボトムは褪せ色ブルーのパンツとグラデーションコーデがなんとも都会的でオシャレ。なかでも注目したいのが、足元のスウェードのスニーカー。こちらもブルー系とトーンを合わせたこだわり。で、どこか違うのはシューレースのカラー。足元や手先、首元などにアクセントがあると目がいきやすく、それゆえ全体がまとまっているうえに、個性も出せる。それを狙ったテクが素晴らしい。
DAVID BECKHAM[デヴィッド・ベッカム]
マイアミのパームビーチで姿をキャッチしたのはデヴィッド・ベッカム。白Tシャツにショーツというシンプルな着こなし。ショーツは切りっぱなしのカットオフデニムを着用。一見やんちゃで小僧っぽい印象だけど、そこはベッカム。足元を〈ヴァンズ〉の真っ白スニーカーにして、大人らしい清潔感をアピール。さらにキャップにもご注目を。普通なら黒を合わせたいところを、Tシャツの左胸にある“Girls Don’t Cry”のロゴ色とリンクさせて、同系色のオレンジをセレクトしている。デニムショーツは膝上丈にして、若見え効果を発揮しているのもポイント。
Mark Wahlberg[マーク・ウォールバーグ]
マイアミビーチのホテルから友人とともに姿を現したのは俳優マーク・ウォールバーグ。ネイビーの長袖ニットポロに、クリースの入ったデニムパンツを合わせた上品な着こなし。けれどもカッチリしすぎていないのは、デニムパンツにほんのりとダメージが入っていて、こなれ感を醸しているから。さらに黒のハイカットスニーカーでマークらしいストリートの要素を加えるなど、個性出しも忘れていない。う〜ん実に上級なテクニック。これこそ大人の上品カジュアル!
Ryan Reynolds[ライアン・レイノルズ]
ニューヨークの街角でキャッチしたのは俳優ライアン・レイノルズ。全体をほどよいシルエットでまとめているあたりはさすが。マウンテンパーカにボタンダウンの白シャツ、チノパンは、昔でいうヘビーデューティスタイル。けれども、マウンテンパーカをテック素材の腰丈ジャケットにすることでイマドキなアスレジャースタイルに仕上げている。足元は白スニで、チノパンを白サンド。こうすることで軽やかさが出るうえに清潔感もアップし、好印象。お洒落上手なライアンらしい、さりげないテクが光る。
Commentary:Masahiro Enomoto(remix)、Yasuyuki Ushijima
photo by AFLO