【まとめ】一流はやっぱり一流ブランドを好む⁉ セレブ御用達のメゾンブルゾン!
今シーズン、注目したい短丈のブルゾン。どんなブランド、どんなデザインのものを選べばいいのか? その参考までにまずはセレブたちが、着ているものをリサーチしてみた。すると、さすがはセレブ。一流ブランドの短丈ジャケットを着ている人を発見できた。そのスタイル自体はどれも頑張ってお洒落しているというコーデではなく、ナチュラルな普段着コーデ。なのに、さりげにラグジュアリーなブランドをさらりと取り入れている点が格好いい。これみよがしではなく、自然体で着こなしているところが好感度大。そんなセレブたちが愛用しているブランドの短丈ブルゾンをここでは紹介。完璧なお揃いになれる同一ものから、同じブランドの似たタイプなどが続々登場。
〈ルイ・ヴィトン〉のスタジャン
近頃、〈ルイ・ヴィトン〉を愛用しているセレブは増えている。下のエイサップが着ているものも、胸のLVマークで明らかなように〈ルイ・ヴィトン〉のスタジャン。全く同じモデルは今シーズンはないようだが、いわゆるスタジャンは数多く出ているので、是非チェックしてみて。こちらはエイサップのものとは違い襟付きのタイプ。またワッペンや刺繍の様子もより派手な印象。なにより注目してほしいのは袖。ブランドの象徴でもあるエピ・レザーになっている。
ASAP Rocky
カレッジテイストな“LV”のワッペンが存在感たっぷり。ボディの色に合わせてニットキャップやパンツの色もブラックに統一することで、やんちゃに見せてないところもポイント。
LOUIS VUITTON
遊び心あるグラフィックがたっぷり!
多彩なデザインのワッペンや刺繍を随所に盛り込んだ“エンブロイダード バーシティブルゾン”。目を引く青のウールのボディに加え、切り替えた袖は同ブランドのアイコンでもあるエピ・レザーを使用。リッチ感ある質感に遊び心を詰め込んだ1着となっている。94万6000円(ルイ・ヴィトン/ルイ・ヴィトン クライアントサービス)
〈プラダ〉のコーチジャケット
ニコール・リッチーと一緒にお出かけしているジョエル・マッデン。とにかく全身真っ黒コーデばかりなのは有名な話だが、もちろんこの日も全身ブラック。で、よく見るとアウターとして着用しているのは〈プラダ〉のシャツブルゾン。コーチジャケット風のデザインで、〈クロムハーツ〉の黒パーカとともに、ヘビロテ率が高い1着だ。特徴は胸ポケットが付いている点と、そこにブランドアイコンの三角のブランドロゴが入っている点。これがあれば、ジョエルとお揃いになれる。
Joel Madden
一見するとキャップと合わせたストリートな着こなし。だけどジョエルはコーチジャケットに合わせて全体のトーンをシックにまとめたことで大人な雰囲気を手に入れている。
PRADA
大人のためのコーチジャケット!
艶やかでしっとり感のある“Re-Nylon(リナイロン)”素材で軽やかな着用感を演出。胸ポケットにはトレードマークである“トライアングルロゴ”があしらわれる。薄手の作りで、スナップボタン仕様だから着脱も楽々。朝晩の寒暖差が大きい秋口に携行するのにうってつけ。予定価格19万8000円(プラダ/プラダ クライアントサービス)
〈トム フォード〉のスウェードジャケット
オハイオ州出身のミュージシャン、ジョン・レジェンド。彼のプライベートでの着こなしは、色使いが特徴的。パッキリとした色を使うこともあるが、どちらかというとベージュや淡いピンクなどペイルトーン使いが上手。そんな彼が選んだブルゾンは、やはり淡いブルー。それも上質なスウェード。で、これは実は〈トム フォード〉のもの。ジョンと全く同じではないが、やや濃いブルーで、そっくりなデザインのものが今シーズンも出されていた。
John Legend
スウェードジャケットとポロシャツの組み合わせが新鮮。ポロシャツなら襟付きでかっちりとした雰囲気も作れるうえに、クリーンさも格別。品のよさを重視する人は是非真似して!
TOM FORD
武骨さよりも爽やかさが魅力!
ポケットの形状などウエスタンなディテールを取り入れたスウェードジャケット。きめ細かい起毛感は見た目にも上質で、爽やかなブルーの色合いは、“ワイルド系”ではなく清潔感たっぷりに品よく着こなせる。110万円(トム フォード/トム フォード ジャパン)
〈ドルチェ&ガッバーナ〉のボンバージャケット
ジェイローと結婚してからは、よりアカ抜けた(失礼!)ファッションになったような気がするベン・アフレック。以前は土臭いアメカジスタイルが多かったが、今はアメカジでも繊細さや都会っぽさがある。この黒のボンバーを着こなしたスタイルもそう。パーカをインに合わせたアメカジだが、全身黒で都会っぽい。そのアウターに使ったブルゾンが〈ドルチェ&ガッバーナ〉。お馴染みのロゴプレートが胸に入っているのがその証明。ウール×ナイロンの素材で上品さもある。
Ben Affleck
大人っぽくモノトーンで着こなしたベン。インナーにはパーカをチョイスしてカジュアル感を上乗せ。重く見えないように白Tやグレーのデニムパンツでヌケ感を作ったのもうまい!
DOLCE&GABBANA
同色の異素材切り替えが洒脱な印象を格上げ!
身頃と袖を異素材で切り替えたデザインが特徴。同色で切り替えていることで品のよさもあり。ほどよくボリュームを出した中綿入りなので秋冬アウターとしても優秀。胸元にはブランドネームを記した、メタルプレートがあしらわれる。30万1400円(ドルチェ&ガッバーナ/ドルチェ&ガッバーナ ジャパン)
〈ゼニア〉のシャツジャケット
カンヌ国際映画祭でマッツ・ミケルセンが着用していたのが、まさにこちらの〈ゼニア〉のシャツジャケット。この写真では白のパンツと合わせて、爽やかに着こなしているが、上下セットアップでコーディネートしていたりする姿もあるので、よほどのお気に入りなのかも⁉ インナーは同じブランドのクルーネックなのでトーンがちゃんと揃っていて上品。そのおかげで大人らしさが存分に発揮できている。また、同じ形の黒バージョンを着ているところもパパラッチされているので、どうやらこのシャツジャケットにハマり中か⁉
Mads Mikkelsen
ジャケット&インナーは茶色に統一しつつ、パンツを白にすることでヌケ感ができ、重くならずすっきりとした印象に。見えないが、シューズでも実はブラウンを拾っていてサスガ。
ZEGNA
心地よく着られる快適なシャツジャケット!
軽量で通気性の高いリネン素材で仕立てたシャツジャケット。開閉部はボタンを見せない比翼仕立てで、すっきりとした見た目で着られる。コクのあるブラウンの色味も大人らしさ満点。18万4800円(ゼニア/ゼニア カスタマーサービス)
〈セリーヌ〉のレザージャケット
近頃はラフなスタイルをすることがめっきり減って、上質な素材のアイテムを着ることが多くなったデビッド・ベッカム。そんな彼がこの写真で愛用している光沢感のある高級そうな黒のレザーブルゾン。その正体がこれ、〈セリーヌ〉のラムレザーブルゾン。トレンドに関係なく、男のワードローブに必要なアイテムを集めた“エッセンシャル”ラインの中のアイテム。まさに、そのコンセプトどおり生涯ずっと愛用していけるだけのクオリティ、完成されたデザインだ。
David Beckham
ジャケットの“重厚さ”を生かしたオールブラックな着こなしのベッカム。これだけだと重すぎる印象だが、実は足元には、スニーカーで白を1点投入して軽やかな印象を高めている。
CELINE
セクシーな印象も加わる大人レザー!
なめらかでツヤのあるラムスキンを使用。ほどよい柔らかさで着やすいのも嬉しい。肩の切り替えや胸のステッチなど凝ったディテールも所有欲をかき立てる。予定価格59万4000円(セリーヌ オム バイ エディ・スリマン/セリーヌ ジャパン)
●ルイ・ヴィトン クライアントサービス
TEL:0120-00-1854
●プラダ クライアントサービス
TEL:0120-45-1913
●トム フォード ジャパン
TEL:03-5466-1123
●ドルチェ&ガッバーナ ジャパン
TEL:03-6833-6099
●ゼニア カスタマーサービス
TEL:03-5114-5300
●セリーヌ ジャパン
TEL:03-5414-1401
雑誌『Safari』10月号 P66~71掲載
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photo : Tomoo Syoju(BOIL) photo by AFLO