【セレブの愛車】これはヤバイ!
超話題の〈テスラ〉サイバートラックがついにLAの街へ!
今年11月21日LAでお披露目され、大きな話題となった〈テスラ〉サイバートラック。近未来的なフォルムに誰もが度肝を抜かれたが、そのクルマがさっそくLAの街に登場! テスラ社CEOのイーロン・マスク自らドライブする姿が目撃された
クルマが目撃されたのは、マリブにあるセレブ御用達日本食レストラン“NOBU(ノブ)”。イーロン・マスクはそこで、俳優エドワード・ノートンらとディナーを楽しんだという。それにしても、いきなりこんなクルマが駐車場にいたら、みんな腰を抜かしちゃうのでは?
“トラックよりも実用的で、スポーツカーよりもハイパフォーマンス”という触れこみなのがこのクルマ。それよりも何よりもスゴイのは、まずは見た目のインパクト。まるで戦車のようなボディが纏う、オーラの強さったらハンパない。
それもそのはず。使っている素材は、“エクストラハード30Xコールドロール ステンレススチール”というもの。これはロケットなどにも使われている特殊なステンレス合金なんだとか。当然硬すぎて加工が難しいようで、スパッと削り取ったようなフォルムもそのせいか。しかもそれが、塗装しないムキ出しの状態であしらわれているのだから、そのへんのSUVやオフローダーと比べても押し出し感がケタ違い!
ボディ構造も屈強そのものだ。本格オフローダーでは、ラダーフレームにボディを載せる構造を採用するクルマもあるが、コチラは究極の耐久性と乗員保護を実現する“エクソスケルトン”というシェル構造。先の特殊ステンレス鋼を使ったガッチリとしたものだけに、転倒しようが襲撃(?)されようが、まさに安全・安心!? ちなみに乗車人数は6人。
ド迫力のフォルムに腰を抜かしている場合ではない。サイバートラックは〈テスラ〉が手掛けた電気自動車。しかも、“スポーツカーよりもハイパフォーマンス”と謳っているってことは? そう、出足から滅法速い。ちなみにサイバートラックのグレードは3種類。シングルモーターの後輪駆動、デュアルモーターの四輪駆動、そしてトライモーターの四輪駆動が用意されているが、最上級グレードはもちろんトライモーター(モーターを3つ装備)の四輪駆動車。公式データによると、0-60MPH(おおよそ0-97km/h)加速はなんと2.9秒以下だから恐れ入る。ちなみにデュアルモーターの四輪駆動でも4.5秒以下。これでも十分速い。
トラックとしての実用性も目を見張るばかり。最大積載量は3500ポンド。1ポンドは約453.6gだから、1トンと5876㎏。そう、クルマ1台分の重量だ。まあ、実際にクルマを積むことは不可能でも、四輪バギー車などは楽々積めるのはいわずもがな。しかも4インチずつ車高の上げ下げができるセレフレベリング機能付き。だから、荷物の積載も従来のピックアップトラックよりは楽チンなはず。実用性はかなり高い。それに牽引力もトライモーター仕様で1万4000ポンド(!)以上。つまり、キャンピングカーをリヤに繋げてグイグイ引っ張れるってわけ。
まさに近未来的なフォルムと性能が手に入る、夢のクルマがサイバートラック。こんなクルマがすでにLAの街を闊歩しているのだから、やっぱり西海岸のクルマカルチャーは面白い。そして、現在〈テスラ〉の公式オンラインサイトにて、さっそくサイバートラックの先行予約を受け付け中。予約金はたったの1万5000円。詳細は公式オンラインサイトをチェックしてみて!
●テスラモーターズ
URL:https://www.tesla.com/ja_jp/models