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2021.02.15


新時代へと走り出す過去が息衝くEV車!

カーブランド界を常にリードしてきた〈ポルシェ〉がついにEV車をリリース。ブランドのDNAが生きる未来のスポーツカーとは!?


[ポルシェ タイカン 4S]
PORSCHE TAYCAN 4S

名車911に代表される〈ポルシェ〉は、EV(電気自動車)とは縁遠いとも思える。水平対向エンジンをターボで過給してドーン! と加速する感じだ。とはいえ、近年カイエンやパナメーラを見ればわかるようにハイブリッド車にも力を入れている。フォーミュラEと呼ばれるEVレースにも参戦するほどだ。そんな〈ポルシェ〉がついにEVの市販車を発表した。名前はタイカン 4S。〈ポルシェ〉のバッジに描かれる元気な若馬のことだ。

タイカン 4Sのワールドプレミアは昨年9月4日だった。日本のメディアが立ち会ったのは中国福建省。ピンタン(平潭)という島だ。なぜ、その地が選ばれたかというと、そこは巨大な風力発電機が立ち並ぶ自然エネルギー推進地区。サスティナブルなエネルギー戦略を掲げている場所。ポルシェ初となるEVのコンセプトにぴったりということで選ばれたのだ。
アジアのメディアは中国に集められた。しかし、ヨーロッパはベルリン郊外のソーラーファーム、北米はカナダのオンタリオ州にあるナイアガラの滝にそれぞれ呼ばれた。中国は“風”、ドイツは“太陽”、北米は“水”という自然エネルギーの源を示しているという大掛かりな演出だったのだ。ブランド誕生から70余年。まさに新時代の幕開けといったところだろう。

発表されたタイカン 4Sはターボ、ターボ Sというグレード。とはいえ、当然ターボといってもタービンは搭載していない。グレードを表すシグネチャーとして使われる。発表前の昼間、「ターボを積んでいないのにどうしてターボなのか?」とボードメンバーに問うと、さらっと、「ターボはハイパワーを表すアイコンのようなもの」と答えたのを覚えている。プロジェクトは発表の9年前にスタートした。918スパイダーコンセプトからはじまり、919ハイブリッドを経てEVはスポーツカーに合っていると確信する。と同時に、〈ポルシェ〉にとっての最初のEVはSUVではなく、スポーツカーであるべきだと社内で一致したそうだ。

デザインは911の流れを汲む。ただ、空気の取り入れ口などはEVの特性を優先。EVは温度調節が要で、バッテリーの冷却と加熱は内燃機関より複雑となるからだ。プラットフォームは今後クロスオーバーとなる背の高いタイカン・クロスツーリスモなどにも使う予定だ。また、グループ内では〈アウディ〉も。だが、デザインをはじめ、ハンドリング、アクセル、ブレーキといった部分は細かく〈ポルシェ〉の味を出しているのでご安心を。

ほかにもある!
このクルマの楽しみ方&使い方


外観で一点突破できそうなくらいインパクトの大きなタイカン 4S。その流れから、インテリアを覗きこむとかなり凝ったつくりをしている。というか、近未来的でこれまでとは別物になっている。

具体的に言うとスイッチ類が違う。いわゆるボタンやダイヤル的なモノはほとんどなくなっている。代わりにデジタル表示のモニターをタッチするのがデフォルトとなった。10.9インチのダッシュボードセンターディスプレイやセンターコンソールに埋めこまれた8.4インチの画面がまさにソレだ。ナビやオーディオ操作はもちろん、リアのラゲッジや充電ポートカバーの開閉さえも画面タッチで行う。ちなみに、タイカン 4Sのラゲッジコンパートメントは前後にある。当たり前だが、ボンネット下にエンジンは搭載していない。

そしてメーター部分には湾曲した16.8インチディスプレイがセットされる。表示のひとつひとつに、円をモチーフにしたデザインを用いるのはポルシェらしいが、全く新しい世界観を生み出している。タイカン 4Sがポルシェの次世代を牽引していくのを感じさせる仕上がりだ。

また、このクルマには流行りの“声”で操作する機能も付いている。掛け声は「ヘイ、ポルシェ」。これでボイスパイロットが起動し、「寒い」と言えば室温を上げてくれる便利さたるや。このへんはあったら嬉しい装備。とにもかくにも、タイカン 4Sには新しさが満ちあふれている。

ココにもソソられる!


01 シート
スポーツカーであることの証明!
シートはショルダーまでしっかりサポートするバケットタイプが採用される。このへんはポルシェらしさ満載。フツーのサルーンカーではないことは一目瞭然だ。しかもリアシートもまた身体を優しく包みこむような形状をしている。

02 インテリア
手元近くでいろいろこなせちゃう!
タイカン 4Sにはマルチファンクションスポーツステアリングホイールが装備。これはステアリング上に手を置いたままあらゆる操作ができるというモノ。スポーツ走行中に役に立つのは言わずもがな。安全性を高める役目を果たしている。

03 リアデザイン
真っ直ぐな横一文字が暗闇に浮かぶ
リアには3段階に変化するリアスポイラーとガラス製のリアコンビネーションランプ、それと“PORSCHE”のロゴが備わる。一文字に輝くリアライトは兄弟車に通じるものを感じるはず。暗闇でもポルシェファミリーであることを表現している。

SPECIFICATIONS
ポルシェ タイカン 4S
●全長×全幅×全高:4963×1966×1379㎜
●ホイールベース:2900㎜
●パワーソース:800v高性能バッテリー+永久磁石シンクロナスモーター
●航続距離:333-407㎞
●最高出力:530ps(ローンチコントロール時オーバーブースト出力)
●最大トルク:640Nm(ローンチコントロール最大トルク/パフォーマンスバッテリー)
●最高速度:250㎞/h
●駆動方式:全輪駆動
●税込み価格:1448万1000円

Information

●ポルシェコンタクト
TEL:0120-846-911

雑誌『Safari』3月号 P154~155掲載

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文=九島事務所 text : Kushima Office

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TAGS:   Watches
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