〈ドゥカティ〉スクランブラー1100
毎回魅力的なクルマをお届けしているこのコーナー。今回は特別にバイクをピックアップします。
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つまり、今回は“話題のバイクを品定め!”、です。それにしても、毎日こ〜んなにも暑い日が続いたら、心もカラダもカラカラに干涸びてしまいそう。なにか爽快な体験をして、暑気払いしたい! そう思っているなら、いっそバイクに手を出してみる、なんていうのはどう? 熱風を切り裂いて駆け抜けるなんて、超気持ちよさそうな気がしない?
それに、クルマ好きで知られるLAセレブの中には、実はバイク愛好家もと〜っても多いのは有名なハナシ。なかでも、クラシカルな雰囲気を醸し出すネイキッドタイプは、引く手数多の大人気モデルなのだ。なぜならば、カスタムベースとしてもマルチプレーヤーだから。モーターサイクルの醍醐味は、多彩なカスタマイズパーツで自分好みの1台に作り上げることができる、ということ。その自由度はクルマより高いから、個性的なモノが大好きなセレブがバイクを好きになるのは当然のことなのかも。そんな人気のネイキッドタイプに、注目のニューモデルが登場した。〈ドゥカティ〉スクランブラー1100だ。
スクランブラーといえば、すでに日本にも800cc、そして400ccの“Sixty2”がラインナップ。独自の世界観を展開している人気モデルだけれど、今年新たに追加されたのが、過去で最も大きい排気量となる1100ccのシリーズ。
バリエーションは3種類あり。スタンダードなのが、フロントに〈マルゾッキ〉の倒立フォーク、リアに〈KYB〉のサスペンションを備えた“スクランブラー1100 STD”。
1:スクランブラー1100STD
そして、ワイヤーホイールがよりクラシカルな印象を醸し出し、ステッチ入りシートも贅沢な上級装備の“スクランブラー1100スペシャル”。
2:スクランブラー1100スペシャル
で、もうひとつが、サスペンションに前後とも〈オーリンズ〉のフルアジャスタブルを備えた“スクランブラー1100スポーツ”。イチから自分好みに育てたい人はスタンダードを。納車のその日からドヤ感を出したい人はスペシャルを。ガッツリ走りたい人はスポーツを、と好みに合わせてチョイスできる。
3:スクランブラー1100スポーツ
1100ccモデルながら、スクランブラーならではのコンパクトなボディで、豊かなトルクを楽しめるところはリッターバイクならではの醍醐味!
※写真はスクランブラー1100スポーツ
エンジンは伝統の空冷L型ツインエンジンを踏襲しつつも完全なる新開発で、さらに最新の電子制御技術を搭載した。3つのライディングモードとトラクション・コントロール、コーナリングABSなどを備えることで、爽快な走りだけでなく、快適性や安全性も最高レベルに。大人のバイクライフをテクノロジーで支えてくれるから嬉しい。
排気量を考えれば充分に取り回しのしやすいサイズ感だけど、威厳は充分に感じさせるし、迫力は充分。シートも800ccモデルより少しゆったりしているから、彼女とのタンデムももちろんオススメ。湿度と暑さで普段はつれない彼女も、タンデム中なら密着してくれるかも⁉
★DATA(スクランブラー1100)
●全長×全幅×全高:2190×895×1330mm
●シート高:810mm
●車両重量:206kg
●エンジン:1.1ℓ水冷4ストロークV型2気筒SOHC
●最高出力:86ps/7500rpm
●最大トルク:9.0kg-m/4750rpm
●変速機:6段リターン
●税込み価格:158万4000円、174万8000円(1100スペシャル)、183万5000円(1100スポーツ)
まだ日本に導入されたばかりだが、スペシャルとスポーツは早めにチェックしておいたほうがいい。パッケージの内容を考えても、あとから個人的に手を入れるよりも断然オトクな価格だから!
●ドゥカティジャパン
TEL:0120-030-292
URL:ducati.co.jp