徹底した快適性能がスゴイ! 〈ベントレー〉コンチネンタルGTコンバーチブル アズール
日々なにげなく行っている“移動”という行為。『Safari Online』読者なら、通勤・出張など、そのマイレージも相当なものなのでは? そんな中「どうせだったら、この移動時間を健康維持のために使いたい」な~んて人もいますよね? そう思うのは日本人だけではないようで、プレミアムセグメントにはちゃ~んと用意されていました。〈ベントレー〉コンチネンタルGTコンバーチブル アズールだ。
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今回話題にしたいのは、もとより快適×パワフルなコンチネンタルGTコンバーチブル自体のことではなく、この“アズール”というグレードのこと。日本には昨年から導入されているが、この“アズール”は、ベンテイガ、ベンテイガEBB(Extended Wheel Base)、フライングスパー、コンチネンタルGT、そして今回試乗が叶ったコンチネンタルGTコンバーチブルなど、〈ベントレー〉の全モデルに設定されているもの。
〈ベントレー〉といえば、歴史に紐づいたレーシングスピリットからもたらされるハイパワー、ハイパフォーマンスがウリではあるのだが、このアズールは“乗員のウェルビーイングと快適性に重きを置き、移動距離に関係なく、どんなドライブでもリラックスできるように考えられた”モデル。つまり、快適な移動をサポートする装備が特徴となっているのだ。
たとえばフロントシートは22段階に調整可能。ほぼ体型を問わずにあらゆるポジションにアジャストするし、6つのプログラム設定が可能なマッサージ機能も搭載している。運転席でこれを試してみたけれど、クルマのマッサージ機能によくありがちな、なんとな〜く空気が膨らんでモゾモゾしているようなボケ感指圧ではなく、意外にもしっかりと点で背中を押してくれることに感激。
走りでは、アンチロールバーを電子的に切り離して乗り心地をなめらかにしてくれるという機能もあるし、V8の押し出すようなトルクと合わさって、キャビンは本当に魔法の絨毯のよう。
このアズールのため、開発チームは新しいコンセプト“ウェルビーイング・ビハインド・ザ・ホイール”を分析・開発。神経科学者キャサリン・テンプラー・ルイスを起用し、ストレスに影響を与える外的要因についての研究結果から、車内のリラックスのために最も重要な乗り心地を割り出したのだという。
さらにその、科学的に分析された乗り心地以外にも、エレガントなインテリアやエクステリアの特別感にもアズールらしさが光る。専用のエンブレム、シートのステッチ、そして快適とスタイリングを両立した22インチホイール。とにかくため息の出るような仕上がりだ。
この時期、夜の六本木をオープンルーフにしてクルーズしてみたが、アズールのなめらかな走り心地とエレガントでゴージャスな存在感で、本当にストレスが夜の帳に霧散していくような心持ちに包まれた。超多忙なビジネスパーソンにこそ、握り拳でオススメしたい。
★DATA 〈ベントレー〉コンチネンタルGTコンバーチブル アズール
●全長×全幅×全高:4880×1965×1400㎜
●車両重量:2370㎏
●ホイールベース:2850㎜
●エンジン:4.0ℓV型8気筒ツインターボ
●最高出力:404kW(550PS)/5750~6000rpm
●最大トルク:770N・m/2000~4500rpm
●トランスミッション:8速DCT
●駆動方式:四輪駆動
●税込み車両価格:3946万8000円
●ベントレーコール
TEL:0120-97-7797
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