即完売した、ブランド最速の1台! 〈レンジローバー〉スポーツSV
買いたいクルマがなかなか買えない昨今、「涙を飲んで納期を待つ」な~んて我慢大会に、奥歯を噛み締めている人も多そう。だからこそ、情報はマメに入力しつつ、欲しいクルマに唾つけておくといったリサーチ作業は、これまで必要になってきそう。というわけで今日はコチラをご紹介。日本に割り当てられた75台は即完売。年内の入荷はもうない、とのことだけど、もしかしたら来年は買える、かも⁉ 史上最速の〈レンジローバー〉こと、レンジローバースポーツSVだ。
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今回、メディアにお披露目されたのは、そのたった75台のうちの1台“レンジローバースポーツSV エディションワン”。特別なマットカラーに身を包んだその姿は、見るからに威厳を漂わせる。
通常の〈レンジローバー〉スポーツとは、グリル下部のエアインテークの形状も異なっており、フロントバンパーブレード、グリルサラウンド、ボンネットベント、サイドベント、そして前後の〈レンジローバー〉のレタリングが、すべてカーボンファイバーになっている。ちなみに、巨大なボンネットフード自体もカーボンファイバーになり、通常モデルよりも80㎏の軽量化に成功している。
圧巻なのは、量産車では初となった23インチのカーボンファイバーホイール(オプション)を採用したサイドビュー! さらに、〈レンジローバー〉初となるカーボンセラミックブレーキ(オプション)を初採用した。というわけで、ボディの-80㎏に加えてホイールだけでさらに75㎏もの軽量化に成功しているのだというからコチラも凄い。
で、そんなパワフルなタイヤ&ブレーキで、どんなパワーを受け止めるのかというと、コチラも圧巻。搭載されるのは4.4ℓのV8ツインターボエンジンにマイルドハイブリッドシステムを組み合わせたもの。なんと635ps/750Nm(!)。先代モデルであった〈レンジローバー〉スポーツSVRよりも60ps、そして50Nmのプラスとなっている。0-100㎞/h加速はわずか3.8秒だというから、もう“虎の威を借る”どころの話ではない、中身はSUVの衣を借りたスーパーカーなのだ。
電子制御を得たことによって、サスペンションにも進化が。世界初の“6Dダイナミクスサスペンションシステム”を備え、油圧ダンパーにエアサスペンションとピッチコントロールを組み合わせ、キャビンをフラットにするという。横方向には最大2500Nmもの、そして前後方向のピッチングには最大400Nmのトルクをかけるというから、その制御の強大さもさることながら、受け止めきれるサスペンションの強度も凄い、ということになる。
また、インテリアにもサプライズが。全席には“ボディ・アンド・ソウルシート”を採用し、長距離のドライブで疲労したカラダをエナジャイズしてくれるような仕掛けが。英コベントリー大学との共同開発で、不安の軽減や認知反応の改善に効果があるという。
SVマークつきの史上最速〈レンジローバー〉、手に入れた果報者を見てみたい!
★DATA 〈レンジローバー〉スポーツSV エディションワン
●全長×全幅×全高:4970×2209×1814㎜
●車両重量(DIN):2485㎏
●ホイールベース:2997㎜
●エンジン:4.4ℓV型8気筒ツインターボMHEV
●最高出力:467kW(635PS)/6000~7000rpm
●最大トルク:750Nm/1800~5855rpm
●トランスミッション:8速オートマチック
●駆動方式:四輪駆動
●税込み価格:2474万円~
●ランドローバーコール
TEL:0120-18-5568
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