時計は、精度の高さや機能性が大事。それはもちろん当然のこと。それを踏まえて、重要になってくるのが見た目。どんなに高性能でも、見た目がイマイチだと気分が盛り上がってこないもの。やはり表情にはこだわりたい……、なんてことを思っていた矢先に、イケメンな1本が〈タグ・ホイヤー〉から登場したのでご紹介したい。それがタグ・ホイヤー オータヴィア 60周年アニバーサリー フライバック クロノグラフ。黒とシルバーでカラーリングされた精悍でスタイリッシュなボディに、文字盤は “パンダダイヤル”! どうです、ひと目惚れするほど魅力的な見た目でしょ? フライバック機能を搭載と中身だって、実に優秀!
〈タグ・ホイヤー〉の新作は、タグ・ホイヤー オータヴィア 60周年アニバーサリー フライバック クロノグラフ。名前にあるように、1962年に誕生したコレクション“オータヴィア”に敬意を表して作られたタイムピース。オリジナルのオータヴィアは、1933年からクルマや航空機のダッシュボードに使用されていた計器がルーツ。それを1962年にAUTOMOBILE(クルマ)のAUTとAVIATION(航空)のAVIAを組み合わせ、“AUTAVIA”(オータヴィア) コレクションとして発表したというわけ。
ケースはステンレススチール製。表面をサテン仕上げ、側面をポリッシュ仕上げで磨き分けている。ケースの右側には、クロノグラフプッシャーと大きなリュウズを装備。これはルーツとなるダッシュボードの計器からインスピレーションを得たものなんだとか。ベゼルは両方向回転ベゼルを採用。
文字盤はシルバーで、見る角度によって光の反射が変化するサンレイ仕上げが施されている。3時位置には30分積算計を、9時位置には12時間積算計を搭載。レコード引きで装飾したサークルはブラックで彩色し、人気のパンダ顔に仕上げている。モノトーンで洗練された雰囲気でありながらも、“パンダダイヤル”という愛嬌のある表情なのが絶妙。手元で大人の余裕を醸してくれるはず。
搭載しているムーブメントは自社製のキャリバー ホイヤー02 COSCフライバック。フライバック機構を搭載していて、これはクロノグラフを停止させることなく、クロノグラフの針をリセットして新たな計測が開始できる機能。1960年代後半にドイツ空軍から注文を受けて開発した機構なんだとか。こんな物語を知ると、いっそう愛着が生まれるはず。
6時位置にはスモールセコンドと日付表示を備え、デイリーウォッチとしても使えるよう工夫されている。インデックスはアラビア数字のアプライド型を採用し、視認性を確保。スーパールミノバを塗布し、暗闇でもすぐに認識ことができる。
ケース径42mm、自動巻き、SSケース、アリゲーターストラップ、100m防水。74万8000円(タグ・ホイヤー/LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー)
ストラップはブラックのアリゲーター製で、スポーティなボディに大人の貫禄をプラス。こちらはボタンを押すだけで取り外しが可能なモジュール式のクイックリリースシステムなので、その日のコーデに合わせて気軽に取り替えることができる。
見た目が超絶カッコイイ〈タグ・ホイヤー〉のパンダダイヤル。これなら大人好みのモノトーンコーデにぴったり。着こなしの決め手に是非1本いかが!?
●LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー
TEL:03-5635-7054