〈オメガ〉の新作ゴールド時計は
イヤミに見えない特別なスピードマスター!
ゴールド時計を見て“金ピカ=金満オヤジ”と連想したのは昔の話。ま、確かに今でもそんなオヤジはいるんだろうけど、ゴールド時計はいまや確実にファッション化。着こなしにクラス感やリッチなアクセントを加えるだけでなく、場合によっては大人カジュアルの“ハズシ”としても重宝される存在になっている。
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とはいえ、その選び方と使い方を間違えちゃダメ。たとえば選び方。まず、ポイントに挙げたいのがスポーツウォッチであること。特にクロノグラフなんかいいかも。なぜかって? もともと備わっているアクティブでスポーティなテイストは、昔のゴールドについたネガティブイメージを上手に拭い去ってくれるから。スポーツウォッチなら必要以上にギラついたり、嫌味を放つ“アク”はどこへやら。イメージを“ヘルシーリッチ”へと変えてくれるはず。それともうひとつ。単なるゴールド素材の価値以外に、それと一線を画す“時計自体の価値”を持っていることも大事。それがあると、“時計を知っている人”ということになり、「ゴールドだけに惹かれて手に入れた」という感じに見えないってわけだ。
では、どんなものが具体的にいいかというと、〈オメガ〉の新作“スピードマスター アポロ11号50周年記念 リミテッド エディション”がまさにそれ。ご覧のように、全体がゴールドでありながらもとってもスポーティ。それにゴールドの色も上品で、ひと味違う仕上がりなのもポイント。その秘密は、実は特別な18Kゴールドで作られているせい。しかもその輝きのイメージは、なんと月の光だというから、なんともロマンチック!
実は“スピードマスター アポロ11号”は、人類の月面着陸という歴史上初の偉業を称えるために〈オメガ〉が発表している限定ウォッチシリーズ(ちなみに前回の45周年ではチタンケースのモデルを発表)。今回は、品のある華やかさを演出してくれるゴールドウォッチで登場した。淡い色合いのゴールドが美しいのは、18K ムーンシャイン ゴールドを採用しているから。新開発されたこの素材は、従来の18Kイエローゴールドよりも色味が柔らかいうえに、色や輝きの経年変化にも強いというのが特徴。また、ベゼルリングのバーガンディカラーが差し色となって、高級感もぐ〜んとアップ。さらにインデックスにはブラックオニキスを配置。これにより、さらにエレガントさも増すことに!
スケルトンのケースバックにもご注目を。黒いリングには、”THE FIRST WATCH WORN ON THE MOON“の文字とともに、アポロ11号の打ち上げ場所となったケープ・カナベラルのあるアメリカ大陸の地図を描いている。さらにその反対側には、月を表したドーム型の月隕石(!)がはめ込まれているという凝りよう。こんなこだわりにもロマンがあふれていて、冒険好きな男ゴコロをくすぐるのでは?
ケース径42mm、手巻き、18Kムーンシャイン ゴールドケース、50m防水。371万円(オメガ/オメガお客様センター)
ちなみにこの時計のベースとなったモデルは、1969年に1014本限定で作られ、月に行った宇宙飛行士たちにも贈呈されたもの。そのブレスレットのデザインをこちらも採用。ポリッシュ&ブラッシュ仕上げのケースは、第4世代の“スピードマスター”の非対称ケースデザインを受け継いだものだ。
この特別な時計を保管するボックスも実にユニーク。1969年のオリジナルモデル同様、月のクレーターをデザインしたものになっている。3Dプリンターで表現されたセラミック製の月面には、“静かの海”とアポロ11号の着陸地点がデザインされているなんて粋な計らいも。発売は今夏予定。世界限定1014本と、これまたオリジナルモデルと同数!
ゴールドウォッチに躊躇していた人にとっては、まさにうってつけなこのモデル。可能性の限界を広げたアポロ11号のように、着こなしの可能性を広げるチャンス到来かも!?
●オメガお客様センター
TEL:03-5952-4400