10月に入り、今年もいよいよあと2カ月ちょっと。一年の目標を達成するためにラストスパートをかけたい時期だろう。そんな気持ちを手元から後押ししてくれそうな、パワフルな1本が〈タグ・ホイヤー〉から登場したので、ご紹介したい。それがタグ・ホイヤー フォーミュラ1 クロノグラフ。レーシングカーのインテリアをモチーフにしたダイヤルデザインと色鮮やかなカラーリングが特徴。レッド、イエロー、グリーンといずれもエネルギッシュで存在感も抜群。着用しているだけで、アドレナリンが出てきそうじゃない? これがあれば、年末までトップスピードで駆け抜けられるはず!?
レッド、グリーン、イエローのエネルギッシュなカラーリング。これは、戦間期のレーシングカーのカラーをイメージしたもので、チームの出身国を示す意味合いもあるそう。イタリアのレッドのロッソ・コルサなどがそれにあたり、これらの伝統色は1970年代までサーキットを支配。現在でもフラッグ、ライト、コースマーキング、チームのカラーリングなどは、この伝統的なカラーパレットで構成されているのだとか。
ケースは、きめ細かいサテン仕上げのステンレススチール製。そこにタキメーターが刻まれたブラックPVDスティールのベゼルを組み合わせて、タフで精悍な印象に仕上げている。
サンレイ ブラッシュド仕上げが施された文字盤には、質感・深み・光の効果を加えるアズラージュ仕上げのサブカウンターを3つ配置。さらに4時位置には角度のついた日付表示を備え、日常使いにもしっかりと対応している。時分針、インデックスには夜光塗料のスーパールミノバを塗布し、暗闇での視認性を確保。高速走行時においても高い視認性を誇るため、F1ドライバーたちも愛用しているのだとか。
さらに見逃せないのが、明度とバランスを最適化するため、カラーごとにディテールを変えているところ。レッドモデルのサブカウンターの周囲にはホワイトをあしらい、グリーンのモデルにはホワイトラッカー仕上げのセンター針やレッドで縁取ったサブカウンターを採用。イエローモデルはセンター針をレッドにカラーリングしている。細部にまでこだわった仕事ぶり、いやはや恐れ入ります。
ねじ込み式のスチール製ケースバックには、レース成功の証であるチェッカーフラッグのモチーフが刻まれている。こんなところもクルマ好きの所有欲を大いに刺激するはず。ストラップはラバー製で、文字盤のカラーと同系色にすることで統一感を演出している。
カラーはレッド、グリーン、イエローの3色展開。各ケース径43mm、クォーツ、SSケース、ラバーストラップ、200m防水。22万円(タグ・ホイヤー/LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー)
エネルギッシュなカラーリングがお洒落な〈タグ・ホイヤー〉の新作クロノ。「派手色はコーデに合わせづらいかも……」、いえいえ、そんなことはございません! 大人が好きな黒×黒コーデに投入すれば、絶妙なアクセントとなって着こなしを格上げしてくれること請け合い。ベゼルやサブダイヤルのブラックと色リンクもしているので、思いのほか馴染んでくれるはず!