スカルが浮いてる!?
〈ベル&ロス〉の革新ウォッチに驚愕!
スカル好きを歓喜させてきたのが、〈ベル&ロス〉のBR スカル コレクション。2009年にBR 01 スカルが誕生してから10年。これまで約10本のモデルが登場した。その斬新さと細部へのこだわりは圧巻で、ただただ唸るばかりだった。で、その新作が発売との情報を入手。さっそく、そのお姿を拝見したところ、これが仰天! 「文字盤にスカルしかいない!」しかも、「宙に浮いているように見える!」一体、これってどうなっているの⁉︎
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〈ベル&ロス〉の新作は、世界限定500本のBR 01 サイバー スカル。これまでのクラシックな雰囲気をガラリと変更し、革新的フォルムへと進化。特徴といえば、もちろんそのフェイスだろう。
文字盤の中央に鎮座しているスカル。実はこれ、ムーブメントのメインプレートになっている。4隅に伸びた骨がブリッジの役目を果たしていて、これによりケース内でスカルがまるで浮いているかのように見えているというわけ。スカルと骨はブラック セラミック製で、多数の面で立体的に表現。今にも文字盤から飛び出してくるような迫力がある。
12時位置にはテンプを配置。6時位置にある顎はリュウズを巻き上げるたびに動くというギミックが仕掛けられている。こんなユーモアも、BR スカル コレクションらしさのひとつだ。
ケースは、スカルと同様にブラックのセラミック製。あえて艶を消したマットな仕上がりになっていて、軍用機のような精悍な印象に。鋭いエッジを備えたスクエア型で、あえてラグが見えないようにデザインされている。う〜ん、なんともスタイリッシュでお洒落。
世界限定500本。ケースサイズ45×46.5㎜、手巻き、セラミックケース、ラバーストラップ、50m防水。125万円(ベル&ロス/ベル&ロス ジャパン)
まるでケースの中で、スカルが浮いているように見える〈ベル&ロス〉の骸骨ウォッチ。スケルトン時計といえば、繊細で気品のあるモデルが多いが、これなら武骨さも纏えるはず。この時季に活躍する黒ダウンに合わせれば、同色なので相性もぴったり。手元に馴染むうえに、タフさも演出できること請け合い。着こなしにたくましさを加味したい人にはうってつけな1本だろう。
●ベル&ロス ジャパン
TEL:03-5977-7759