現在エキシビションも開催中!
俳優・竹内涼真さんが語る 〈ゼニス〉の魅力とお洒落について!
俳優・竹内涼真さんといえば、昨年からスイスの高級時計〈ゼニス〉のアンバサダーを務める存在。11月23日(火)まで東京・青山で行われている〈ゼニス〉のエキシビション“A STAR THROUGH TIME IN TOKYO - ゼニス、悠久の時を超えて - ”でもナレーションを担当し、話題を集めている。で、今回は、そんな彼に時計やファッション、ライフスタイルに関するあれこれを独占インタビュー。〈ゼニス〉のエキシビションの内容も含めて、さっそくお届けしよう。
まずご紹介したいのが、竹内さんもつけている〈ゼニス〉のクロノマスター スポーツ。これは最新の〈ゼニス〉の話題作で、その名のとおりスポーティさと高級感あふれるデザインがとっても魅力的!
ZENITH
CHRONOMASTER-SPORT
ケース径41mm、自動巻き、SSケース&ブレス、10気圧防水。106万円(ゼニス/LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス)
クロノマスターは、1994年に登場して以来人気のコレクション。ブランドの代名詞であるムーブメント“エル・プリメロ”を搭載。インダイヤルが横並び、かつそれぞれ色が異なるという特徴を持っている。その新作となるコチラも、そのDNAは継承済み(ムーブメントはエル・プリメロ3600を搭載)。10分の1秒の計測が可能になった。ステンレススチール製ブレスレットはケースと一体型で装着感は抜群。
――今回、スイス時計の歴史をたどるナレーションをご担当されて、「これはすごい!」と思ったことはありますか?
ひとつの品をひとつの場所でつくって完結させるというシステムは、全部の時計ブランドができることではないですし、それを〈ゼニス〉は昔からスイスのル・ロックルで行っています。そういう歴史ってほとんどの人が知らないですし、アンバサダーになって改めて勉強して、「あっ、これだけの深い歴史があって、今自分が身につけている最新の時計があるんだな」と思ったら、すごく胸が熱くなるというか、さらに時計が好きになりました。
――かなり勉強されたんではないですか?
ナレーションをしながら、難しい言葉も出てくるので、〈ゼニス〉の方と確認しながら、そこでたくさん勉強になったこともありました。
――時計の歴史の重みのようなものを感じたんですか?
ものすごく大変なことがあって今があると思うのですが、今それを物語として聞くと、とても素敵なストーリーに思えてきました。1人で屋根裏部屋に隠してつくったエル・プリメロの秘話もそうです。それが、今の〈ゼニス〉のクロノマスターとかに繋がっている。本当に1本の映画ができてしまうくらいだなあと。やはり、そういうストーリーを知りながら自分で手元につけている気持ちっていうのは、また全然違いますよね。
――いい時計かどうかは、どんなところで品定めしますか?
たとえば賞をとっている時計とか。今回〈ゼニス〉のクロノマスタースポーツも2021年ジュネーブ時計グランプリ(GPHG)のクロノウォッチ賞を受賞したんですよ。やはりそれはすごく名誉あることで、いい時計といえると思います。でも、僕が一番思うのは、やっぱり自分に合う時計です。自分にしっくりくる、着ている服に合うとか。デザインもいろいろとあるんですが、自分にこれが合うって思う時計が、その人にとってのいい時計だと思うので。
――今、クロノマスター スポーツをつけていらっしゃいますが、休日にこれをつけこなすなら、どんなファッションアイテムと合わせたいですか?
クロノマスタースポーツで、僕が一番好きなところは、実は服を選ばないことなんです。やっぱりこの時計はスーツだなとか、夏場Tシャツには合わないなとか考えて時計を選ぶと思うんですけど、これは本当に服を選ばないです。だから、どんなシーンでもつけられるし、どんどんカラダの一部になっていくというか。今日はこれじゃないなっていう気持ちにならないんですよね。もう、絶対に合うんで。この文字盤の色とかすごいなと。クロノグラフのサブダイヤルの色って歴代のモデルによって結構違うんですけど、このブルーとグレーの絶妙な色。そこをチョイスしたっていうのは、やっぱり賞をもらうだけのデザインなんだなって改めて思いますね。スーツにつけると締まるし、Tシャツにつけてもひとつのファッションとして成り立つので。きれいでスポーティ感もあっていいです。
――特に気に入っているところを挙げるとしたらどこですか?
3時位置のサブダイヤルの色ですけど、よくこのブルーをもってきたなと。激アツな色ですよね。白の文字盤に合わせるって結構難しいですよね。色が目立ったりして。あと、2019年に出たものよりも、ケースが1㎜小さくなっています。42㎜から41㎜に変わったんです。僕はわりと小ぶりな時計が好きで、その1㎜のサイズで全然印象が違いますし、僕は41㎜の大きさが好きだなと思います。
――今回のエキジビションのテーマでもありますが、時を超えていけるなら過去と未来どちらがいいですか?
だいぶ先に行きたいですね(笑)。自分がおそらく生きていないであろう未来ですかね。だって、200歳なんて普通に考えたら無理じゃないですか。200年後とか300年後とか、どうなっちゃっているのかを見てみたいですね。
――お休みの日はどういったスタイルをされてますか?
そのときどきによって全然違うんですけど。最近は、コーヒー飲みに行くとかご飯食べに行くとか、そういうところに、さらっとセットアップで行けるのがいいって思っています。自分の同級生がスーツの仕立て屋さんをやっているんですけど、彼にセットアップをオーダーでつくってもらったりしています。パンツ1枚でも使えるし、Tシャツを合わせても成り立つような。あんまりかっちりしすぎないような素材にしています。最近ジャケットとかをラフに捲ったり、あえて、いい意味で雑に着るファッションが気に入っています。あと、白いシャツに今ハマっていて。首の襟の大きさとか、いろんな形の出ているブランドがあって。わりと大きめのサイズを着るんですよ。そういうのもガッと袖を捲って、あとは自分の好きな時計とサングラスをつけていればそれでOKだなって。素材のいいモノを逆にワイルドに着るっていうのにハマっています。
――今季、これは絶対に手に入れたいと思っているアイテムってありますか?
僕身長があるので、どうしても長いコートとか着ることが多いんですけど、〈ザ・ロウ〉のコートがすごくかっこよくて。ものすごくいい値段するので、僕は見てぐっと我慢するという(笑)。あとは、麻のシャツとか。パンツにタックインして。麻って春夏のイメージですけど、意外と冬にそういうアイテムをもってきてもかっこいいかなって。50歳とか60歳になったら、〈ブルネロ クチネリ〉のセットアップもいいですね。
――何度も買い替えている愛用品ってありますか?
〈ヘインズ〉と〈ビオトープ〉のコラボTシャツが毎年出るんですけど、それは毎年買っています。着心地とか形が好きで。夏はTシャツで、冬になるとワッフル生地のロングTシャツが出るんです。それが結構しっくりくるので、毎回買っています。
――清潔感のある男性は女性ウケもいいですが、なにか気を使っていることはありますか?
僕は家を出る前に、完璧に上から下までアイロンをかけないと外に出られないんです。業務用のスチームアイロンを買って、それを服にかけてから必ず外に出ます。そのまま着たシワと、きれいなところからつくシワは違っていて、まわりからはわからないかもしれないですけど、気を使っています。
時計からファッションまで、様々な質問にひとつひとつ丁寧に答えてくれる竹内さんは、とても誠実で、こだわりのある男性に感じられた。そんな竹内さんがご案内する〈ゼニス〉のエキシビションは現在開催中。
話題のエキジビションは、150年以上の歴史を持つスイスの名門〈ゼニス〉のクリエイティビティとその背景を、5つの没入型スペースで構成。ゼニス マニュファクチュールのあるル・ロックルの街を映像で巡ることができる。ここはスイス時計産業の発祥地で、世界遺産にも登録されている街。さらに、時計つくりに挑み続けた偉人や〈ゼニス〉を深く愛用した先見者たちの物語綴った“ゼニス・ヒーローズ”、シャルル ベルモが“エル・プリメロ”のムーブメント製造に使用した工具や金型を隠した秘密の屋根裏を、360度ムービーで再現したデジタル空間などが体感できる。
ほかにも、この期間中、ゼニス フレンズである畠山愛理さんによるレディストークショーやウォッチクリニック、ライブ配信イベント、パネルディスカッションなど、多くのイベントを予定。
これを体験したら、時計を見る目や選ぶ基準が必ず変わるといっても過言ではない。〈ゼニス〉愛用者や時計好きはもちろん、むしろ時計を知らなかった人に是非見てもらいたい。
“A STAR THROUGH TIME IN TOKYO - ゼニス、悠久の時を超えて - ”
会場:THE JEWELS OF AOYAMA
住所:東京都港区南青山5-3-2
期間:11月19日(金)~23日(火・祝日)
時間:11月19日(金)11:00~17:00、20日(土)・21日(日)11:00~20:00、22日(月)11:00~17:00、23日(火・祝日)11:00~17:00
※入場無料。入場には事前予約が必要です。各イベントへの参加については、ゼニスカスタマーサービスまでお問い合わせください。
TEL:ゼニス カスタマーサービス 03-5635-7036(受付時間/月~金曜日10:00~17:00、土・日・祝日は休み)