〈モーリス・ラクロア〉の新作は、
針が“増し増し”のユニークウォッチ!
ショートケーキに載っているイチゴは1個が定番。それが2個、3個載っていると豪華に見えて、嬉しい気分になるもの。それは時計も同じこと。「うん? どういうこと?」。百聞は一見に如かず、まずはこちらのタイムピースをご覧あれ。いつもの時計より、針の数が多いのがわかるはず! どうです、これらが手元で動いているのを想像すると、なんだかワクワクしてこない?
針がいつもよりも増し増しになっているのは、スイスの高級時計〈モーリス・ラクロア〉のザ ・トリプルレトログラード マスターピースコレクション。特徴は、名前にあるように複雑機構レトログラードを3つも備えているところ。
レトログラードは、始点からスタートした針が終点にたどり着くと、瞬時に始点まで戻り再び動き始める運針方式のこと。複雑機構のひとつで、その動きから表示部分が扇型になっている。
で、そのレトログラードについて。12時位置にあるのが24時間表示の第二時間帯レトログラード。左から右へと移動していき、24の数字の次は、ピョンと1へと戻る仕組みだ。3時位置にあるのが曜日表示、6時位置が日付表示となっている。ちなみに9時位置の秒針表示のスモールセコンド。いずれも表示内のベースは、クル・ド・パリ装飾があしらわれていて、実にエレガントな雰囲気。さらにブルーの針が、高級感を際立たせている。
文字盤の外周部には、レイルウェイトラックをデザイン。どこかクラシックな魅力を備えているのは、これが効いている証拠。インデックスの12時位置にはブランドロゴが鎮座。アイコニックな存在感で、なんともお洒落。ケースはステンレススチール製。ポリッシュ仕上げとサテン仕上げを組み合わせることで立体感を生み出している。
4月発売。ケース径43mm、自動巻き、SSケース、カーフストラップ、50m防水。57万円(モーリス・ラクロア/DKSH ジャパン)
6本の針が文字盤を彩る〈モーリス・ラクロア〉のレトログラード時計。見た目が面白いため、いつもの春コーデの鮮度出しにうってつけ。さらに新年度のワクワク感も後押ししてくれるので、気分がグッと上がること請け合い!?
●モーリス・ラクロス(DKSH ジャパン)
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