〈モンブラン〉モンブラン スターレガシー フルカレンダー
こちらは〈モンブラン〉の“モンブラン スターレガシー フルカレンダー”。 その特徴は、なんといってもクラシックで品のある見た目。
ポリッシュ仕上げで磨き上げられた丸顔ケースを見ると、どこか伝統的な雰囲気を感じるに違いない。それもそのはず、“モンブラン スターレガシー”コレクションは、19世紀後半から20世紀初頭の間に製作された〈ミネルバ〉のポケットウォッチから着想を得たもの。
その新作となるこちらも、ご多分に漏れず味わい深く上品なデザインに仕上がっている。まずは品のあるシルバーホワイトの文字盤をご覧あれ。中心には美しいギョーシェ彫りが施されている。こちらの装飾、よ〜く見るとムーンフェイズの下にあるブランドエンブレム(雪のパターン)が始点になり、波紋状に広がっているのがわかるはず。こんなちょっとした遊び心があるのも嬉しいところ。
さらに面白いのが日付表示。曜日と月はブランドロゴの下にある窓から表示。けれども、日付はぐるりと環状で表し、先端に三日月をあしらった針が指し示す具合になっている。バトン針は、ストラップのカラーと合わせたブルーを採用し、高級感たっぷり。
これならタロンのように歴史と格式のある式典へ出席する際の装いにもうってつけな1本といえるだろう。
ケース径42mm、自動巻き、SSケース、アリゲータストラップ、30m防水。51万円(モンブラン/モンブラン コンタクトセンター)
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〈IWC〉IW387804 スピットファイア・クロノグラフ
こちらは2013年に発表された〈IWC〉のIW387804 スピットファイア・クロノグラフ。その特徴はパイロット・ウォッチらしい男らしさと洗練された高級感を併せ持っているところ。
全体にサテン仕上げを施しているケースに、サンレイ仕上げのグレーダイヤルがなんとも上品。2つあるインダイヤルはレコード引きの装飾を施していて、見た目にアクセントをつけているところが実にお洒落。
さらに3時位置にある日付にもご注目。「うん? 2日間表示じゃないの?」そう、現行モデルでは2日間表示なのだが、こちらは2013年モデルなので3日間表示になっているというわけ。この辺りはヴィンテージ感がプンプン漂っていて、ジョエル・キナマンのこだわりが垣間見えるところだ。ちなみにインデックスも、現行モデルとは異なり立体感のあるデザインが採用されている。
ケース径43mm、自動巻き、SSケース&ブレス、60m防水。現在は廃盤(IWC)
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〈パネライ〉ルミノールGMT 44mm
独特のリュウズプロテクターを備えているモデルといえば、〈パネライ〉のルミノール。こちらは、GMTを搭載した、ルミノールGMT 44mmだ。特徴は、堅牢なボディと品のある大人っぽい見た目。
ケースは素材にブラックセラミックを採用。これは、酸化ジルコニウムから成るハイテク素材。ヒジョ〜に高い硬度を誇り、なんと強度はステンレススティールの約5倍もあるのだとか! これにより優れた耐傷性を実現。ケースバックは、これまた頑強なチタン製。う〜ん、なんとも逞しい1本。もちろん超軽量と、実用性があるのは嬉しいところだ。
ダイヤルは、ケースと同じマットブラックをベースに配色。3時位置に日付窓、9時位置にスモールセコンドを配置している。サンドイッチ ダイヤル構造なので、インデックスは下層にあるプレートに、ベージュの夜光塗料で描かれている。
で、肝心な見た目といえば、〈パネライ〉らしい大ぶりケースで存在感たっぷり。洗練されたブラックボディに、針やインデックスの優しげなベージュカラーの組み合わせが実にお洒落。ストラップにはスウェードを用いていて、なんともリッチな雰囲気を演出している。
これなら、クリスのように、ジャケットとデニムといったカジュアルな装いでも、クラス感を漂わせることができるはず。
ケース径44mm、自動巻き、セラミックケース、レザーストラップ、100m防水。123万円(パネライ/オフィチーネ パネライ)
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Scott Eastwood[スコット・イーストウッド]
〈IWC〉パイロット・ウォッチ・タイムゾーナー・クロノグラフ
こちらは2018年に発表された〈IWC〉の“パイロット・ウォッチ・タイムゾーナー・クロノグラフ”。その特徴は、精悍な黒文字盤と旅をする際に心強〜い機能を備えているところ。
まず目に入るのが、ステンレススチールケースに添えられた真っ黒な回転式ベゼル。ポリッシュ仕上げが施され、ピッカピカに輝く表面には世界の都市の名前が記されている。これは世界に24あるタイムゾーンを都市名で表しているもの。で、それを12時位置に合わせれば、時針、24時間表示、日付表示の各機能がタイムゾーンに合わせて自動的に変更される。たとえば海外旅行の際に、わざわざ時差を調べなくても、ベゼルを回すだけで現地時間がカンタンに確認できる、というわけだ。う〜ん、なんとも賢い機能でしょ? ちなみに都市名の横にある”S“の文字はサマータイムを導入しているタイムゾーンのことだ。
同じくブラックの文字盤には、12時位置に同軸上に組み合わせたアワー・カウンターとミニッツ・カウンターを、6時位置にスモールセコンドを配置。さらに中央には24時間表示サークルを装備している。こちらはアンスラサイトカラーを採用し、ちょっとしたニュアンスある表情に。さらに3時位置には日付表示も完備されていて、日常での使い勝手にも優れている。
ケース径46mm、自動巻き、SSケース、カーフストラップ、60m防水。137万5000円(IWC)
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●モンブラン コンタクトセンター
TEL:0120-39-4810
●IWC
TEL:0120-05-1868
URL:www.iwc.com
●オフィチーネ パネライ
TEL:0120-18-7110