ダウン着こなしの手元に
〈エドックス〉の新作がハマる理由!
「ダウンに似合う時計なんてあるの?」な~んて思う人も多いかもしれない。でも、よく考えてみて。時計とファッションは常に連動するもの。なんとな~く愛用のものを合わせていても、それがベストな選択とは限らない。
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では、どんな時計がダウン着こなしにとっての理想なのか? まずは大きさ。ふっくらとボリュームあるダウンに華奢な時計じゃバランスが悪い。特に着こなしに男らしさを求めるなら、ある程度のボリューム感と押し出し感がないとダメ。だって、見た目にちぐはぐな印象になってしまうでしょ? そしてもうひとつはキリッとシャープな面構え。ダウンはライダースなどと違って印象は優しげ。それとテイストを合わせるとなると、クラシックなドレスウォッチが似合いそうなものだけど、ボリューム感という点ではちょっと釣り合わないかも。でも、そこでキリッとした表情の時計を合わせるとあら不思議。手元から醸し出す硬派なテイストが、逆にダウンの優しげな印象を際立たせるなんてことになる。
ケース径45mm、自動巻き、SSケース&ブレス、500m防水。41万円(エドックス/GMインターナショナル)
で、そんな“ダウンに似合う時計”の理想形を挙げるならコチラ。〈エドックス〉のクロノオフショア1 クロノグラフ オートマチックなんていいかもしれない。この時計は、時計好きならご存知の“元祖デカ厚”ダイバーズの新作。ケース径は45mm。ねじ込み式のリュウズやプッシュボタンはボリューム感たっぷりで、ガッチリとしたケースと相まって押し出し感がまるで違う。これならスポーティなもこもこダウンとも釣り合うのは間違いない。
それに、真っ黒なお顔も精悍そのもの。しかもコレ、よく見るとダイヤルデザインも相当凝っている。ダイヤル表面はカーボンファイバーシートの織り柄になっていて、表情も豊か。さらに、光の加減によってインデックスから青色が浮かび上がってくる、な~んて仕掛けもあり。これは漆黒の海底に差しこむ一筋の光を表現したデザインなんだとか。当然手の動きによってキラキラッと光る。このへんの演出もとっても上手。ただ黒いだけじゃなく、ちゃ~んと見せ場を作っているのだ。
というわけで、ガッチリとした存在感にあふれて芸も細かいこの時計。〈エドックス〉のダイバーズはもちろん海好き男の大好物だけど、なにも海好き専用じゃない。ここでおすすめするように街でのダウン着こなしにもよく似合うから、今季は是非ダウン着こなしに合わせて楽しんでみては?