すべて限定! 〈ルイ・ヴィトン〉独自の複雑機構で魅せる、“タンブール タイコ スピン・タイム”に熱視線!
ハイウォッチ メイキングでも名を馳せる〈ルイ・ヴィトン〉から、全く新しいウォッチコレクションが登場した。それが“タンブール タイコ スピン・タイム”。立体的なジャンピングキューブ表示が特徴的な新作は全部で6モデル。すべてリミテッドエディションとなっていて、各方面から熱視線が注がれているようだ。
“スピン・タイム”と聞いて「あっ!」と思った人は、さすがの時計好き。なにしろ2009年に発表された“タンブール スピン・タイム”は、ユニークなジャンピングアワー表示でわかるとおり、独創的な複雑機構としてかなり話題に。ムーブメントを手掛けた“ラ・ファブリク・デュ・タン”(現在は〈ルイ・ヴィトン〉時計製造部門のひとつ)の創業者であるミシェル・ナバスとエンリコ・バルバシーニが、空港や駅のフラップ表示(パタパタとアナログ式に表示が変わるアレ)から着想を得て考案したというのだから、いかにも旅を愛する〈ルイ・ヴィトン〉らしいエピソードを持つといえるだろう。
さて、そんな“スピン・タイム”を搭載した新作が、全く新しいウォッチコレクション“タンブール タイコ スピン・タイム”として登場した。合計6モデルのすべてがリミテッドエディション。しかもイチから開発されたというから、その力の入れ具合は相当なものと想像できる。ケースサイズは、同じ“タンブール タイコ”ケースで、39.5㎜と42.5㎜の2タイプ。39.5㎜モデルはソリッドケースバックだが、42.5㎜モデルは自社製ムーブメントが見えるスケルトンケースバックという違いがある。また、合計6つのバリエーションがあるのだが、ケースはすべて18Kホワイトゴールド製。ダイヤルもドルフィングレーカラーで統一されていて、キューブに関しても、時の表示を担うライトグレーのキューブ面を除き、すべて同じドルフィングレーカラーで統一。それがシックでお洒落に見えるのは、やはり〈ルイ・ヴィトン〉の美意識の高さなのかもしれない。
ディテールの仕上げは単純ではない。全体に色による統一感がある一方で表情豊かなのは、各部でポリッシュ、サテン、サンドバースト加工などを使い分けているため。これがダイヤモンドをあしらったタイプとなれば、その輝きと表情の豊かさは推して知るべし。見るたびに新しい見え方に心が奪われるから、時計をつける楽しみが増すことは間違いない。
日本の和太鼓にちなんで名づけられた新しいケースも、エレガントでモダン、そしてどこから見ても美しい表情が楽しめる。窪みのある彫刻的なラグも特徴的で、この製造、取り付けには相当難しい技術が投入されたというから芸が細かい。芸が細かいといえば、キューブの形状も然り。これまでの世代の“スピン・タイム”は、まっすぐな縁を持つキューブを使用していたが、“タンブール タイコ スピン・タイム”は、緩やかにカーブした4つの面(クッション状)からなるキューブを採用。これにより、表面から放たれる光の戯れを際立たせ、各キューブの上部に取付けられた鏡面仕上げを施した釘がアクセントを添えることに。キュー部のこの手直しは、ディテールへの最大限のこだわりを反映したものだという。とにかくディテールを取り上げると、枚挙にいとまがないこのタイムピース。是非一度手に取って確かめてみることをおすすめしたい。
01:タンブール タイコ スピン・タイム複雑機構スピン・タイムを最もピュアに表現したのが、タンブール タイコ スピン・タイムの39.5㎜モデル。コンパクトで着け心地のよい39.5㎜モデルは、コレクションの中で最も万能。100m防水の18KWG製ケースを装備したこのウォッチは、完全防水の一体型ラバーストラップを装着し、スポーティでシックなスタイルを演出してくれる。ジュエリーをあしらったバージョンは、ラグとダイヤルに、ホークスアイのダイアルセンターにマッチする合計4.3カラットのバゲットカットダイヤモンドがセットされる。
■タンブール タイコ スピン・タイム
ケース径39.5㎜、ケース厚12.15㎜、自動巻き(自社製キャリバーLFT ST13.01)、18KWGケース、ラバーストラップ、18KWGピンバックル、パワーリザーブ45時間、100m防水。1171万5000円■タンブール タイコ スピン・タイム ダイヤモンド
ケース径39.5㎜、ケース厚12.15㎜、自動巻き(自社製キャリバーLFT ST13.01)、バゲットカットダイヤモンド68石(計3.39カラット)がセットされた18KWGケース&ラグ、バゲットカットダイヤモンド12石(計0.13カラット)がセットされたインデックス、ラバーストラップ、バゲットカットダイヤモンド14石(計0.78カラット)がセットされた18KWGピンバックル、パワーリザーブ45時間、100m防水。※バゲットカットダイヤモンド94石(計4.30カラット)。2343万円
02:タンブール タイコ スピン・タイム エアーケース径42.5㎜のタンブール タイコ スピン・タイム エアーはムーブメントが中央に吊られ、それぞれのキューブがケース内で浮いているように見える“フローティング”表示が特徴。内部ではムーブメントLFT ST12.01が鼓動し、浮かび上がるような表示を支える長めのシャフトにキューブが取付けられている。ジュエリーをあしらったモデルは、1000石以上のダイヤモンドが、ラグとキューブ、ダイアルセンター、ホークスアイのチャプターリングに。すべて手作業によるスノーセッティングで配されている。
■タンブール タイコ スピン・タイム エアー
ケース径42.5㎜、ケース厚12.45㎜、自動巻き(自社製キャリバーLFT ST13.01)、18KWGケース、カーフレザーストラップ、18KWGピンバックル、パワーリザーブ45時間、50m防水。 1320万円■タンブール タイコ スピン・タイム エアー ダイヤモンド
ケース径42.5㎜、ケース厚12.45㎜、自動巻き(自社製キャリバーLFT ST13.01)、ブリリアントカットダイヤモンド909石(計2.92カラット)がセットされた18KWGケースとラグ、ブリリアントカットダイヤモンド118石(計0.26カラット)がセットされたホークスアイダイヤル、ブリリアントダイヤモンド96石(計0.48カラット)とブリリアントカットブラックダイヤモンド96石(0.56カラット)がセットされたキューブ、カーフレザーストラップ、ブリリアントカットダイヤモンド17石(計0.36カラット)がセットされた18KWGピンバックル、パワーリザーブ45時間、50m防水。※ブリリアントカットダイヤモンド1236石(計4.58カラット)。2343万円
03:タンブール タイコ スピン・タイム エアー アンティポード“タンブール タイコ スピン・タイム エアー アンティポード”は、ジャンピングアワー機構と世界初のトラベルタイム複雑機構を組み合わせたモデル。ローカルタイムは分針とアワーを示すイエローのポインターで示され、ワールドタイムは世界地図ディスクを取囲む“スピン・タイム”機構の12のキューブによって表示。それぞれの都市の背景色は昼夜の区別を表していて、世界24のタイムゾーンの時刻を昼夜表示と同時に確認できる。時刻の読み取り方は意外とカンタンで、各キューブに記載されている都市のペアは、ちょうど 12タイムゾーン分離れているのがポイント。たとえばロサンゼルスとドバイの時差は12時間。その結果、両都市は同じキューブに記載され、ロサンゼルスの深夜0時がドバイの正午になる。ウォッチメイキングで類を見ないこの真反対のタイムゾーンの表示が、“アンティポード”というモデル名の由来となっている。
■タンブール タイコ スピン・タイム エアー アンティポード
ケース径42.5㎜、ケース厚12.45㎜、自動巻き(自社製キャリバーLFT ST12.01)、18KWGケース、カーフレザーストラップ、18KWGピンバックル、パワーリザーブ45時間、50m防水。1611万5000円
04:タンブール タイコ スピン・タイム エアー トゥールビヨン“スピン・タイム”のフローティング表示はそのままに、フライングトゥールビヨンと融合させたモデル。ダイアル中央では、フライング トゥールビヨンが毎分1回転の魅惑的なダンスを披露。手作業で仕上げられたトゥールビヨンケージは、モノグラム・フラワーの形を与えられ、複雑時計に華やぎをもたらしてくれる。フライングトゥールビヨンをLFT ST05.01ムーブメントに組み入れるためにベースムーブメントを設計変更。トゥールビヨンをダイアル上に配置するために主輪列の配置を変更するだけでなく、分針もトゥールビヨンの下と周りに配置し直している。
■タンブール タイコ スピン・タイム エアー フライング トゥールビヨン
ケース径42.5㎜、ケース厚12.45㎜、自動巻き(自社製キャリバーLFT ST05.01)、18KWGケース、カーフレザーストラップ、18KWGピンバックル、パワーリザーブ45時間、50m防水。2783万円
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