〈メーカーズ ウォッチ ノット〉の腕時計でいつもの夏をアップデイト!
タイムピースに込められた日本の伝統と匠の技“漆”!
いよいよ待ちに待った夏。バカンスを楽しみにしている人も多いだろう。たとえ予定がなくても、気温の上昇とともに気分をぐっと上げていきたい。そんなときに必要なのが、ライフスタイルをアップデイトするためのアイテムだ。〈メーカーズ ウォッチ ノット〉の腕時計で、いつもとはひと味違う夏になる!
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感じさせる朱色の文字盤
圧倒的な耐久性とふっくら感や深みを感じさせる“朱漆”。かつては朱色にするための顔料が希少だったことから、位の高い人だけが使うことができたという色だ。こちらの3針モデルには“漆”の文字が刻まれたシースルーバックを採用。“漆 金銀重ね” ケース径38㎜、自動巻き、SSケース、5気圧防水。8万8000円、コードバンストラップ9350円、バックル550円(以上メーカーズ ウォッチ ノット/メーカーズ ウォッチ ノット カスタマーサービス)
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ATC-40SVJRBK-R
唯一無二のデザイン
シンプルな色味の淡水貝に、漆を薄く塗ることで彩度を抑えるオリジナル技法でシックな色目を実現。神秘的な輝きは、見る角度や光の入り方により様々な表情が楽しめる。“螺鈿 墨 クロノグラフ” ケース径40㎜、自動巻き、SSケース、10気圧防水。17万6000円、スマートフィットブレスレット2万4200円(以上メーカーズ ウォッチ ノット/メーカーズ ウォッチ ノット カスタマーサービス)
肌の露出が多くなる夏は、腕時計の本領を発揮するシーズン。着こなしもシンプルになりがちなので、腕元でしっかり個性を出して差をつけたい。とはいえ、やみくもに派手なデザインや主張の強いビッグサイズだとワル目立ちしてしまう。一見ベーシックだけど、よ~く見るとワザありな1本こそ男の格を上げてくれる。
たとえば、朱色の文字盤が目を引く〈メーカーズ ウォッチ ノット〉の腕時計。こちらは日本を代表する工芸品、漆を文字盤に採用したモデルで、国宝や重要文化財の保存修理にも用いられる貴重な国産漆を贅沢に使用したもの。下地の漆を丁寧に塗り重ねた後、最高グレードの金粉と銀粉をグラデーション状に蒔きつけ、再び漆を塗り重ね、表面を研ぎ、磨きあげて完成する。その美しい仕上がりは伝統工芸品そのもの。決して主張しすぎず、それでいて絢爛豪華なオーラを放っている。
もうひとつの漆を用いたモデルが、写真右の螺鈿(らでん)。これは貝殻の真珠層を加工して漆器に施すことで神秘的な輝きが楽しめる装飾技法で、日本では奈良時代に中国より伝来し、平安時代に発展したという。これらを手掛けているのは“会津塗伝統工芸士”の称号を持つ大竹信一氏。ひとつひとつ手作業で行っているので当然、生産には時間を要する。その完成を待つ時間もまた、至福のひとときかも。
ベルトにも こだわりあり!

●メーカーズ ウォッチ ノット カスタマーサービス
TEL:0800-555-7010
雑誌『Safari』8月号 P162掲載
※記事内で紹介している商品はすべて税込みの価格です。
photo:Tomoo Syoju(BOIL) composition&text:Yoshito Ogiwara