スポーティな〈パルミジャーニ・フルリエ〉には
大人が満足できる価値がある!
時計には、つける人の趣味嗜好を表す面もある。たとえば海好きだったらダイバーズ、愛車がスポーツカーならばスポーティなクロノグラフを選ぶのはわかりやすい例。けれども、そんな時計がすべてのシーンで万能かというと、さにあらず。事実、TPOによっては「着こなしと合わせにくい」、「かしこまったシーンにふさわしくない」なんてことにもなる。では、どうしたらよいのか? アクティブな大人にとっての理想をいえば、まずは中身も見た目も上質で機能的であることが大事。さらにオンオフで使えるスポーティなデザインが絶対条件となるだろう。たとえば〈パルミジャーニ・フルリエ〉の新作トンダ GTはまさにそんな時計だ。18Kローズゴールドケースにブルーの文字盤と、見た目は高級感たっぷり。それでいて6時位置にスモールセコンドを配すなど、スポーティでアクティブな表情も備えているから隅に置けない。
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とはいえ、〈パルミジャーニ・フルリエ〉ってどんなブランドっていう人もいるだろう。このブランドは、“神の手を持つ時計師”といわれるミシェル・パルミジャーニが1996年に創業した高級時計ブランド。ムーブメントから外装まで一貫製造するマニュファクチュールで、そこで生み出されるタイムピースは最高品質と称されている。もちろん時計通からの評価もめちゃめちゃ高い。ちなみに、名前にある“フルリエ”とは創業地であるスイスの地名に由来しているそうだ。
で、その〈パルミジャーニ・フルリエ〉の新作がトンダ GT。トンダは、ブランド初の丸形ウォッチ(トンダはイタリア語で“円”という意味)として2011年に誕生したコレクション。最新作となるこちらは、ブランドの特徴であるエレガントさに加えて、アクティブな印象を加味したところが一番のポイントになっている。
まず目に入るのが、スポーティな18Kローズゴールドのケース。表面をポリッシュ仕上げとサテン仕上げで丁寧に磨き分けることで、立体感がグ〜ンと際立つことに。さらにこの新作ではラグのデザインを変更。ストラップと一体化するような滑らかな仕上がりとなっているのはご覧のとおりだ。ちなみこの進化したデザインは、デザイナーで、多くのアイコンを生み出してきたディノ・モドロとのコラボで生み出されたもの。キャッチーな見た目にはワケがある。
もちろん手の込んだ演出にも抜かりはない。ベゼルはコインエッジのように細かく溝が刻まれていて、上品な雰囲気を演出。さらに文字盤には三角錐のクル・トリアンギュレール模様のギョーシェ彫りが施されているなど芸も細かい。ほかにも、6時位置のスモールセコンドはレコード引きで装飾。インデックスは18Kローズゴールドで、暗闇での視認性を確保するためブラックの夜光塗料を塗布しているといった具合。う〜ん、これはなんともラグジュアリーで手の込んだ1本。また、日常使いで嬉しいのは12時位置にある日付表示。こちらはデザイン上のアクセントにもなっていて、存在感のある顔立ち作りにもひと役買っている。
11月発売。150本限定。ケース径42mm、自動巻き、18Kローズゴールドケース、ラバーストラップ、100m防水。287万円(パルミジャーニ・フルリエ)
極上のドレスウォッチを手掛ける〈パルミジャーニ・フルリエ〉が、毎日つけられる1本として作り出したトンダ GT。文字盤とラバーストラップがブルーなので、若々しく見えるうえに、スポーティな大人カジュアルにもお誂え向き。さらにケースが18Kローズゴールド仕様なので、デイリーユースのほかにも、大人としての品格が求められる場面で活躍することは間違いない。
こちらのモデルは150本限定で、11月に登場予定。つまりはアクティブに動き回るには最適なシーズンにお目見えというわけ。しかも100m防水と本格仕様なので、こちらを手元の相棒にして、海遊びやスポーツに興じるというのは、いかが!?
●パルミジャーニ・フルリエ
TEL:03-5413-5745
URL:https://www.parmigiani.com/jp/