伝統のDNAとモダンな感性が交わる腕時計
“ビジネスライフメゾン”として唯一無二の存在感を放つ〈モンブラン〉。その腕時計は、世界一のクロノグラフメーカーと謳われたミネルバの伝統を前面に打ち出している。時計部門の責任者であるダビデに新作モデルの見どころについて語ってもらった。
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- ハートに火をつけて! vol.117
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- ハートに火をつけて! Watches Safari Magazine
MONTBLANC
「ミネルバのDNAを継承しつつも新しさを表現しました。たとえば“モンブラン ヘリテイジ”や“モンブラン1858”に注目してほしいですね。NATOストラップは東フランスで18 世紀から続く工房のものを使っていますし、サーモンカラーのダイヤルもヘリテージ感が出るようにこだわっています」
ミネルバは〈モンブラン〉のウォッチメイキングにおいて財産と語るダビデ。では、コロナによって人々の価値観も変わるといわれている中で、その哲学も変化していくのだろうか。
「“モンブラン1858”はアドベンチャーがコンセプトです。多くの人が束縛感を感じていると思いますが、状況が好転すれば、自然やアウトドアへ意識が向くはずです。そういった意味でも、今後このコレクションがキーになっていくと思いますし、一方でミネルバのストーリー性も大切にしていきたいですね」
DAVIDE CERRATO[ダビデ・チェラート]
モンブランマネージングディレクターウォッチディヴィジョン。多くのカテゴリーを持つ“ビジネスライフメゾン”で、時計部門を統括。2004年に〈パネライ〉、2007年に〈ロレックス〉を経て2015年現職に。
●モンブラン コンタクトセンター
TEL:0120-39-4810
雑誌『Safari』8月号 P194掲載
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