小さくなっても風格が違う〈IWC〉の新作。
“映える”名作パイロットならカジュアル姿もサマになる。
ファッションに肩の力を抜いたような、エフォートレスな要素が欠かせなくなった今。時計の世界でも“カジュアル使い”が重要なキーワードになっている。〈IWC〉はその時代のニーズに応え、“ビッグ・パイロット・ウォッチ”の新作を、普段使いにも適した43㎜径へとダウンサイジング。本格的なミリタリーヘリテージを気軽に楽しむ時代へと誘ってくれる。
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腕時計106万1500円(IWC)、ポロシャツ4万1800円、パンツ3万4100円、横に置いたブルゾン5万7200円(以上エンポリオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン)、サングラス5万600円(モスコット/モスコット トウキョウ)
より快適で身近に。
大空への憧れとともに、いつの時代も“パイロット・ウォッチ”は男心を捉えて放さない。そのパイオニアが〈IWC〉。ブラック文字盤に夜光性の数字と針、耐磁性の脱進機を備え、飛行時の過酷な状況にも耐える本格派。削ぎ落とされた機能美は、いまや男性的なファッションアイコンとしても熱い注目を集めている。
そんな中、新作となる“ビッグ・パイロット・ウォッチ 43”は、その魅力をさらにスタイリッシュに研ぎ澄ませた。円錐型の大型リュウズや4個のリベットどめのレザーストラップといったオリジナルのスタイルを崩すことなく、パワーリザーブとカレンダー表示を省き、シンプルなデザインを貫く。
さらに43㎜径にダウンサイジングしたことで心地よい装着感がアップ。着用シーンを選ばず、日常的なファッションにも映えるようになった。それは機能を追求してきたコレクションの文脈から外れることのない、新たな機能美といえるだろう。名門ブランドの気品と信頼性にモダニティを増し、これまで気になっていても手にしづらかったファンにとっても、待望の1本となった。
BIG PILOT WATCH 43
従来のミリタリーヘリテージから、カルチャーアイコンへ進化を遂げたこの新作。人間工学に基づく新設計ケースに、文字盤はブラックとブルーを設定。また、新採用のEasX-CHANGE・システムで、ストラップ脱着交換も簡単に(交換するストラップ、ブレス等は別売り)。ケース径43㎜、自動巻き、SSケース、10気圧防水。
モデル着用はコレ! カーフスキンストラップ仕様、ブルーフェイス106万1500円(IWC)
カーフスキンストラップ仕様、ブラックフェイス106万1500円(IWC)
SSブレス仕様、ブルーフェイス118万2500円(IWC)
右:コレクション初のEasX-CHANGE・システムは、ストラップの裏側の〈IWC〉のロゴ部分を押すと外れ、専用工具は必要なし 左:搭載する自社製キャリバー82100は、独自のペラトン自動巻き機構をセラミック製パーツで強化し、60時間パワーリザーブを備える。そのダイナミックな動きは新採用のスケルトンケースバックを通して見ることができ、耐磁性インナーケースを省いてもその魅力はあまりある
●IWC
TEL:0120-05-1868
●ジョルジオ アルマーニ ジャパン
TEL:03-6274-7070
●モスコット トウキョウ
TEL:03-6434-1070
『Urban Safari』Vol.22 P25掲載
photo : Takashi Noguchi styling : Kan Nakagawara(CaNN) hair&make-up : Hanjee(Signo) text : Mitsuru Shibata composition : Keiko Oshima