次のロードトリップは“ハイウェイ 1”で! Vol.3
80台以上の名車が駆けたイベントって⁉
さて、これまで“ハイウェイ 1”の魅力をたっぷりとお伝えしてきたが、実は土砂災害により通行止めとなっていたことは前述のとおり。それが、今年7月に無事整備が終了し、再開通。それを祝って8月初旬に“ドリーム・ドライブ”という“ハイウェイ 1”をドライブするイベントが開催された。世界14カ国とローカルのクルマ好きが集まった華やかなクルマのパレードを、ここからレポートしていこう。
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8月某日の朝、マニア垂涎の名車たちが集まったのはカリフォルニア・モントレーに位置するサーキット場“ラグナ・セカ”。A1グランプリやモトGPなどの大会が開催される伝説的サーキット場に、80台を超えるクラシックカー&新進気鋭のスポーツカーが大集合。実は選ばれしクルマとそのオーナーのみ参加できたこちらのイベント。なかには博物館に展示されるレベルのクルマもあったとか!
ドライブ出発前、丁寧に準備をするオーナーたち
“ハイウェイ1”ドライブの前に、“ラグナ・セカ”のコースを1周!
“ラグナ・セカ”を出発し、いよいよ“ハイウェイ1”の入り口に……! とそのとき、ローカルのドライバーたちから喜びの声。そう、上の写真のサインがすべて“OPEN”となっているのだ。「たった1カ月前はすべてクローズになっていたのに!」と、ローカルたちの感動もひとしお。どれだけ再開通が待ち望まれていたか、わかるでしょ?
今回の“ドリーム・ドライブ”、実はかなり大がかりなイベント。ハイウェイ・パトロールの協力のもと、なんとこの一隊が通過するときは信号がすべて青! ノンストップで“ハイウェイ1”の絶景をバックに名車たちが走り抜ける様子は、まさに圧巻。彼らが通りすぎるのを待つ一般のクルマたちも、み~んなその光景を写真に収めていたとか。
休憩場所の“ハースト・ランチ・ワイナリー”。ヴィンテージカーが並ぶ様子はまるでモーターショー
土砂災害で通行不可だった場所も、ご覧のとおり美しく再整備!
およそ9時間におよぶ絶景ドライブを終え、ついに“ドリーム・ドライブ”目標の地であるモロ・ベイへ到着。ゴールサインも用意されており、まさにマラソンを完走しきったような感動が。
ゴール後、お祝いのパーティタイムへ。生バンドの演奏も披露されるなか、クルマたちもなんだかうれしそう
カリフォルニア観光局の代表をはじめ、モロ・ベイ市長など、皆で再開通を祝福!
カリフォルニアらしい爽快な青空の下開催された“ドリーム・ドライブ”。これだけ大規模なイベントが催されるほど、西海岸いや全米の人々にとって待ち望まれていた“ハイウェイ1”の再開通。あなたも自慢の愛車とともに、駆け抜けてみたらいかが?