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2023.12.30

【リゾート】秘密のキーコードを入手し、いざ内部へ!
メディア初公開!白馬で見つけた瀟洒なシークレットバー

白馬八方尾根スキー場の名木山ゲレンデに、1箇所だけ0時を過ぎても灯りの消えない部屋がある。だが、1階の扉はキーパッドで施錠され、一切看板も出ていないため、ここにバーがあることに気付く人は残念ながらまずいない。今回紹介する〈No.898〉は2023年12月22日にオープンしたばかりで、まだごく一部の人にしか知られていないプレミアムシークレットバーだ。メディア初公開となるこちらの記事で、特別に中の様子や予約方法について紹介しよう。 



長野県白馬村は低緯度ながら標高が高いため、パウダースノーに恵まれたスキーエリア。近年はオーストラリア人を中心に、海外からの観光客が急増しており、お店に入ったら自分以外(お店のスタッフも含めて)、全員外国の方だったという話も珍しくない。看板や案内も英語がほとんど。日本にいながら異国情緒を感じられ、独特の雰囲気をもったウィンターリゾートである。
 

 


"第二のニセコ"と称されることもあるが、新幹線とクルマを使えば東京駅から2時間半ちょっとで到着するので、アクセス面では圧倒的に白馬に軍配が上がる。天気予報を見ながら、思い立ったらすぐ滑りに行けるのが魅力だが、それゆえ日本のスキー客は日帰りで帰ってしまうことも多い。しかし、それではなぜ白馬がこれほどまでに外国人観光客を惹きつけるのか、気付くことは難しいだろう。なぜなら白馬の魅力は、パウダースノーはもちろんだが、それ以上に「アフタースキーの充実」にあるからだ。スキー場周辺には、ここが雪山とは思えないほどハイレベルなレストランが揃い、食事のあとも大勢の外国人の方がバーやカフェ(夜はDJが入る)などでナイトライフを楽しむ。海外ではある種当たり前の光景なのだが、白馬はそうした娯楽面においても、日本で数少ない「世界基準を満たしたスキーリゾート」なのだ。
 

 


さて、今回紹介するバー〈No.898〉は、名木山ゲレンデのHakuba Aprèsの2階に位置している。冒頭にも述べたとおり、看板がないのでここにバーがあるのもわかりづらいのだが、仮に気づいたとしても入店にはキーコードを必要とするため一見さんは入ることができない。店内はラウンジエリアとバーカウンターに分かれており、どちらも落ち着いた雰囲気でお酒を楽しめるが、おすすめは大きな窓に面したラウンジ側。ソファに腰かけ、夜のゲレンデをつまみにしながら飲む一杯は最高に非日常的だ。そこにしんしんと雪が降ろうものなら、いつまででも外の景色を眺めていられることだろう。
 

 


暖炉やろうそくに火が灯るムーディな雰囲気の中、カウンターの向こうに立つのは今年の冬にカナダのブリティッシュコロンビア州からやってきたガブリエルさんだ。これまでウィスラーをはじめ、カナダの一流スキーリゾートでバーテンダーとして働いてきた彼も、白馬のナイトライフは「アメイジングだ!」と絶賛する。プレミアムシークレットバーと謳うとおり、〈No.898〉のカウンターの後ろには“厚岸シングルモルトジャパニーズウイスキー立冬”や“サントリー 山崎 NV 1923 100周年記念蒸溜所ラベル”など日本の上質なウイスキーが並び、外国人のお客さんを喜ばせている。
 

 


ガブリエルさんにリクエストすれば、カクテルはもちろん、ノンアルコールのモクテルもオリジナルで作ってくれる。ウイスキーやジンをベースにしたレシピが得意とのことで、カンパリグレープフルーツを漬け込んだリキュールやラベンダーハニーのシロップなど、自家製リキュールやシロップが隠し味になっている。オリジナルカクテルは2500円〜、モクテルは1500円〜、リピーターの方にはボトルキープも受け付ける。営業はウィンターシーズンのみで、当面は20時〜26時までの予定という。そして肝心の予約方法だが、以下のインフォメーションにあるURLから予約(ミニマムチャージあり)すると、入店のためのキーコードを案内される仕組みになっている。興味のある方はぜひ予約して、白馬のアフタースキーを満喫してほしい!
 

 

 

 

 
Information

●No.898
住所:長野県北安曇郡白馬村八方4029
TEL:非公開
入店方法:こちらのURLから予約し、教えてもらったキーコードを入力

文=伊澤慶一 text : Keiichi Izawa
トラベルエディター
旅行ガイドブック『地球の歩き方』編集部にて国内外のガイドブックを多数手がけ、2017年に独立。現在は、『旅育』や『ワーケーション』をテーマに連載を執筆。また雑誌の旅行特集からオウンドメディアの動画まで、幅広く旅行コンテンツの制作を行う。著書に『最高のハワイの過ごし方』。
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