第6回“アスリートドレッサーアワード” フィギュアスケーター無良崇人
父との思いを胸に世界へ挑む!
続いてご紹介するのは、フィギュアスケーターの無良崇人。フィギュアスケートというと、繊細なイメージを持つ人もいるかも。だが、そのダイナミックなジャンプを武器にした男らしいスケーティングを見たら、その印象は変わるはず。 平昌オリンピックを目前に、白熱するウインタースポーツ。フィギュ…
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続いてご紹介するのは、フィギュアスケーターの無良崇人。フィギュアスケートというと、繊細なイメージを持つ人もいるかも。だが、そのダイナミックなジャンプを武器にした男らしいスケーティングを見たら、その印象は変わるはず。
平昌オリンピックを目前に、白熱するウインタースポーツ。フィギュアスケートも注目競技のひとつだ。“氷上のバレエ”と称される華やかな表現力と同時に、ジャンプやステップなど、高い身体能力も求められる。見た目よりもハードなスポーツとして知られている。特に、無良は高いジャンプと、幅広い技を持ち、世界屈指のトリプルアクセルを武器に、ダイナミックで男らしい表現が魅力のトップスケーターである。
普段の無良を見れば、筋肉隆々なカラダゆえに、ひょっとしたらフィギュアの選手とは想像がつかないのかも。ファッションも男らしさのある雰囲気である。さらに、無良はフィギュア界では珍しいパパスケーター。妻も元フィギュア選手で、現在2児の父親という顔を持つ。オフは育児もする“イクメン”だ。
そもそも、無良が競技をはじめたきっかけは、両親の影響だった。彼の父親は元フィギュアスケーターの無良隆志である。現在も、その父親がコーチ指導を行っている。父は’78年、世界ジュニア選手権2位という実力。だが、五輪には手が届いてはいない。自らが父となり、親子の絆や父の思いはぐっと深く受け止めているに違いない。無良は父を五輪の舞台に連れて行きたいという思いを抱きつつ、悲願のオリンピック出場を目指している。平昌冬季五輪男子代表はたったの3枠。その最終選考会である全日本選手権(12月21~24日)は目前に控えている。
そんな無良も26歳とベテランである。男子シングル選手の最年長で、後輩たちにも兄貴分として慕われる立ち位置の一方で、平昌オリンピックへの道は集大成。つまり、幼い頃から続けてきたフィギュア人生をかけた勝負の年。コーチである父との絆、そして2児の父としての思いを胸に、世界の大舞台へと挑戦している。
プロフィール
1991年2月11日生まれ。洋菓子のヒロタ所属のスケート連盟特別強化選手。スケート一家に生まれ2歳からスケートをはじめる。ダイナミックなジャンプを得意とする。代名詞のトリプルアクセルは高さ、飛距離ともに群を抜いている。来年2月に迫る平昌冬季オリンピック代表権獲得に向けてラストスパートをかける。
無良崇人ら受賞者6名が一堂に会する
『アスリートドレッサーアワード』は12月3日(日)開催!!
●第6回 アスリートドレッサーアワード
日時:12月3日(日)15:30~17:00
場所:阪急メンズ東京 有楽町マリオンセンターモール 1 F特設ステージ
参加:オープン