こだわりのパーツもオールブラックで統一! 〈ハーレーダビッドソン〉FXR
LA西部のマリーナ・デル・レイに根づいたカスタムバイク専門ショップ。その店を仕切る名物オーナーの愛車をピックアップ。ガレージにある30台近くあるバイクから彼が選んだのは、これぞアメリカンな’90年代の“ハーレー”だった。
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- カリフォルニアのモーターサイクリスト! vol.14
[エリック・シュワルツコフ]Eric Schwartzkopf
10代後半でバイクにハマり、その後、L Aの〈ハーレーダビッドソン〉でメカニックとして技術を習得。現在はL Aのマリーナ・デル・レイに自身の店〈DCカスタムデザインズ〉を経営。www.dccustomdesigns.com
昔からLA のコースト沿いの中でも富裕層が多いエリア、マリーナ・デル・レイ。ここには、こだわりを感じる稀少なヴィンテージモーターサイクルを所有している人が多く、週末になると、マリーナ沿いの景色を眺めながら走行を楽しむライダーたちで賑わう。そんな彼らを長年見守ってきたのが、カスタムバイクストア〈DCカスタムデザインズ〉。
同店のオーナーであるエリックは、彼らのような地元ライダーのバイクのカスタムを通じて、バイク乗りにとって大切なスピリッツも伝承してきた、いわばレジェンド的な存在。ストアのガレージにはレアなヴィンテージバイクがずらりと並んでいてその中でも思い入れのあるバイクのひとつが年製の〈ハーレーダビッドソン〉FXR。
「このバイクは、今は亡き友人の形見。極力オリジナルを維持するためにカスタム自体は控えめにしているんだ」
アイコンであるV型エンジンをはじめ、タンクやシートまで、ほとんどのパーツをブラックに統一。そうすることで、バイクのデザインが持つ力強さを残しつつも、落ち着きのある“大人のハーレー”に仕上げている。
レザーのグローブはローカルブランドのもの。ブラックだと目立ちにくく、紛失してしまうのでブラウンを愛用とか
キーチェーンとクリップはポケットの所定位置に。キーチェーンにはホーンがお守りがわりにつけられている
ブランドロゴを排除したシンプルなタンク。給油キャップも黒にして統一感を演出
タンデムシートにはバックレスト付きのシーシーバーを装着。これならパッセンジャーも快適に乗っていられる
エリックのストアの表にある、彼の妻の店〈DCカスタムデザインズ ベリー&バーク〉の前でバイク仲間とハングアウトすることもしばしば。店にはバイク用のグローブやキーチェーンなども販売。
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雑誌『Safari』7月号 P229掲載
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photo : Yoshimasa Miyazaki(Seven Bros. Pictures) text : Momo Takahashi