バイカースタイルが似合う渋さが際立つカスタム! 〈トライアンフ〉スクランブラー
ヴェニスビーチのヒップな通り、アボットキニーでハンドメイドハットストアを営むブランドン。手先が器用な彼はギターをはじめモーターサイクルまでビルドするほどのDIY魂の持ち主。父から譲り受けたという激渋な1台とは?
- SERIES:
- カリフォルニアのモーターサイクリスト! vol.9
[ブランドン・ワイズ]Brandon Wise
LAで育ち10代でモーターサイクルの魅力にどっぷりと浸かる。L Aの某有名新聞社で報道カメラマンとして活躍後、7年前からは自身のブランド〈ワイズハッター〉をオープンした。thewisehatter.com
使う人を想像しながら、独自の世界観をデザインに落とし込む。そのアーティスト性の高さが人気なハットメイカーのブランドン。彼が作るハットは新品のハットをベースにダメージや細工を施してヴィンテージ感を出しているのが特徴だとか。もともとクラシックなデザインに魅力を感じるらしく、それは彼の愛車である〈トライアンフ〉スクランブラーにも表れている。
「3台所有している中でも最近お気に入りなのがこの〈トライアンフ〉。結構古く見えるけど2006年製。モーターサイクル好きの父からのギフトなんだよ」
この〈トライアンフ〉のカラーと合わせてツーリングスタイルもブラック×ホワイトで統一。ファッションにも抜け目がない。そんな彼もローカルのヴィンテージモーターサイクルチーム“VVMC”の仲間と走るのが至福の時間なんだそう。
「どんなに忙しい時期でも、月イチで行われる仲間とのツーリングにはできるだけ参加するようにしているよ。彼らと海沿いのハイウェイを走るといい気分転換になるんだ。嫌なストレスも消えて、“ニュートラル”に戻れるんだ」
ヘルメットは7個以上所有。米ブランドの〈ビルトウェル〉から日本の〈ショウエイ〉までバイク好きらしいセレクト
厚めのデニムに繋いだウォレットチェーンは〈レッド・ラビット・トレーディング〉のもの。ライダー感がぐっと高まる
純正ではないが、ヴィンテージ感が出る楕円形のバーエンドミラーがお気に入り
〈トライアンフ〉のレース用のマフラーを採用。いつもピカピカに磨き上げておくのが彼のポリシー
ヴェニスビーチのアボットキニー通り沿いに構えるブランドンのショップ〈ワイズハッター〉。バイク仲間とツーリング前後に立ち寄っては、バイクやメカニックの話で盛り上がるのが定番のコース。
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雑誌『Safari』2月号 P174掲載
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photo : Kentaro Minato(Seven Bros. Pictures) text : Momo Takahashi