軽やかに疾走する街乗りeバイク! 〈トレック〉 FX+2
街を走ると視線が集まるeバイクもいいけど、これみよがしにならずに街乗りを楽しみたいと思っている人も少なくないはず。そんな都会派のよき相棒になってくれそうなのが、〈トレック〉の“FX+2”。見た目ではeバイクって気づかれなさそう(!?)だけど、坂道も信号のストップ&ゴーも楽ちんで軽快にクルーズできる。
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- 遊べるeバイク探し! vol.7
リアやスタンドも標準装備。別売りの拡張バッテリー(7万9900円)を取り付ければ、1充電あたりの走行距離は100km以上に拡張できる。32万4500円、ヘルメット2万1450円(以上トレック/トレックジャパン)
eバイクというと、MTBやビーチクルーザーのようなスポーツバイクタイプのモデルが注目されがち。まあ、見た目的にも目立つから仕方ないことだが、スマートに街乗りしたいと思っている人にとっては“これじゃない感”があるはず。でも、そんな街乗り派も納得のeバイクを〈トレック〉が作ってくれたのでご安心を。それがこの“FX+2”。
ベースとなっている“FX”シリーズ自体は、街乗りしやすいクロスバイクとして設計された同社のベストセラー。コントロールしやすい幅広ハンドルや、振動が身体に極力伝わらないよう設計されたフレームの採用で、はじめてのスポーツバイクでも乗りやすいことに定評がある。
そのeバイク仕様が“FX+”なのだが、バッテリーはダウンチューブ内蔵型で、ドライブユニットもリアハブに内装。だから、これみよがしなeバイク感なしのスタイリッシュさでしょ⁉ 軽量設計も特徴で、車体重量は約18㎏。30㎏台のeバイクが珍しくないことを考えると驚きの軽さで、取りまわしもしやすい。加えて、リアハブモーター式の特徴である直進安定性の高さも存分に発揮され、軽快な乗り味を楽しむこともできる。
3段階のアシストレベルを切り替えられるコントローラーに、バッテリー残量も表示。
バッテリーは、フレーム内装型。容量を抑えて軽量化を図ったが、1充電あたりの走行距離は約67kmと申し分ない。
ドライブユニットは、小型かつパワフルなリアハブモーター式。
SPECIFICATIONS
●全長×全幅×全高:1820×690×936㎜(Lサイズ)
●重量:約18kg
●フレーム素材:アルミ
●バッテリー容量:250Wh
●充電時間:約4時間(0~100%)
●最大走行距離 : 約67㎞(モードにより異なる)
●ドライブユニット:G 2ハブドライブモーター
●アシストレベル:3段階
●変速機 : 9段
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●トレック・ジャパン
TEL:0798-74-9060
雑誌『Safari』12月号 P285掲載
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photo : Toshiyuki Tanaka text : Takumi Endo