アクティブレストで回復力の高いカラダを!
なりたい自分になるために、トレーニングでカラダを追い込んでいるという人は少なくないだろう。しかし、ただただハードな運動を続けているのは、ケガのリスクも伴い、実は効率もよくないという。そこで〈トータル・ワークアウト〉が実践している“アクティブレスト”に注目したい。ワークアウトの専門家であるパーソナル・トレーナーとコンディショニングに特化したアスレチック・トレーナーが連携して行われる、“積極的に回復を取りにいく”プログラムが、日々のパフォーマンス向上に効果を示す!
- SERIES:
- アクティブ・ウェルネスでセルフチェンジ! 06
❶ 運動と回復は1セット!
❷ 回復は自分で取りにいく!
❸ 専門的なボディケアを!
カラダの状況を把握しているパーソナル・トレーナーだからこそ、適切なストレッチや回復方法を提案してくれる。アスレチック・トレーナーと情報共有しながら、ボディケアをしてくれるのも心強い限り
アクティブ・ウェルネス/ワークアウト
効率のよい回復が筋肉を更なる高みに引き上げる!
じっと休むのではなく、血流を促す運動をして、より効果的に回復し、筋力アップやパフォーマンス向上を狙うのがアクティブレスト。普段のトレーニングの強度に合わせて、回復メニューを設定するのがコツだ。激しい運動をしている人は、泳いだり、軽いランなどがちょうどいい。いつもはウォーキングくらいという人は、温冷シャワーなどでも十分に回復効果を発揮してくれるはず。
トレーニングの前後にカラダをケアするボディケア専門の施設を併設し、“アスレチック・トリートメント”を実施。パーソナル・トレーナーと連携をとりながら、理学療法士など、コンディショニングやフィジカルセラピーに特化したアスレチック・トレーナーによる専門的なボディケアで、トレーニングの底上げと回復を手伝ってくれる。
カラダを鍛えるなら常にハードなトレーニングを続ければよいと思っている『サファリ』読者も多そうだが、実は違う。「カラダを鍛えると同時に回復が大事です」と池澤さん。ただ、回復とはただ静かに休めばいいということではないそうだ。
「よく“クールダウン”といいますが、激しい運動をピタッとやめて帰る人はあまりいませんよね。軽くランをしたり、ストレッチをしたり。それこそがアクティブレストで、積極的に回復を呼び込んでいるんです。カラダのスイッチがオンになっている〈トータル・ワークアウト〉会員は回復に対しても積極的。カラダの超回復を促し、筋力アップに繋げています」
血流を滞らせないようにすれば、疲労回復や老廃物の排出にも効果があるという。
「トレーニングの後にするのもいいですし、1週間のうち、月・木にトレーニングするなら、火・金はアクティブレストの日にすると決めておくのもいいですね」
週末の波乗りやゴルフを楽しんだ後にアクティブレストを応用すれば、翌週はよりパフォーマンスがアップするのでは?
池澤 智 Tomo Ikezawa
日本初の女性パーソナル・トレーナー。約30年もの間、多くの俳優やモデル、文化人のボディメイクを手掛けるカリスマ。ハリウッドセレブによるライフスタイルブランド〈グープ〉では、日本のリテールディレクターを任されている。
大人なら誰もが必要な“腰と股関節”のストレッチを自宅で!
立ち仕事でも座り仕事でも、腰に負担がかかっていることは同じ。『Safari』世代であれば、どうも腰の調子がよくないという人も多いはず。さらにサーフィンやゴルフなどを楽しむ大人にとっては、股関節のリカバリーも大切だ。そこで、自宅で腰と股関節をストレッチできる方法を紹介!●腰のストレッチ

●股関節のストレッチ

●トータル・ワークアウト
URL:https://totalworkout.jp
雑誌『Safari』4月号 P200-201掲載
photo:Tsutomu Yabuuchi composition&text:Ryuta Ikegami(AM5:00)