【まとめ】一流ホテルで探した
大人好みの絶品グラタン4選!
寒い日に食べたくなるクリーミーでアツアツの食べ物といえば? そう、グラタン。気軽な洋食屋や家庭でもお馴染みのメニューではあるけれど、ここでは記念日にもぴったりな‟ホテルの贅沢グラタン”を4つご紹介。どれもこだわりや個性があって絶品。グルメに精通している人にも好評価なグラタンを一度は食べてみて!
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01
ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町
“WASHOKU 蒼天 SOUTEN”
世界でも名高いホテルやリゾートを集めたマリオット・インターナショナルの“ラグジュアリーコレクション”に加盟している〈ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町〉。ココは、数あるプリンスホテルグループの中で最上級のホテル。2016年7月にオープンして以来、スタイリッシュなレストラン、圧倒的なシティビュー、ここでしか味わえない独創的な空間など、上質な大人らしさが味わえると大好評だ。
なかでも、メインダイニング“WASHOKU 蒼天 SOUTEN”は、素材の鮮度を閉じこめた新鮮さを届けることをイメージ。“アイス”をデザインしたクリスタル調のインテリアで演出されている。
ここでは、伝統の味をコンテンポラリーなテイストへと進化させた先進的な和食を体験できるが、特に食べておきたいのが“アボカドデミグラスチーズグラタン(帆立貝入り)”(1800円、税込・サ別)という、今の時季にぴったりなアツアツ料理。
アーティスティックかつ味わい深い!
このグラタンは手間のかかった工程で作られていてアーティスティック。まずはアボカドの実をくり抜いた器が斬新。そこに、アボカドと軽く焼いた帆立貝をベシャメルソースで混ぜたものを入れ、さらにその上に和牛でとったデミグラスソースをかけて遠火で焼く。そして最後にチーズを乗せて、また焼き上げている!
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02
ハイアット セントリック 銀座 東京
“NAMIKI667”
〈ハイアット セントリック 銀座 東京〉は銀座6丁目という好立地に佇むホテル。その3Fにはオールデイダイニングの“NAMIKI667”があり、料理長である早坂心吾シェフのもと、オーブン料理を中心とした先進的な料理を楽しむことができる。数あるオーブン料理の中でも、この寒い冬に絶対食べておきたいのが“トリュフポテトニョッキグラタン”(2800円、サ・税別)。
季節のキノコの旨みと生クリームのまろやかさが一体となり、カラダの芯からホカホカと温まってくる。パルメザンチーズとモッツァレラチーズが互いに引き立てあって、豊かな香りがいつまで~も広がり続ける。このなんともいえない風味は是非味わってほしい。
ジャガイモのニョッキはモチモチっとしており、癖になる絶妙な食感に火入れされているのが、これまた心憎い。スライスしたトリュフが独特の芳醇な香りを与え、フランス料理のメインディッシュとして提供しても遜色ないクオリティに仕上げられている。
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03
帝国ホテル 東京
“ラ ブラスリー”
帝国ホテルは開業以来、長きにわたって、オーギュスト・エスコフィエに代表される正統派フランス料理を追求してきた。第11代料理長および初代総料理長を26年間も務めた村上信夫さんや現総料理長の田中健一郎さんが帝国ホテルのフランス料理を完成させ、“ラ ブラスリー”の八坂繁之シェフがその味を継承している。
“ラ ブラスリー”にはシャリアピンステーキやワゴンでのローストビーフのサービスといった名物メニューがあるが、これらと比肩する伝統の料理が“海老と舌平目のグラタン エリザベス女王風”(4800円、税・サ別)。
女王陛下も大絶賛のグラタン!
1975年、イギリスのエリザベス二世女王陛下が来日し、帝国ホテルで開催された午餐会へ出席。その際に、当時の料理長であった村上シェフが魚介類好きな女王陛下のために考案したメニューがこのグラタン。女王陛下は大変喜ばれ、自身の名前をつけてもよいと承諾したため、“レーンヌ・エリザベス”とも呼ばれている。
“海老と舌平目のグラタンエリザベス女王風”は、舌平目と、海老、帆立貝、白身魚の身で作ったファルスを大きな海老に巻き、卵黄のふくよかさとバターの上質な香りが際立ったモルネーソースをかけて焼いたグラタン。海の幸が一堂に会し、まさに極上のグラタンであると断言してもいい。
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04
ホテルオークラ東京
コーヒーショップ ダイニングカフェ カメリア
1973年に別館がオープンしてその1Fに場所を移してからは、カレーやスパゲッティといったアラカルトメニューに加え、季節の野菜を使ったカラダに優しいサラダバー“ベジタブルガーデン”も新しく設けられるようになった。その後、2015年の本館閉館に伴って、他店舗のシグネチャーであったフレンチトーストやローストビーフが加わり、ますます魅力的に。
そして、定番から裏メニューまで数百ある洋食料理の中でも、あらゆるゲストから愛されてやまないのが“小海老とマカロニのチーズグラタン”(2490円、税込・サ別)だ。
オーソドックスな食材で、まさに王道のグラタン!
ベシャメルソース、マカロニ、小海老、マッシュルーム、タマネギ、白ワイン、チキンブイヨン、牛乳、生クリーム、グリュイエールチーズ、パルメザンチーズなどオーソドックスな食材が使われており、まさに王道のグラタンといった構成。
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1976年台湾生まれ、後に日本国籍。ブッフェ、フレンチ、鉄板焼、ホテルグルメ、スイーツをこよなく愛する。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。テレビや雑誌で活躍し、料理コンクール審査員、講演、プロデュースも多数。2017年8月「一般社団法人 日本ブッフェ協会」設立、代表理事就任。