知っておきたい伝統のピラフ!
昨今のピラフといえば、冷凍食品の技術もハンパなく進み、美味しいものがたくさん食べられる時代に。それも手軽で便利な一方で、いい年の大人であれば出向いてまでも食べたい、名店で出される「これぞ本物!」というピラフも知っておくべき。そこで、一流ホテル〈ジ・オークラ・トーキョー〉で提供される伝統のピラフを紹介したい。
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- ホテルの名物メニューを彼女と♡ これぞ高級洋食の深い味!
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優雅な“日本の美”と“日本の心”を備えたラグジュアリーホテル〈ジ・オークラ・トーキョー〉。なかでもオークラ伝統の味を体験できるレストランといえば、オールデイダイニング“オーキッド”をおいてほかにはない。
ホットケーキやフレンチトースト、エッグベネディクトやコンソメスープといった逸品が取り揃えられている中で、今回注目したいのが“オークラ特製ピラフ”(2600円、税・サ別)だ。フィレビーフ、カニ、ベジタリアンの3種から選べるのだけど、最もポピュラーになのが、磯の香りが豊かなカニの“オークラ特製ピラフ”だ!
知る人ぞ知る名物“オークラ特製ピラフ”!
バターライスはパラパラになりすぎないよう、ややしっとり感を残したテクスチャーに仕上げられているので、その旨みがぐっと舌に記憶される。具材はジューシーなズワイガニ、柔らかなマッシュルーム、やや歯応えのある角切りにしたタマネギ。ズワイガニの潮の香りとマッシュルームの里の滋味がよい組み合わせになっている。タマネギがとても甘いので、ライスの甘味と調和して、味わいが深められている。
仕上げに色がつかない程度に醤油を入れたり、隠し味として日本ならではの調味料を加えたりしているあたりは、オークラ伝統の高級洋食を感じさせるところ。
“オーキッド”には“オークラ特製カレー”や“ハヤシライス”など、シグネチャーとなるご飯物がいくつもあるけど、 “オークラ特製ピラフ”も名物だよって、彼女を連れて行くのもいいアイデアかも。
●〈ジ・オークラ・トーキョー〉オールデイダイニング オーキッド
住所:東京都港区虎ノ門2-10-4 The Okura Tokyo オークラ プレステージ タワー 5F
営業時間:6:30~22:00
※“オークラ特製ピラフ”の提供時間は11:00~22:00
TEL:03-3505-6069
URL:https://theokuratokyo.jp/dining/list/orchid/
1976年台湾生まれ、後に日本国籍。ブッフェ、フレンチ、鉄板焼、ホテルグルメ、スイーツをこよなく愛する。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。テレビや雑誌で活躍し、料理コンクール審査員、講演、プロデュースも多数。2017年8月「一般社団法人 日本ブッフェ協会」設立、代表理事就任。
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