〈ブルックス ブラザーズ〉の新作シャツで
休日は断然爽やかな男を狙う!
“シャツ”のよさといえば、ほかでは出せない品のよさをきっちり出せること。だから、大人の春夏コーデの主役を自信を持って任せられるアイテムといえる。さらに理想をいえば、見た目はもちろん着心地も爽やかだったら、完璧だと思いませんか!? それを叶えてくれるのが、実は〈ブルックス ブラザーズ〉。今季の新作には、そんな理想のシャツが揃っているのだ。どれを着ても間違いなく爽やか見えするので、是非袖を通してみてほしい!
多くのシャツがある中で、『Safari Online』はこれからの季節に戦力になってくれそうなシャツを厳選3型に絞った。それが“チェックシャツ”“リネンシャツ”“ポロシャツ”。それぞれ爽やか見えの効果がある秀作が揃っている。実際に着るとどんな演出効果を得られるのかは、写真のコーデをご覧あれ。こんなシャツを着ていれば、表情だって自然と涼しげに見えるってもの。もちろん、仕立てのよさは折り紙付きなので、袖まくりやボタンを開けてラフにこなしても、品格はちゃんと保てるのでご安心を。
いわゆるアメカジの定番チェックは、どちらかというと男らしさを感じる柄。では、爽やかさを狙うには、どんなチェック柄がいいのか。その答えの1つが、この淡〜いパステルカラー。パキッとした配色のチェックと違って色が主張しすぎないので、それだけで軽快な雰囲気に。加えて、パリッとした張りのある素材感なのもポイント。見た目からも生地自体の清涼感が伝わってくる。しかも、襟型は美しいロール具合が絶妙なボタンダウン。だから、佇まいはカジュアルでも、大人らしさはしっかり印象付けられる。
オレンジチェックシャツ1万5400円、B.B.キャップ9900円、黄色ニット1万7600円、ベージュコーデュロイショーツ1万6500円(以上ブルックス ブラザーズ/ブルックス ブラザーズ ジャパン)
オレンジチェックシャツ1万5400円(ブルックス ブラザーズ/ブルックス ブラザーズ ジャパン)
ボタンを開けて着ても美しいカーブを保てるボタンダウン襟は、〈ブルックス ブラザーズ〉の代名詞として知られる意匠の1つ。胸ポケのないすっきりとしたスタイルを採用しつつ、プラケットフロントでアクセントもプラス。シャツイチでカジュアルに着こなすことを考えると、ドレスっぽい裏前立てや比翼仕立てより、この表前立てのほうがバランスよし。
左胸に描かれた、ゴールデン フリースのロゴ刺繍。これは、創業当初から〈ブルックス ブラザーズ〉本店に掲げられ、品質を象徴する紋章として受け継がれてきた伝統の意匠。
ベージュコーデュロイショーツ1万6500円(ブルックス ブラザーズ/ブルックス ブラザーズ ジャパン)
ゴールデン フリース柄のエンブロイダリーショーツで、シャツの刺繍とのさりげないリンク感を演出するのも洒落ている。柔らかな細畝コーデュロイ仕立てゆえ、プールサイドでチルするときも大人らしいうえに快適。
右から、白大判チェックシャツ1万1000円、ネイビー大判チェックシャツ1万1000円(以上ブルックス ブラザーズ レッド フリース/ブルックス ブラザーズ ジャパン)、紫チェックシャツ1万5400円、赤・青・緑チェックシャツ1万5400円、(以上ブルックス ブラザーズ/ブルックス ブラザーズ ジャパン)
白地に大柄の青チェックを描いた右の1枚は、さらりとしたタッチのオックスフォード生地を採用。その隣は、ブルーのグラデで清々しさを底上げ。こちらは、ポプリン系の張りのある生地で仕立てている。小柄のブロックチェックだったら、左側の2枚もおすすめ。左端の1枚は、胸ポケとボディの柄をきっちり合わせた、丁寧な作りも魅力。
爽やかながら大人の貫禄を演出!
リネンで仕立てたシャツの着心地が爽やかなのは、ある意味当たり前。では、〈ブルックス ブラザーズ〉のものは何が違うのか。それは、やっぱりシャツ自体の仕立てのよさにある。この1枚もそう。淡色のペンシルストライプを描いたボディはリラックスした雰囲気だけど、襟型がホリゾンタルカラー。きれいに立ち上がるのでキリッとした首元に仕上がる。だから、リネンのサラッとした風合いを生かして前開きで羽織っても、どこか凛とした佇まいになるのだ。
ピンクストライプシャツ1万6500円、中に着た白Tシャツ(3枚組み)6600円、グレーテックパンツ1万7600円(以上ブルックス ブラザーズ/ブルックス ブラザーズ ジャパン)
ピンクストライプシャツ1万6500円(ブルックス ブラザーズ/ブルックス ブラザーズ ジャパン)
レギュラーカラーと違い、襟先が開いているのがホリゾンタルカラー。ドレスシャツでも採用されている襟型だけど、第一ボタンを開けて着てもすっきりとした印象に。ドレスシャツほどウエストをシェイプしていないものの、背ダーツを効かせて自然にフィットするシルエットを描いているので、前開きで着てもルースに見える心配なし。
適度な張りがあって、ドライなタッチの生地感だから、汗ばむ季節も肌にまとわりつきにくい。表面にほんのり浮かぶ光沢が、上品さの演出にひと役買ってくれる。
グレーテックパンツ1万7600円(ブルックス ブラザーズ/ブルックス ブラザーズ ジャパン)
きれいめな印象で穿けるチノパンと思いきや、こう見えて腰の部分がギャザー仕様だから締めつけ感なしで穿くことが可能。しかも採用している生地も、縦横に伸びる4ウェイストレッチのナイロンツイル。だからソファで寛いだりするときも超楽ちん。ちなみに、ゴルフなんかのアクティブなシーンでも活躍できる1着。
右から、スキンカラーシャツ、青シャツ、ネイビーシャツ、ストライプシャツ各1万6500円(以上ブルックス ブラザーズ/ブルックス ブラザーズ ジャパン)
右の3枚は、ボタンダウンの襟型を採用した定番の無地リネンシャツ。しっかりとした張りのある生地で、ベージュとライトブルーは白糸が浮かぶシャンブレーっぽい表情も涼しげな雰囲気。左端は、上で紹介したホリゾンタルカラーシャツの色違いで、青白のストライプは鉄板の爽やかさ。
都会的な装いにも映える!
ポロシャツといえば、定番の鹿の子だってもちろん爽やか。ところが、パイル生地で仕立てたこちらなら、それを凌駕する清涼感を味わえる。素材自体に吸汗性があるので、汗ばんでも肌触りは快適。しかも、ループが細かいマイクロパイルだからモコモコ過ぎる見え方にならない。だから、テイラード系のセットアップにだって、すんなり馴染んでくれる。
カーキジャケット4万2900円、カーキパンツ2万900円、茶パイルポロシャツ1万3200円(以上ブルックス ブラザーズ/ブルックス ブラザーズ ジャパン)、その他スタイリスト私物
茶パイルポロシャツ1万3200円(ブルックス ブラザーズ/ブルックス ブラザーズ ジャパン)
とろみのある生地感ながらきちんと感を感じるのは、台襟付きのキリッとした襟型だから。シルエットはカラダのラインに無理なく自然にフィットとする細身で、小降りな胸ポケや長すぎない袖丈といったすべての意匠のバランスも絶妙。
細かいループが浮かぶマイクロパイルの肌触りは、上質なタオルのような気持ちよさ。ふっくらとした厚みがあるものの、生地自体は着ていることを感じさせない軽やかさ。
カーキジャケット4万2900円、カーキパンツ2万900円(以上ブルックス ブラザーズ/ブルックス ブラザーズ ジャパン)
こちらのセットアップも、上下ともに2WAYストレッチのナイロン/ポリウレタンを採用。着心地は驚くほどに楽だ。ちなみに、家庭で手洗いできるというウォッシャブル仕様なので、汗などで汚れても手軽に洗って清潔感を保てる。
オレンジパイル地ポロシャツ、ネイビーパイル地ポロシャツ各1万3200円(以上ブルックス ブラザーズ/ブルックス ブラザーズ ジャパン)
吸汗性に富むマイクロパイルのポロシャツは、海上がりに着る1枚としてもうってつけ。そんなときは、ビーチにも映えるオレンジに。オンオフで着まわすなら、好感度の高いネイビーパイルも持っていると便利。
鹿の子ポロシャツの新作はコチラ!
緑ポロシャツ、グレーポロシャツ各1万1000円(以上ブルックス ブラザーズ/ブルックス ブラザーズ ジャパン)
こちらの鹿の子ポロは、高級超長綿として知られるスーピマコットン仕立て。一般的な綿より風合いが柔らかで、毛羽立ちにくいのが魅力。しかもこれは、ポリウレタンの混紡でストレッチも効かせた進化形。優しい着心地なのに、ガシガシ動けるというアクティブ派の大人も納得の出来栄え。
〈ブルックス ブラザーズ〉といえば、季節にも流行にも左右されない絶対定番のオックスフォードのボタンダウンシャツが有名。だけど、こうして見ると、春夏向けの爽やかシャツも秀作揃いなのがおわかりいただけたかと。“シャツイチ”コーデの頼る季節はもうすぐそこなので、是非主役に抜擢してみて!
●ブルックス ブラザーズ ジャパン
TEL:0120-02-1818
URL:http://www.brooksbrothers.co.jp/
photo : Hiroki Nakayama(IL NIDO.STUDIO) styling : Kim-chang text : Takumi Endo