【6選】単なる黒じゃないのがミソ!
海好き男によく似合う味な褪せ黒T!
困ったときの“黒”頼みじゃないけれど、ラフなコーデに大人っぽさを演出したいなら黒を選ぶのが手堅い手段。なので、この夏も街には黒Tがあふれているわけですが。そこんところで、ひと味違った洒落感を見せられたら男が上がるってもの。ということで、目をつけたのが、黒は黒でも色褪せた黒。着古したような色みで味が出るし、真っ黒よりもちょっと爽やかで軽め。しかも、潮っぽい印象まであるから、海好きに合わないわけがない!
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そんな褪せ黒Tの威力がわかるのが、下のコーデ。こんなふうに色がくすんでいると、色落ちなしの真っ黒と違ってこなれ感がある。こんな装いなら海に行けない休日もなんだか楽しく過ごせる!? ということで、黒なのに爽やかな褪せ黒Tをずらりとご紹介!
Tシャツ5000円(バンクス ジャーナル/ポートオブコール 表参道)、ショーツ1万5800円(レミ レリーフ/ユナイト ナイン)、ニット帽5200円(キャル オー ライン/ユナイト ナイン)、サングラス3万4000円(モスコット/モスコット トウキョウ)、6500円(ヴァンズ/ヴァンズ ジャパン)
BANKS JOURNAL
5000円(バンクス ジャーナル/ポートオブコール 表参道)
海感アピールは可能!
オーガニックコットンで仕立てた中厚のボディに洗いをかけ、強めの色落ちとくったりとした風合いを演出した1枚。左胸のプリントは、レトロな書体のロゴにビーチパラソルをあしらったデザインを採用。黒というよりチャコールグレーにも見えそうな色褪せ感と夏を感じるグラフィックが相まって、ほんのり潮風漂う着こなしを楽しめそう。
GOOD ON
3900円(グッドオン)
褪せブラックなら雰囲気よし!
こちらは5.5オンスのアメリカ綿を使い、ぎっしりと目の詰まったドライタッチに仕上げたヘビーウェイトT。部分的に異なる色褪せ感や濃淡のある独特のブラックは、顔料を用いた後染めで表現したもの。ボディは丸胴編みなので、着用中に胴まわりの縫い目が当たったり、擦れたりするストレスがないのが特徴。縫製箇所が少ないぶん、作りも丈夫だ。
CRABCOVE
6900円(クラブコーヴ/アドナスト)
ハワイバカンスを楽しんで!
プリントの経年劣化までリアルに演出したこのスーベニアT風の1枚は、ハワイのローカルサーファーが着古したTシャツの雰囲気をひと手間かけたユーズド加工で再現したものなのだとか。ゆるっとした襟ぐりは、肩の力を抜いて着てほしいというデザイナーの思いから。広めのUネックに仕上げているのがポイント。
O.K.
7000円(オーケー/アドナスト)
合わせても映える加工感!
ストーンウォッシュデニムのような味わいの色落ちが目を引くこの褪せ黒T。実はこれ、シンプルな胸ロゴTと思いきや、後ろ姿も見どころ。砂浜に寝そべるビーチガールのお尻が描かれていて、ビキニの部分をカラフルな刺繍で表現されている。Tシャツ自体は腰のあるヘビーウェイトな生地で、ゆったり着られるボックスシルエットに仕上がっている。
REMI RELIEF
7800円(レミ レリーフ/ユナイト ナイン)
リアルすぎるユーズド感に思わず拍手!
Tシャツに施された“スペシャル加工”は、〈レミ レリーフ〉が独自に生み出した、昔ながらの染料を水素と結合しながら長時間かけて退色させるというもの。これは古着のTシャツが経年変化してくのと同じ原理。薬品による従来の加工と比べ、コシが抜けたしっとりした生地の風合いで、古着と見間違えるほどの出来栄え。
ZANEROBE
7500円(ゼインローブ/ザ センス)
立体感を演出するのも手!
くすんだグラデ感のある色調は、技ありの製品染めによって演出したもの。後ろ身頃の上部にも同じようにフェードアウト感があるので。胸ポケさえないシンプルな単色Tなのにのっぺりして見えない。シルエットは、アームもボディもたっぷりとしているけど、着丈は長すぎないという今どき感あるボックス型。
●ポートオブコール 表参道
TEL:03-6434-0231
●ユナイト ナイン
TEL:03-5464-9976
●モスコット トウキョウ
TEL:03-6434-1070
●ヴァンズ ジャパン
TEL:03-3476-5624
●グッドオン
TEL:03-5725-5727
●アドナスト
TEL:03-5456-5821
●ザ センス
TEL:03-5579-2595
photo : Tomoo Syoju(BOIL) styling : Hidenori Asai text : Takumi Endo