お洒落に見えるのも大切だけど、着ていて楽ちんっていうのも欠かせない。であれば、締めつけ感がない楽ちんパンツなんてうってつけ。これから紹介するコーデのように着こなせば、楽ちんなのに粗野になることはないので、この週末からマネしてみては?
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〈Relax pants Style 01〉
渋めのボトムで引き締める!
春に向かって気分を盛り上げるためにも、見た目をぐっと華やかにしたい。そんなときに、取り入れたいのが派手な色柄。なかでも、アメカジのタフさやヴィンテージ感が好きな人であれば、あざやかなメキシカンボーダーなんてうってつけ。この柄、様々な色が使われているけど、黒ラインでキリッとメリハリがついているのが特徴。難攻不落と思われがちなメキシカンボーダーも、実はその黒ラインのおかげで大人っぽく着こなしやすいのだ。というのも、黒ラインを基本にボトムを黒やグレーでリンクすれば、全体が締まって見えて派手さが薄まるってもの。さらに、インナーに選んだニットはパープル。これも、赤と青を拾って表現した色だから馴染みやすいのも当然。こんなふうに派手色の中からシックな色を上手に拾って組み合わせれば、ほら、大人らしく見える。さらに、今回合わせたGジャンやニットはカシミヤ仕立て。色だけでなく、素材もリッチならいうことなしってわけ。こんな感じで、派手柄を攻略できたら、コーデの幅もぐ~んと広がるはず!
カシミヤニットGジャン45万3000円(アラヌイ /イーストランド)、カシミヤニット4万4626円(ダブルピー ウエストポイント/Safari Lounge)、イージーパンツ2万円(アーモンド/トライオン)、サングラス3万5000円(モスコット/モスコット トウキョウ)、スニーカー6万円(ゴールデン グース/ゴールデン グース 東京店)
〈Relax pants Style 02〉
淡ベージュ×グレーなら大人な雰囲気!
今年はなにかとスポーツ関連のイベントが多く、ファッションもスポーティな気分に傾いている人もいるかも。でも、スポーツ由来のアイテムって、大人が着るとワル目立ちしないか不安に感じる人も多いかと。その原因はたいていの場合、派手な配色やライン入りデザインだったりする。というわけで、改めてこのコーデを見てみて。一見どこがスポーティなの? と思ってしまいそうな上品さ。でもコレ、アウターはスタジャン型だし、パンツはドローコード付きの楽ちんパンツ。実はとってもスポーティなアイテム構成。なのに大人感が漂っているのは、スタジャンが上品なスウェード素材なことに加え、楽パンもスラックス生地だからだ。これが、メルトン素材で多色使いのスタジャンとスウェットパンツだったらこうはいかない。さらに色使いも大人感に一役買っている。それが淡いベージュとグレーの落ち着いた合わせにしたこと。さらにこの品格をキープするなら、もちろん足元もすっきりモノトーンがベター。こんな大人っぽい姿なら、スポーツ観戦でも一目置かれること間違いナシ⁉
レザースタジャン47万円(アイモネ/ブルズアイ PR)、タイダイTシャツ9800円(レミ レリーフ/ユナイト ナイン)、手に持ったカーディガン2万9000円(ナナミカ/ナナミカ 東京)、イージーパンツ3万円(RHC/RHC ロンハーマン)、ニットキャップ5200円(キャル オー ライン/ユナイト ナイン)、サングラス3万4000円(モスコット/モスコット トウキョウ)、スニーカー2万5000円(トラディショナル ウェザーウェア×スペクタスシュー/トラディショナル ウェザーウェア 青山メンズ店)
〈Relax pants Style 03〉
上品コーデも新鮮にアップデイト!
今日はデートだからジャケット&シャツに長丈コート。そんなワンパターンな展開にはまっていないだろうか? 確かに、大人カジュアルには品格が大事だが、それを意識するあまり無難なコーデになっては本末転倒。そこでこのコーデにご注目。いつもどおりのジャケットにコートと思いきや、実は素材使いにひと工夫あり。テイラードジャケットはまさかのデニムだし、コートは長丈では珍しいシャカシャカ系。どう? これだけでも意外性があるでしょ!? で、よ~く見るとインに着ているシャツのセレクトにも工夫が。白シャツは白シャツでもバンドカラー。襟付きのシャツと違って、ほどよいリラックス感があるから、脱・マジメな印象を作り出せる。当然、パンツもお堅いスラックスでドレッシーにというよりは、リネンの楽パンでゆったり感を出すほうがバランスを取りやすい。そのぶん、足元だけはちょっと品のいいローファーで格上げしてみてもいいかも。ほら、定番的な上品コーデも細部に気を配れば、ここまで新鮮にアップデイトできる!
ナイロンコート3万4000円(エストネーション)、デニムジャケット11万5000円(ヤコブ コーエン/ヤコブ コーエン ギンザ シックス)、バンドカラーシャツ2万4000円(アー・ペー・セー/アー・ペー・セー カスタマーサービス)、手に持ったニット3万2000円(アクネ ストゥディオズ/アクネ ストゥディオズ アオヤマ)、リネンパンツ2万1000円(ブリリア 1949/トヨダトレーディング プレスルーム)、メガネ3万1000円(モスコット/モスコット トウキョウ)、ローファー10万円(ジェイエムウエストン/ジェイエムウエストン 青山店)
〈Relax pants Style 04〉
秘訣は渋色まとめにアリ!
スポーティな楽ちんアイテムが頭角を現している昨今。とはいえ、大人たるものジャージで過ごすのは小恥ずかしい。そんな人には、楽ちんなのに街着にも使えるイージーパンツがうってつけ。普通のパンツに見えるのに、実はウエストはドローストリングで締めつけ感がないし、進化したナイロンや伸び~る素材の採用で、とにかく履き心地が快適。アクティブな休日にはぴったりな1枚ってわけ。そんなイージーパンツの着こなしで注意するべき点は、小僧に見せないということ。で、作ったのがコチラ。スタイルはカジュアルだけど、どことなく大人っぽさを感じません? その秘訣は、全体を渋カラーでまとめたことにある。まず、イージーパンツには、スポーティになりすぎないシックなカーキを選び、次にインのパーカには、差し色になりつつも大人感が醸せる褪せ色を。カーキとの相性を考えればこんなマスタードイエローなんてぴったり。さらに、武骨さが魅力のMA-1にはぐっとスタイリッシュに見えるブラック。な~んて具合。ね、こんな渋カラーまとめなら、観戦会場で一目置かれる大人っぽさが演出できる!?
MA-1ブルゾン7万2000円(アクネ ストゥディオズ/アクネ ストゥディオズ アオヤマ)、パーカ2万8500円(ファッチーズ/シック)、手に持ったチェックシャツ1万9000円(サタデーズ ニューヨーク シティ)、イージーパンツ1万4000円(ぺぺジーンズ ロンドン/LTN ショールーム)、サングラス2万9000円(デウス エクス マキナ/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)、スニーカー9000円(コンバース/コンバースインフォメーションセンター)
●イーストランド
TEL:03-6712-6777
●ゴールデン グース 東京店
TEL:03-6803-8272
●Safari Lounge
TEL:03-4485-1305
●トライオン
TEL:03-5820-7785
●RHC ロンハーマン
TEL:045-319-6700
●トラディショナル ウェザーウェア 青山メンズ店
TEL:03-6418-5712
●ナナミカ 東京
TEL:03-5728-3266
●ブルズアイ PR
TEL:03-6452-6277
●モスコット トウキョウ
TEL:03-5464-9976
●ユナイト ナイン
TEL:03-5464-9976
●アクネ ストゥディオズ アオヤマ
TEL:03-6418-9923
●アー・ペー・セー カスタマーサービス
TEL:03-3710-7033
●エストネーション
TEL:0120-503-971
●ジェイエムウエストン 青山店
TEL:03-6805-1691
●トヨダトレーディング プレスルーム
TEL:03-5350-5567
●ヤコブ コーエン ギンザ シックス
TEL:03-3572-0017
●ニューエラ
TEL:03-5773-6733
●ヤマト インターナショナル
TEL:03-5493-5651
●LTN ショールーム
TEL:03-6690-8776
●コンバースインフォメーションセンター
TEL:0120-819217
●サタデーズ ニューヨーク シティ
TEL:03-5459-5033
●シック
TEL:03-5464-9321
●ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム
TEL:03-3401-5001
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photo : Tomoo Syoju (BOIL) styling : Takumi Tagawa(remix)Takeshi Yanagawa(remix)
※価格は例外を除きすべて税抜き価格です