春夏にモノトーンを着るなら
リアム・ヘムズワースが実践する濃淡テク!
都会的なスマートさを出したいなら、全身をダークトーンでまとめるのが近道。明るい色を使いたくなる季節とはいえ、やっぱり“その手”が有効なのは間違いない。で、問題は全体がノッペリしてしまって、なんだかメリハリのない着こなしになってしまうケース。メリハリがあって、こなれた印象のダークトーンコーデにするには、どうしたらいいのだろうか。
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そこで注目したいのが、サーフィンの腕前もプロ並みな俳優のリアム・ヘムズワース。サーファーにしては珍しく黒系の着こなしが多い彼だけど、これがいつ見てもこなれ感たっぷり。その秘訣は、同じ黒でもトーンを変えることで、上手にメリハリをつけている点にありそうだ。今回はそんなリアムの”濃淡”黒コーデを見ていくことにしよう。
Style01
チャコールグレーパーカに黒ショーツ
チャコールグレーでお手軽にメリハリ出し!
まずはコチラの初夏向き黒コーデから。キリッとした精悍さのある黒ショーツに、同じような黒のスリッポン。そこに重ねているのが、チャコールグレーのジップパーカだ。パッと見は確かにダークな着こなしだけど、トップを濃いグレーにしただけでメリハリが出ているでしょ? こんな感じで、濃淡を上手に使うのがリアム流ってこと!
Style02
チャコールグレーパーカに黒スウェット
メリハリを効かせてワンマイルをシャープに!
この黒スウェットパンツの着こなしも、先述のStyle01に近いパターン。濃い黒のボトムに対して、トップにチャコールグレーを合わせて立体感を出している。こんなワンマイル的なリラックスコーデでも、メリハリの効いたダークトーンならシャープに見えるもの。手抜き感を出さないためのテクとして、ぜひお手本にしたいところ!
Style03
黒パーカに味あり黒デニム
褪せ感のあるアイテムを上手に使う!
続いてコチラは黒のプルオーバーパーカを中心とした着こなし。今度はトップが濃いめの黒なので、ボトムに褪せたような味がある黒デニムを合わせている。これによってメリハリをつけて、ノッペリするのを防いでいるというわけ。足元にだけ白を取り入れて、少し軽めに見せているのもうまい。パーカの袖にあるチェッカー柄も、いいアクセントになっている!
Style04
黒上下にインナーチャコールグレー
インナーと足元でこなれ感をアップ!
光沢感のある黒のナイロンブルゾンと、すっきりとした細身の黒パンツという着こなしのリアム。ここではインナーにチャコールグレーのTシャツを投入して、巧みに奥行き感を演出。黒のスタイリッシュさはしっかり残しつつ、よりこなれ感のある印象に仕上がっているのがわかる。足元に茶ブーツを合わせているのも、立体感出しには効果的。黒×茶の渋い色合わせなら、大人の洒脱な雰囲気を出すのに最適!
春夏とはいえ、やはり‟モノトーン派”はいるかと。ただ、”全身真っ黒”な~んてことにはしないようにしたい。そこで、活躍しそうなのがチャコールグレー。リアムのように濃淡をつけるなら、こんなチャコールグレーアイテムを取り入れて!
[クルチアーニ]
CRUCIANI
8万5000円(クルチアーニ/クルチアーニ 銀座店)
縫製にもこだわった大人の品格漂うパーカ
生地はもとより、縫製にもこだわった大人の品格漂うラグジュアリーなパーカ。ベーシックなカラーかつ素材のよさを引き立てるシンプルなルックスも魅力。サドルショルダースリーブになっているので腕や肩まわりも動かしやすい。シルクに近いしっとりとした手触りが特徴のスビンコットンを採用。接結編みのほどよい肉感で、吸水性、速乾性に優れ機能面も申しぶんナシ。
[シングファブリックス]
THING FABRICS
8800円(シングファブリックス/シング)
海にも似合う肌触りのいいパイル地T!
素材が際立つベーシックなデザイン。ドロップショルダーでゆったりとしたシルエットはリラックスムード満点。ふっくらとしたパイル素材で肌触りも心地よく、パイル地特有の風合いが味のある雰囲気。大人らしいサーフスタイルを演出してくれる。
[アングレー]
ANGLAIS
2万5000円(アングレー/アングレー 丸の内店)
上品かつ洒落て見せられるグレーパンツ!
カジュアル感がありつつも、クリースラインを入れることで上品な雰囲気に。股上深めのテイパードシルエット。ガーメントダイを施した風合いのあるストレッチ生地。シャツやカットソーと合わせるアイテムを選ばずに活躍。
photo by AFLO