〈カナダグース〉ならではの芸術!
羽で飾られたディスプレイに心奪われる!
つい先日1周年を迎えた〈カナダグース〉の千駄ヶ谷にある店舗。洗練されたインテリアの中に並ぶダウンジャケットは、カジュアルなイメージを覆されるような風格アリ。さらにその雰囲気を高めるかのように登場した、店のウインドーのアート作品は見ごたえ十分。フワフワの白い羽の幻想的なビジュアルを是非体験してみて!
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もともと“デザイナート トーキョー2018”の一環として、建築家の藤本壮介が〈カナダグース〉とコラボし製作したこのアート作品。ちなみに“デザイナート トーキョー2018”というのは、10月28日(日)まで渋谷・青山・六本木など東京の各エリアで開催されたデザイン&アートフェスティバル。ちょうど彼の作品発表の場が、千駄ヶ谷の店舗になっているというわけだ。
1957年カナダのトロントにて創業して以来、厳密なプロダクトコントロールと、革新を続ける確かな技術力で絶大な人気を得ている〈カナダグース〉。
その〈カナダグース〉の世界観を表現するために藤本壮介が使ったのは“羽毛”。規則正しくレイアウトすることで、ブランドの緻密さや精密さを表現。ワイヤーを上下に通して、そこに1枚ずつ手作業で貼られたという。照明装置に照らされた白い羽が黒いパネルから立体的に浮かび上がっているように見えるさまは、なんとも幻想的だ。
そろそろ寒くなってきて、ダウンが欲しいと思っている人も多いだろう。ちょうど〈カナダグース〉に行こうと思っていたという人はもちろん、そうでない人も、このアートを見るためにショップへ行く価値アリですよ!
藤本壮介 1971年 北海道生まれ。東京大学工学部建築学科卒業後、2000年 藤本壮介建築設計事務所を設立。2014年 フランス・モンペリエ国際設計競技最優秀賞、2015年 パリ・サクレー・エコール・ポリテクニーク・ラーニングセンター国際設計競技最優秀賞、2016年Réinventer Paris国際設計競技ポルトマイヨ・パーシング地区最優秀賞を受賞。2017年ベルギー・ブリュッセル 国際設計競技最優秀賞、フランス・ニース 国際設計競技最優秀賞を受賞。2018年ザンクト・ガレン大学HSGラーニング・センター 国際設計競技最優秀賞につぎ、フランス・ロニー=スー=ボワ 国際設計競技最優秀賞を受賞。
主な作品に、ロンドンのサーペンタイン・ギャラリー・パビリオン2013 (2013年)、House NA (2011年)、武蔵野美術大学 美術館・図書館 (2010年)、House N (2008年) 等がある。