洒落者が注目するリカバリーサンダル、 知っておくべきブランド5!
昨今のスニーカーのクッション性の高さは、実に優れている。その右肩上がりな履き心地の向上は、実はサンダルにおいても起きている。それが、リカバリーサンダル。ここ数年のサンダル人気によって一気に広まった、リカバリーサンダルとは一体どんなものなのか。
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リカバリーとは、回復、取り戻すという意味。つまり、リカバリーサンダルとは、疲れた足を回復させるためのサンダルというわけだ。本来はスポーツ後の足を癒すために生まれたものだが、昨今夏に限らずサンダルがファッションアイテムとして人気を集めており、またボリュームのあるソールがダッドスニーカーのようで今どきデザインとあって、ワンマイルどころかお出かけサンダルとしても市民権を得ている。
サンダルのように気軽に履けて、それでいてスニーカー並みの高いクッション性は、確かに一度履くとヤミツキに。トングタイプは夏シーン向けだが、ストラップタイプならソックスと合わせて秋も楽しむことが可能に。快適な履き心地で、イマドキなファッションとも相性がいいとなれば、サンダル市場を牽引する存在となったのも、頷ける。
“OOriginal”7480円(ウーフォス/アルコインターナショナル)
2011年にアメリカ・マサチューセッツ州で誕生したリカバリーシューズのパイオニアとなるブランド。大手スニーカーブランド出身者たちによって独自開発された特殊素材ウーフォームは、足裏への衝撃を軽減。そして水に浮く軽量性と歩行を促す形状により、疲れた足・膝・背中を癒してくれる。その効果は、全米足病医学協会から認められているなど、医学的にも証明されている。
“ORA LUXE”1万1000円(ホカ/デッカーズジャパン)
ご存知、ダッドスニーカー人気の火付け役。そのボリューム満点のEVAソールがもたらす衝撃吸収能力はサンダルにおいても抜群で、この“オラ ラックス”ではクッション素材とメッシュを組み合わせたAriaprene Canopyとの併用でより軽やかな履き心地を楽しませてくれる。ちなみにソールはサトウキビ由来でサステナブルな一面も。
“W-BUCKLE”8580円(テリック/ドウシシャ)
リカバリーサンダル市場を牽引するアメリカで誕生し、その後日本では2018年に日本人向け仕様に改良。独自配合のEVAソールに加え、日本人の足型に沿った形状は総合病院で採用されるほど足への負担を軽減。アーチサポートと深めのヒールカップが、同時に高い安定感とフィット感を実現。湾曲したロッカーボトムが、歩きやすさも提供する。
6600円(サロモン/サロモン コールセンター)
マウンテンブーツからトレッキングブーツまで、過酷な環境で使用するシューズを作るブランドが作るとあれば、その信頼性も確か。その名も“リラックス スライド5.0”。生体力学に基づいたEndoFit テクノロジーが、足全体をホールドしつつ筋肉への負荷を軽減。通気性の高いメッシュ製アッパーで、リラックスした履き心地と安心感を両立する。
“KUVAA”1万2100円(リグ・フットウェア/メスタ)
日本発のリカバリーサンダルブランド。厚底のフルコンプレッションEVAミッドソールが高い衝撃吸収性と安定性を両立し、さらにハイグリップなリサイクル軽量ラバーアウトソールが、悪路でもしっかりとした歩行を確保。その優れた履き心地を、こんなメッシュストラップタイプなら、より一層体感することができるはずだ。
一体成形からストラップ系まで、アッパーデザインの自由度が高いのもサンダルの見どころ。一度履くとあまりの心地よさについ遠くへ行きたくなるだろうが、ヒールストラップがないリカバリーサンダルは、クルマの運転には不向きなのでここは注意を。
●アルコインターナショナル
TEL:06-6563-7346
●サロモン コールセンター
TEL:03-6631-0837
●デッカーズジャパン
TEL:0120-710-844
●ドウシシャ
TEL:0120-104-481
●メスタ
TEL:042-519-4944
photo : Tomoo Syoju(BOIL) styling : Takumi Tagawa text : Masafumi Yasuoka