4発の銃弾を引き金にアメリカのタブーに挑む!
右:捜査官 アッシュ・アキノ 左:捜査官 ブレストン・テリー アメリカが抱える問題の中でもことに根深いのが、人種問題。これは非常にセンシティブであるため、ショービジネス界では表立って取り上げたり、語られることが少ない。そんなタブーな題材に真正面から挑んだのが、本格的サスペンス…
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アメリカが抱える問題の中でもことに根深いのが、人種問題。これは非常にセンシティブであるため、ショービジネス界では表立って取り上げたり、語られることが少ない。そんなタブーな題材に真正面から挑んだのが、本格的サスペンスドラマ『運命の銃弾』。ことの発端は、アメリカ南部ノースカロライナ州の小さな町で起こった事件。黒人の保安官が白人の少年に発砲し、死亡させてしまったというアクシデント。悲劇的な事件を解決するべく捜査のために送りこまれた主人公。それが、アメリカ合衆国司法省に所属する捜査官アッシュと検察官プレストン。さらに、捜査が進む中で浮かび上がってきたのが、かつて黒人少年が射殺されていたというもうひとつの発砲事件。しかも、この事件は、目撃者の失踪や証拠の隠蔽工作など、不可解に揉み消されていたのだ。この2つの発砲事件が奇妙な繋がりを見せ、ますます捜査は複雑さを増していく。果たして、アッシュとプレストンは真実にたどりつけるのか。2014年、白人警官が18歳の無防備な黒人青年に発砲し、死亡させた“ファーガソン事件”。これは日本でも大きく報道された。このような事件はアメリカの今を象徴しており、それを投影したこのドラマは、世界が考えさせられるドラマの域を超えた作品に仕上がっている。
①リアルなアメリカを投影
日本でも大きく報道された、白人警官が黒人少年を射殺した“ファーガソン事件”のような事件が後を絶たないのが現状だ。
②4発の銃弾とはなにか!?
白人少年射殺事件は単なる悲劇では終わらず、強大な抗争を引き寄せていくことに。今のアメリカが抱える社会問題。
③サイドストーリーも満載
主人公のプライベートの顔をはじめ、捜査以外のストーリーもドラマを援護。州知事役ヘレン・ハントなど脇を固める役者にも注目。
●運命の銃弾
8月9日(水)23:00~ FOXでスタート(毎週水曜23:00~24:00)
●フォックス カスタマーセンター
TEL:0570-000-620(平日10:00~20:00 年中無休)
URL:tv.foxjapan.com
雑誌『Safari』9月号 P266掲載