大人好みのモノトーンで’90年代の香りを楽しめる〈サンローラン〉のスニーカー!
革の端を特殊な素材でこすって塩漬けして、ヴィンテージ感を演出。“LAX(ロサンゼルス国際空港)”の名称も魅力。予定価格15万1800円(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ/サンローラン クライアントサービス)
’90年代が物欲をそそる!?
ヒップホップには、古きよき音源を元ネタとしてサンプリングした名曲が多い。でも、不思議なことにその曲をきっかけに元ネタの原曲を掘り下げて聴いてみると、いまいちピンとこないことも多かったりする。実はそれがかつての名曲だったりするのだが、なんだか心に響いてこないこともあるのだ。要は、かつての名曲を現代のフィルターを通して聴くことで時代に合った音になり、それが聴く人の心を捉える楽曲になっている部分も大きいのかと。
そんな現代のフィルターを通すことで生まれる魅力を、スニーカーのお洒落で体験させてくれるのが、〈サンローラン〉の新作だ。“LAX”と名づけられたこの1足は、’90年代のスタイルを反映したヴィンテージルックのミッドスニーカー。当時のバッシュをイメージしたディテールを採用しているのだが、トーン・オン・トーンの配色で洗練されたスタイルに昇華されている。
’90年代当時と同じスニーカーを発見すると一瞬、懐かしさに駆られるけど、今のお洒落や気分に合わないこともある。その点、こんな感じで現代のフィルターを通した1足なら、履きたくてウズウズするはず。当時の音源をサンプリングした曲を聴きながら是非!
後ろ姿でさりげなくアピールできる位置に、〈サンローラン〉のメゾン名がゴールドカラーで描かれている。内部は通気性に優れるポリエステル製のハニカム構造で、快適さに配慮
●サンローラン クライアントサービス
TEL:0120-95-2746
雑誌『Safari』1月号 P57掲載
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text : Takumi Endo