〈ヒステリックグラマー〉夏を満喫するための“和洋折衷”アロハ!
季節に応じたお洒落を楽しむのが大人のお洒落の鉄則。つまり、夏には夏らしいアイテム選びが肝心だ。そこで、この夏おすすめなのが、個性派アロハ。季節感はもちろん、開放的になりたい今の気持ちを盛り上げてくれる!
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HYSTERIC GLAMOUR
夏の風物詩と聞いて、なにを思い浮かべる? ここ日本では、花火大会やお祭りなどを思い浮かべる人が多いだろうか? 花火=夏というのは、日本ならではと聞く。欧米では祝いごとの際(ニューイヤーイベントでの花火がわかりやすいだろうか!?)に、花火を打ち上げることが多いから、夏限定の日本の花火が不思議に見えるらしい。
お祭りも夏の風物詩だろう。カリフォルニア州サンディエゴには日本同様、夏の風物詩といわれる“カウンティ・フェア”なるイベントがある。日本の夏祭りのようなものと紹介されることが多いけれど、その規模は比較にならないほど大きい。毎年6月から7月までの1カ月間開催され、総入場者数は150万人を超えるという。農産物や畜産物の品評会がそのはじまりといわれるが、今では、移動遊園地や屋台、ビアガーデン、ライブステージなどもあり、もはや“フェス”のような感じだ。
そんな“夏の風物詩”が洋服にあるとすれば、それは“アロハシャツ”が筆頭ではないだろうか? 暑くなってくると着たくなるし、着ていると、自然と夏を満喫しているような気分にさせてくれる。アロハといえば、日本の着物に着想を得たともいわれる、そのオリエンタルな絵柄にも注目が集まる。今回紹介する〈ヒステリックグラマー〉のアロハシャツもモンスターとセクシーな女性がモチーフになった総柄がポイントだ。
熟練の職人が17枚の型を使い、1枚1枚色を重ね、仕上げたというこのプリントは、ヴィンテージのような素材感も相まって、どこか懐かしく、アロハが本来持つ“和洋折衷”感もしっかりある。着てみるとより実感するが、ほどよくゆとりのあるシルエットで、軽快に着こなせるのも嬉しい。さあ、この“夏の風物詩”を着て、どこへ行く!? 日本の夏祭りだって、カリフォルニアの夏祭りだって存分に満喫できる“和洋折衷”アロハ。是非、お試しあれ!
ヴィンテージのアロハシャツの表情と落ち感を再現すべくレーヨン縮緬を使用。艶感が美しく、発色がいいのが特徴で、描かれたモンスターや女性の肌の繊細なグラデーションはこの生地ならでは。さらに、植物や岩の鮮明な色は、高度な抜染・着色技術によって表現されたハイクオリティな1枚。3万9600円(ヒステリックグラマー)
●ヒステリックグラマー
TEL:03-3478-8471
雑誌『Safari』8月号 P226掲載
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