髪が真っ白で薄くなり、どこか生気も無さそうのは俳優ホアキン・フェニックス。まさか、コロナ禍の生活ですっかりと老けこんでしまったのか? なんて心配をしてしまうところだが、これはホアキンが出演する最新映画『Disappointment Blvd.』(原題)の撮影風景だ。
JOAQUIN PHOENIX[ホアキン・フェニックス]
本作は、史上最も成功した起業家のひとりを数十年にわたって描く内容で、役どころや物語の詳細は明らかになっていない。ホアキンといえば、2019年『ジョーカー』で約23kgの減量を行うなど、徹底した役作りをすることでも知られている俳優。今回も、こだわりの役作りでこのような風貌へと激変したに違いない。
ホアキンの風貌以外に本作で注目を集めているのが製作陣。監督は、『ヘレディタリー/継承』、『ミッドサマー』で観客を恐怖に陥れたアリ・アスターが務める。となると、やはりホアキンにも悲劇が待ち受けることになるのだろうか? 7月27日にカナダのモントリールで行われたロケ撮影では、怪しげに街をさすらう場面を収録。どうやら、そのような展開になりそうな予感だ。製作は、前述の2作品や『ムーンライト』『レディ・バード』など良質な作品を手がけているA24が担当する。
映画『Disappointment Blvd.』(原題)の全米公開日は未定。