アクションに加えて演技も上手い!
アンジェリーナ・ジョリー映画5選!
2000年からUNHCRの親善大使として活動しているアンジー。プライベートでは2度の離婚を経験し、実子、養子合わせて6人の子供の母親でもある。けれども忘れちゃいけないのが、その演技力。24歳のときに『17歳のカルテ』でアカデミー賞助演女優賞を獲得するなど、俳優としての技量は相当なもの。そこで、彼女が最も輝いている出演作5本をセレクトしてみた!
ANGELINA JOLIE[アンジェリーナ・ジョリー]
『ボーン・コレクター』
製作年/1999年 監督/フィリップ・ノイス 共演/デンゼル・ワシントン、クィーン・ラティファ
アンジーの初主演作品!
脊髄の損傷により寝たきりの身体になってしまったNY市警のライム(デンゼル・ワシントン)。現在は優秀な犯罪学者として活躍する彼が、無残な男の死体の捜査に乗り出す。ベッドから動けない自分の代わりとして、現場に残された証拠をカメラに収めた青少年課の警官アメリア(アンジェリーナ・ジョリー)を助手に指名。ベッドから無線で指示を送り、事件の捜査にあたる。
ベッドから動けない刑事リンカーン・ライムと、彼の代わりに動く相棒アメリアが、お互いに欠けていた部分を補うように高め合いながら犯人を追い詰めていくサイコスリラー。当時24歳で、まだ無名だったアンジーの初主演作。捜査に参加したがらない、警官役を初々しく演じている。透明感があって、かわいらしく笑う姿はかなり貴重。
『17歳のカルテ』
製作年/1999年 監督・脚本/ジェームズ・マンゴールド 共演/ウィノナ・ライダー、クレア・デュヴァル、ブリタニー・マーフィ
エキセントリックで繊細な演技が光る!
17歳のスザンナ(ウィノナ・ライダー)は、アスピリンを大量に飲んで自殺を図り、精神科に入院。医師の診断は、自分の心をコントロールできなくなる“境界性人格障害”だった。常に監視される病院生活の中で絶望感を感じていたスザンナは、病棟のリーダー格であるリサ(アンジェリーナ・ジョリー)に惹かれ次第に仲良くなっていく。
病棟のボス的存在で、反社会性人格のリサは、自由奔放でかつ凶暴性のある性格。実生活でも、10代の頃に人生の苦しさを味わっていたアンジーのハマり役。他を圧倒する色気や迫力、なげやりな態度、眉毛の微妙な動きなど、抜群の存在感を発揮。この卓越した演技で映画賞を総ナメにし、第72回アカデミー賞助演女優賞も獲得。一躍、名を世界中に広めた。
『トゥームレイダー』
製作年/2001年 監督/サイモン・ウェスト 共演/ジョン・ヴォイト、イアン・グレン、ダニエル・クレイグ
二丁拳銃がよく似合う!
世界中でヒットした人気ゲームを映画化。類まれな才能を持つ美しきトレジャーハンターのララ・クラフトは、ある日20年前に失踪した父の隠し部屋で謎の時計を発見する。さっそくララは時計の謎を調べはじめるが、ある組織の奇襲を受けて時計を奪われてしまう。実はその時計には、時空を支配できる秘宝のありかが隠されていた……。
冒頭のロボットとの闘いや、屋敷でロープを使ったアクションと本題に入る前からアクションがふんだんに展開する。二丁拳銃を使ってバンバン敵を倒す姿は、誰がみても惚れるほど魅力的。アンジーほど銃火器を構えたポーズがさまになる女優はいないはず。それでいて、ナイスバディなので、美しさも保たれているのだから、恐れ入る。
『Mr.&Mrs.スミス』
製作年/2005年 監督/ダグ・リーマン 共演/ブラッド・ピット、ヴィンス・ヴォーン、アダム・ブロディ
ブラピと恋に落ちた作品!
建築設計事務所を経営するジョンと、サーバの管理会社を経営するジェーンは、コロンビアのボゴタで出会い、わずか6週間で結婚。NYで暮らしている。しかし結婚から6年が経ち、お互い忙しくすれ違うことも増え、それぞれ隠し事をしていることが発覚。改めてカウンセリングを受けることになるが、実はふたりはそれぞれプロの暗殺者という裏の顔を持っていた……。
クルマをぶつけ合い、ナイフを振り回し、家中に隠してあった武器で銃撃戦をするという、激しすぎる夫婦喧嘩が楽しい本作。アクションだけでなく軽妙な掛け合いも見どころ。この撮影でブラピと出会い、恋に落ちたといわれている。『ボーン・アイデンティティ』のダグ・リーマン監督によるテンポのよい演出が際立つ。
『マレフィセント』
製作年/2014年 監督/ロバート・ストロンバーグ 共演/シャルート・コプリー、エル・ファニング
美魔女のオーラで圧倒!
ある王国のプリンセス、オーロラ姫(エル・ファニング)の誕生パーティに現れた邪悪な妖精、マレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)。彼女は、オーロラ姫に永遠の眠りにつく呪いをかけてしまう。マレフィセントは何者なのか? なぜマレフィセントは呪いをかけたのか?
黄色い瞳、悪魔のような角、尖った頬など、迫力満点の魔女マレフィセント。その力強い女性像はまさしくアンジーにぴったり。彼女自身も“ディズニーで一番好きなキャラクター”と語っていただけに、生き生きと魔女役を演じている。恐ろしいビジュアルをしているが、家族思いというギャップも魅力のひとつ。役の背景にアンジー自身の生き方や苦悩が垣間見えるため、実は彼女の一番のハマり役なのかもしれない。
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