宝石級の美しさにノックダウン!
ハリウッド美女5人のセクシーすぎる映画5選!
ハリウッド女優といえば、美しさも武器のひとつ。そこで、人気のハリウッド女優5人の美貌と妖艶さが尋常じゃないくらい発揮されている5本をセレクト。思わずウットリしてしまうこと請け合い!
ANGELINA JOLIE[アンジェリーナ・ジョリー]
『ポワゾン』
製作年/2001年 監督/マイケル・クリストファー 共演/アントニオ・バンデラス、トーマス・ジェーン
妖艶なアンジーに惹かれる!
舞台は1880年代のキューバ。文通を交わしたアメリカ人女性ジュリアを妻として迎えたルイス(アントニオ・バンデラス)だったが、実際にやって来たジュリア(アンジェリーナ・ジョリー)はルイスがもらっていた写真とは明らかに別人。
ジュリアの「自分の容姿を目当てにされないように用心して別人の写真を送った」という言い訳を信じてルイスは予定どおり結婚するが、のちにジュリアは財産を持って失踪してしまい……。
とにかくアンジェリーナ・ジョリーの妖艶さが尋常でない本作。危険な香りを察して近づかないほうがいいとわかってはいても、目の前で「愛してる」と彼女に言われればつい信じてしまいたくなる。
たとえ、その後に地獄を見ることが明らかでも。というわけで、ルイスが翻弄されるのも仕方ない。対するアントニオ・バンデラスもオスな魅力がたっぷりで、ふたりの激しいラブシーンもある意味、見どころ。
HALLE BERRY/ハル・ベリー
『チョコレート』
製作年/2001年 監督/マーク・フォースター 共演/ビリー・ボブ・ソーントン、ヒース・レジャー
巧みな演技が美しさを後押し!
ハル・ベリーが黒人女性として初めてアカデミー賞主演女優賞を受賞したヒューマンドラマ。死刑囚の夫の刑執行後に息子も事故で亡くしたレティシア(ハル・ベリー)と、息子を自殺によって亡くした白人看守ハンク(ビリー・ボブ・ソーントン)が心を寄せ合っていく過程はラブストーリーといえるが、背景にあるのは人種差別。
特にハンクの父親は典型的なレイシストであり、ハンク自身もそういった差別する心がある。けれど、ふたりは互いの喪失感を埋めていくことで、新たな人生を見出す。
ハル・ベリーとビリー・ボブ・ソーントンの演技巧者ふたりの静謐な佇まいに惹き込まれる。ふたりが抱き合うシーンはその濃厚さが話題にもなったが、エロティックというよりはお互いの孤独や寂しさを埋めるかのような心のやり取りに見えて胸が締め付けられるもの。ハンクの息子で心優しいソニーを演じるヒース・レジャーも印象を残す。
MARGOT ROBBIE/マーゴット・ロビー
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
製作年/2013年 監督/マーティン・スコセッシ 共演/レオナルド・ディカプリオ、ジョナ・ヒル、ジャン・デュジャルダン
強くて美しい女性を好演!
レオナルド・ディカプリオ&マーティン・スコセッシ監督のコンビ作5本めになる、ウォール街を舞台にした波乱万丈の伝記コメディ。一攫千金を夢見てウォール街に足を踏み入れたジョーダンは持ち前の話術とバイタリティで若くして会社社長になり、女・金・ドラッグなんでもござれの狂乱の日々を送る。しかし、詐欺に手を染めたことから一気に転落してしまう。
ジョーダン=ディカプリオの妻ナオミを演じるのが、当時はまだ無名だったマーゴット・ロビー。ディカプリオを相手に一歩も引かない、コケティッシュで強気で大胆なナオミ役が話題になり、一気に知名度を上げた。
ふたりのベッドシーンはもちろん、ナオミが超ミニワンピースでジョーダンにピンヒールでおあずけを食らわすシーンの憎らしいほどのかっこよさ! 主導権を握る女性を演じさせたらマーゴット・ロビーは最強かも⁉
SALMA HAYEK/サルマ・ハエック
『フロム・ダスク・ティル・ドーン』
製作年/1996年 監督/ロバート・ロドリゲス 共演/ジョージ・クルーニー、クエンティン・タランティーノ、ハーヴェイ・カイテル
クールビューティな姿に釘づけ!
全米各地で強盗殺人を繰り返し、メキシコ国境に逃げてきたゲッコー兄弟(ジョージ・クルーニーとクエンティン・タランティーノ)。彼らは、怪しげなトップレスバーで現地の犯罪組織の代理人と待ち合わせる。働く女性たちはみなセクシーだが、実はそこはヴァンパイアの巣窟。夜が更けると女性たちはゲッコー兄弟に牙を向けてきて……。
クール&エロティックなヴァンパイアのクイーンを演じるのはメキシコの至宝サルマ・ハェック。大蛇を巻き付けたダイナマイト・ボディの艶やかさや妖しさ、ミステリアスでありながら迫力も感じさせるのはやはりサルマ様唯一無二。
血のり満載のホラーとアクションにセクシーな味付けをしてくれている。ちなみにゲッコー兄弟となぜか一緒に戦うことになるジュリエット・ルイスもキュートです。
AMANDA SEYFRIED[アマンダ・サイフリッド]
『CHLOE/クロエ』
製作年/2009年 監督/アトム・エゴヤン 共演/ジュリアン・ムーア、リーアム・ニーソン
魔性の女ぶりにゾクゾクさせられる!
夫デヴィッド(リーアム・ニーソン)の浮気を疑った妻キャサリン(ジュリアン・ムーア)が、美しい娼婦クロエに出会い、彼女に夫を誘惑してほしいと頼んだことから予想外のことが起こるサスペンス。
アマンダ・セイフライドがキーパーソンとなるクロエを演じ、出世作『マンマ・ミーア!』の明るく爽やかなイメージを一新。家族の間にジワジワと入り込んでいく魔性の女の狂気を見せる。
デヴィッドとの情事を事細かに報告したり、かと思えばキャサリンにふいにキスしたり、ひとり息子マイケルに近づいたり……。クロエの思わせぶりな行動にキャサリンでなくともゾクゾク!
振り回されるキャサリンの焦燥も見どころだ。クロエとキャサリンの官能的なシーンもあるが、ジュリアン・ムーアとアマンダ・セイフライドという美女ふたりの組み合わせによって美しく切なさも感じるシーンになっている。
photo by AFLO