つま先に角を持たせることで足元がシャープな印象に。〈ベルルッティ〉が長年培ってきたドレスシューズの設計思想を感じられる。21万3400円(ベルルッティ/ベルルッティ・インフォメーション・デスク)
若い頃はもっと尖っていた気がする。考え方も、服の選び方も、人との距離感も。年を重ねるにつれ、自然と角は取れていく。悪いことじゃない。むしろ、そのほうが生きやすい。でも、ふとした瞬間に思わない!? あの頃の尖りは本当にもう必要ないのだろうか。
で、〈ベルルッティ〉のスニーカー“ステラー”を見てほしい。スクエアトウと呼ばれる“角”のあるつま先は、定番の白スニーカーと比べると少しだけ個性的。丸いトウが主流の中で、この“角”は静かにオリジナリティを主張している。さらに見逃せないのが、切りっぱなしのディテール。完璧に整えすぎない。あえてデザインに余白を残すことにより、まるで履く人の人生やスタイルが入り込む余地を作っているようだ。大人になって、丸くなった今だからこそ、すべてを無難にまとめる必要はない。このスニーカーを履いて街を歩くと、足元をふと見下ろした瞬間に、自分の中にまだ残っている“尖り”に気づく。強がりでも反抗でもない。ただ、自分らしさの芯としての“角”がそこにある。若い頃の自分を取り戻すためじゃない。思い出すために、“角”を履く。それができるのが、大人の余裕なのかもしれない。
シボ感のあるオフホワイトレザーは柔らかく、品がありながらもどこかカジュアル。白スニほど軽くなりすぎないため、デニムからスラックスまで幅広く合わせやすい
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●ベルルッティ・インフォメーション・デスク
TEL:0120-961-859
※『Safari』4月号82ページ掲載
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