

イギリスの荒野で美しいウェディングドレス姿を披露したのは俳優マーゴット・ロビー。彼女はここで、新作映画『嵐が丘(原題)』の撮影に臨んでいる。米DEADLINEによると本作は、世界三大悲劇の一つに数えられるエミリー・ブロンテの同名小説を映画化するもので、監督・脚本を『プロミシング・ヤング・ウーマン』(2020年)のエメラルド・ファネルが務める。小説の核となるのはアーンショー家に引き取られた孤児ヒースクリフと、その家の娘キャサリンとの情熱的で悲劇的なラヴストーリーで、マーゴットは主人公キャサリン・アーンショーを演じる。ヒースクリフ役は『プリシラ』(2023年)のジェイコブ・エロルディが扮する。マーゴットはプロデューサーも兼任。
映画『嵐が丘(原題)』は2026年2月13日全米公開。

アイルランドのウィックロー州エニスケリー村でジェイソン・ステイサム主演の新作映画が撮影中。この場所は『魔法にかけられて2』(2022年)の撮影地として知られる美しい村で、この日はジェイソンも撮影現場に姿を見せた。米DEADLINEによると本作は、『エンド・オブ・ステイツ』(2019年)のリック・ローマン・ウォー監督によるアクションスリラー作品。スコットランドの孤島で隠遁生活を送る男メイソンが海から少女を救出したことで、危険な出来事が次から次へと起こり、自宅が襲撃される事態に発展。彼は自身の波乱に満ちた過去と向き合うことを余儀なくされるという内容。ジェイソンは主人公メイソンを演じ、プロデューサーも兼任する。共演は新人のボディ・レイ・ブレスナック、ビル・ナイ、ナオミ・アッキー、ダニエル・メイズ。本作のタイトルは未定。
ジェイソンは同じアクションスリラー作品として、シルベスター・スタローンがデヴィッド・エアー監督と共同脚本を務めた『A Working Man(原題)』(3月28日全米公開)とジャン=フランソワ・リシェ監督の『Mutiny(原題)』(2026年公開予定)が待機している。

カリフォルニアのフラートンで、アップルTV+のミニシリーズ『Margo's Got Money Troubles(原題)』の撮影が行われた。現場には主演のエル・ファニングが姿を見せ、険しい表情をしながら自転車を漕ぐシーンに挑んでいた。米DEADLINEによると本作は、ルフィ・ソープの同名ベストセラー小説を原作にしたシリーズドラマ。主人公マーゴ・ミレットは地元の短大で教授と不倫の末、妊娠してしまう。20歳となった彼女は、赤ん坊を抱えて失業中。さらに、住まいも立ち退きを迫られる事態に陥るなか、疎遠だった元プロレスラーの父親ジンクスが現れる。同居したいという父親の申し出を、育児を手伝う条件で承諾した彼女は、生活費を稼ぐために成人向けのサブスク型SNS”OnlyFans”を始めることに。父親のアドバイス通りに、ファンにコンテンツを提供していくのだが……、という内容。マーゴ役をエルが演じ、父親ジンクス役にはニック・オファーマンが扮する。またフーターズのウエイトレスで母親のシャイアン役にミシェル・ファイファー、そのほかにニコール・キッドマン、マイケル・アンガラノ。製作総指揮にはエルとニコール、ミシェルのほか、エルの姉ダコタ・ファニングも名を連ねている。ミシェルの夫で『アリー my Love』のデヴィッド・E・ケリーがショーランナーと製作総指揮、脚本を担当。制作はA24ほかが務める。


ギリシャのメトニで撮影を行っていたのは、クリストファー・ノーラン監督の新作映画『The Odyssey(原題)』。この日は、波のある荒れた天候のなか監督自ら船に乗り、出演するトム・ホランドらの船上シーンを撮影したようだ。米DEADLINEによると本作は、ホメロスの同名叙情詩を原作にしたもので、トロイ戦争後、英雄オデュッセウスの危険な帰還の旅を描いていく。オデュッセウスは、単眼の巨人キュクロプスのポリュペモス、セイレーン、カリプソ、魔女の女神キルケーと遭遇しながら、妻ペネロペの待つ故郷を目指す内容。マット・デイモンがオデュッセウス役を演じ、トム・ホランドはその息子テレマコスに扮する。クリストファー・ノーランは製作・監督・脚本を担当。共演は、アン・ハサウェイ、ロバート・パティンソン、デンゼイヤ、シャーリーズ・セロン、ミア・ゴス。
映画『The Odyssey(原題)』は2026年7月17日全米公開予定。

Anya Taylor-Joy[アニャ・テイラー=ジョイ]
ロサンゼルスでアップルTV+の新作リミテッドシリーズ『Lucky』の撮影が行われた。現場には主演と製作総指揮を務めるアニャ・テイラー=ジョイが姿を見せ、小型トラックに乗り込むシーンを撮影したようだ。米DEADLINEによると本作はマリッサ・ステイプリーのベストセラー小説を映画化するもので、犯罪を繰り返す生活から足を洗った主人公ラッキーが暗い過去から逃れるため、最後にもう一度だけ犯罪に手を染めるという内容。ショーランナーは、『SHOGUN 将軍』のジョナサン・バン・トゥレケンとキャシー・パパス、ジョナサン・トロッパーが共同で務める。ジョナサン・バン・トゥレケンは監督を、キャシー・パパス、ジョナサン・トロッパーは脚本も兼任。共演にはティモシー・オリファント、アネット・ベニングが名を連ねる。
アップルTV+のリミテッドシリーズ『Lucky』は2025年米配信予定。

ロンドンにある五つ星ホテル、セント・パンクラス・ルネッサンス・ロンドン・ホテルの前で、新作映画『Wife & Dog(原題)』の撮影に挑んでいるのは俳優ベネディクト・カンバーバッチ。クラシックな装いで、何やら撮影スタッフと打ち合わせをしている様子が確認できた。また監督のガイ・リッチーと話し込む姿も見られた。本作の詳しい内容は明かされていないが、米DEADLINEによると裏切りに満ちた英国貴族の世界を描く内容になるという。共演はロザムンド・パイク、アンソニー・ホプキンスのほかに、『SHOGUN 将軍』で按針役を演じたコスモ・ジャーヴィスが名を連ねている。製作・監督・脚本をガイ・リッチーが務める。

ロンドン北部のイズリントンにあるジ・アルビオン パブを貸し切り、新作映画『Panic Carefully(原題)』の撮影が行われた。現場には出演者の一人、エディ・レッドメインが姿を見せ、大晦日のパーティシーンを撮影したようだ。その後、店外ではエディがマスクを被り、ショッキングなシーンにも挑んだという。米DEADLINEによると本作は、ネットフリックス『終わらない週末』(2023年)のサム・エスメイル監督が手がけるパラノイアスリラー。エディは事件を起こす危険なキャラクターに扮している。共演は、ジュリア・ロバーツ、エリザベス・オルセン、ジョー・アルウィン。ジュリア・ロバーツはプロデューサーを、サム・エスメイル監督は脚本、プロデューサーを兼任する。

Sienna Miller[シエナ・ミラー]
街角を歩くニット帽を被った美女。その手には拳銃を持っていて……、といってもこちらは新作映画の撮影風景なのでご安心を。アマゾンプライム・ビデオの人気ドラマ『ジャック・ライアン』シリーズの映画版を撮影している最中で、拳銃を持った美女の正体は俳優シエナ・ミラーだ(詳しい役柄は不明)。米DEADLINEによると本作は、ジョン・クラシンスキーがCIA分析官ジャック・ライアンに扮するスパイアクション。これまでにドラマ版は全4シーズンが配信されており、本作はそれを映画化するもの。ジョンは脚本とプロデューサーも兼任。ライアンの上司ジェームズ・グリーア役のウェンデル・ピアース、CIAベネズエラ支局長マイク・ノーベンバー役のマイケル・ケリーが再登板する。監督はアンドリュー・バーンスタインが担当し、共同脚本をアーロン・ラビンが務める。


ニュージーランドで行われている新作映画『Heart of the Beast(原題)』のロケ撮影に参加しているのは俳優ブラッド・ピット。迷彩のパンツを着用し、周囲の様子を眺めている姿がキャッチできた。米DEADLINEによると本作は、アラスカの過酷な荒野の奥深くで小型飛行機が不時着。元陸軍特殊部隊の兵士と引退した軍用犬が命懸けで極地から脱出を試みるサバイバルもの。ブラピは主演とプロデューサーを兼任する。撮影現場には水上飛行機やテントなどが確認できたことから、事故に遭って間もないシーンを撮影したようだ。共演はJ・K・シモンズ。監督・プロデューサーはブラピと『フューリー』(2014年)で組んだデヴィッド・エアーが務め、脚本・製作総指揮をキャメロン・アレクサンダーが担当。『ラ・ラ・ランド』(2016年)の監督デイミアン・チャゼルもプロデューサーに名を連ねる。

オーストラリアのクイーンランド州ゴールドコースト近くにある川で、新作映画の撮影に挑んでいるのは俳優ポール・ラッド。米DEADLINEによると本作は、1997年のヒット作『アナコンダ』を再解釈する内容になるという。共演は『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(2017年)のジャック・ブラック、タンディ・ニュートン。監督・脚本は『マッシブ・タレント』のトム・ゴーミカンが務め、共同脚本としてケヴィン・エッテンが名を連ねる。
映画『アナコンダ(原題)』は2025年12月25日全米公開予定。

イギリスにあるホワイトホール通りを封鎖して撮影を行なっていたのは、俳優マーク・ウォールバーグ。共演のミシェル・モナハンとキット・ハリントンとともに、二階建てバスを舞台にした迫力満点のアクションシーンに挑んだようだ。米DEADLINEによると、この作品はアップルTV+の人気アクション・コメディ『ファミリー・プラン』(2023年)の続編で、舞台はヨーロッパのクリスマス。主人公ダンは家族のために充実した旅行を計画していたが、彼の過去によって予期せぬトラブルが巻き起こるという内容。前作に続き、ダン役をマークが演じ、プロデューサーも兼任。彼の妻役をミシェルが務める。マークに襲いかかっているキット・ハリントンの役柄は明らかになっていない。監督のサイモン・セラン・ジョーンズと脚本のデヴィッド・コッゲシャルも再登板する。製作はアップル・オリジナル・フィルムズほか。

Anne Hathaway、Josh Hartnett[アン・ハサウェイ、ジョシュ・ハートネット]
ニューヨークの街角で走りながら笑顔を振りまいているのは俳優アン・ハサウェイ。彼女は現在、新作映画『Verity(原題)』の撮影に挑んでいる。米DEADLINEによると本作は、コリーン・フーヴァーの同名ベストセラー小説を映像化するスリラー作。ベストセラー作家、ヴェリティ・クロフォード(ハサウェイ)は不可解な事故により人気シリーズを書き終えることが出来なくなる。夫のジェレミー・クロフォードはシリーズを完成させるために、売れない作家アシュリーを雇うことに。豪華なクロフォード邸を訪れたアシュリーは未完成の原稿を見つけるが、そこには家族の過去に関する恐ろしい告白が記されていて……。夫ジェレミー役はジョシュ・ハットネットが、アシュリー役はダコタ・ジョンソンがそれぞれ務める。アンはプロデューサーを、ダコタは製作総指揮を兼任。プロデューサー兼監督は『アイデア・オブ・ユー 大人の愛が叶うまで』でアンとタッグを組んだマイケル・ショウォルター。製作はアマゾンMGMスタジオが担当する。